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2012.04.06

桂正和の世界展

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渋谷に行く用事があって、気になっていたので、ついでに行ってきました。桂正和の世界展。

それほど広いスペースではありませんでしたが、最新「ZETMAN」から、往年の作品まで、様々な原画やイラストなどを見ることが出来ます。コミックや関連グッズなど物販コーナーもあります。

あまりマンガを読まない僕にとって、桂正和は学生時代ハマった数少ない大好きなマンガ家の一人。特に「ウイングマン」は全巻買ったし、アニメのレコードやPCゲーム、超合金もあったなぁ。もう中学生にはなっていたと思いますが、主人公の影響を受けて特撮ヒーローにハマったりもしました。デパートの屋上でやっているヒーローショーを、低学年の小学生や幼児と並んで鑑賞したり(笑)。

また、彼の描く女のコは大変魅力的で、「ウイングマン」もウイングガールが出てくるくらいから、エッチな描写も増えたりして、思春期の僕はドキドキしていたなぁなんてことも思い出します。

「電影少女」以降、ラブコメ、恋愛もののヒットもあり、桂正和の美少女描写の評価は確固たるものになっていきますが、それでいて、一方、ヒーローものを描き続けてくれているのも嬉しいところです。ティム・バートンのバットマンが上映された頃から、その影響を受けたというのは聞いていて、「ZETMAN」が連載開始になった時にはついに来たかと思ったものです。

展示には、「ウイングマン」のコミックスの表紙に使われていたイラストなどもあり、柔らかいパステルカラーのアオイさんのイラストを見てたら、なんか青春時代が蘇ってきて、少し切ないような不思議な気持ちになりました。懐かしいなぁ。

4月9日からは「ZETMAN」の等身大フィギュア?が展示されるそうです。・・・そういえば、桂正和が作って着てたウイングマンのコスチュームも展示して欲しかったなぁと思いだしたりして。もっといろいろ見たかった気もしますが、無料ですし、こんなものかなという気もします。

テレビアニメ「ZETMAN」も始まりますね。期待したいです!

2011.12.11

アレクサンドリア

DVDで映画「アレクサンドリア」(AGORA)を見ました。一応スペイン映画らしい。4世紀、ローマ帝国時代のエジプト、アレクサンドリアを舞台に、天文学者や哲学者として知られるヒュパティアを主人公にした作品。

古代エジプト信仰が否定され、キリスト教が急速に広まる中、アレクサンドリアは混乱し、古代エジプト信仰やユダヤ教への迫害がエスカレートしていきます。人々はキリスト教への改宗を余儀なくされ、アレクサンドリア図書館も異教の施設として破壊されます。

そんななか科学と哲学を信じ、妥協を許さなかった、そして時代に追い詰められていくヒュパティアと、その教え子たちの数奇な運命。

想像も多分にあるとは思われるが、まだアレクサンドリア図書館も、ファロス島の大灯台も存在し、学術や文化の集積地として繁栄するアレクサンドリアの古代都市の再現は非常に興味深かったです。あ、あと、ヒュパティア演じるレイチェル・ワイズも魅力的です。

僕は元々エジプトの歴史に興味があった上、昨年病気で死を強く意識して以来、宗教とは何ぞやという疑問も何となく持っているため、最近、そういった書籍なども読んだりしていて(ま、詳しく勉強しているとかではないのですが(汗))、個人的にはまさにタイムリー、且つ考えさせられる作品でした。

古代エジプト信仰がキリスト教に徹底的に駆逐され、キリスト教はユダヤ教(ユダヤ人)も排除する。その排他的で時に生々しく時に狂気に満ちた光景は、ある種の強烈な宗教批判を感じます。エジプトではその後7世紀ごろから今度はイスラム教が勢力を伸ばし、今度はキリスト教が排斥されていくことになるわけです。現在も、人間は同じようにキリスト教だ、イスラム教だと争っているわけで、宗教がいけないのか、人間が進歩ないのか、ほとほと情けなくさえなります。古代エジプトの信仰(日本の神道と似て宗教と言っても文化と結びついた土着信仰的な色合いも強いですが)も、仏教やヒンドゥー教も、多神教で、絶対的な一神教ではありません。こんなことあまり強調すると世界の多くの人を敵に回しそうですが、どうも一神教は排他的、独善的になりがちでいけませんね。。。

映画に話を戻して、主人公のヒュパティアという女性学者。恥ずかしながら、こんな魅力的な歴史的人物が実在したことを、この映画を見るまで知りませんでした。まさにアレクサンドリア学問のジャンヌ・ダルク!?ジャンヌはナポレオンのフランスだからマズいかな(汗)。

やっぱりエジプトは何かと興味深いなぁ。もう一度アレクサンドリアへ行ってみたくなりました。

http://alexandria.gaga.ne.jp/

ポンペイの柱
▲ポンペイの柱。アレクサンドリア図書館別館の唯一残った柱とも言われている。2007年旅行時に撮影。(エジプト、アレクサンドリア)

カーイトゥ・ベイの要塞
▲カーイトゥ・ベイの要塞。ファロス島の大灯台はこの場所に立っていた。(エジプト、アレクサンドリア)

2011.12.01

タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密

映画「タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密」、見て来ました。
とても楽しみにしていた作品。

オープニングがのんびりはじまって、イイ雰囲気だと思っていたら、序盤から加速度的にスピード感が上がっていって、なんだかハイテンションで最後まで駆け抜ける感じ。テンポは良いですし、キャラクターたちの動きも活き活きしていて、一つ一つのシーンは悪くないのですが、なんだかセリフも過多な印象で、2時間程度の上映時間なのですが、正直疲れてしまいました。。。

背景やキャラクターを時々はもっとゆっくり味わいたかったかな。ストーリーも、ま、ありがちな子供向けアドベンチャー。タンタンの名推理とかあてにしていると大人はちょっと退屈かも。かと言って、小さな子どもにはセリフも展開も少し忙しないんじゃないかな。アクションだけでも充分楽しめるとは思いますが。

3Dも、意識した演出は多く見られるものの、個人的にはどっちでもいい感じ。字幕は気を取られるので、吹き替えがおススメかと。う~ん、やはり3Dは好きになれない。。。

悪くはないです。ただ、期待が大きかった分、ちょっと残念。愛犬スノーウィは可愛かった。でもタンタンはタンタンじゃなくても、それこそインディジョーンズでも物語として成立してしまう気も(汗)。

ヨーロッパでは人気が高く、先に公開されたようですが、興行成績的にはどうだったのかな。2作目も予定はあるようですが、果たして。

2011.11.24

ステキな金縛り

三谷幸喜の才能はだれもが認めるところですし、僕も嫌いというわけではなく、むしろ好きだと思うのですが、なぜかあまり作品を見ていません。古畑や何本かのドラマくらい。舞台はおろか、三谷映画も全くの未体験。なんか雰囲気が舞台みたいな映画が多いなぁみたいな印象くらいしかありませんでした。

そんな僕ですが、ついに三谷映画デビュー。「ステキな金縛り」を観てきました。深津絵里扮する失敗ばかりの新人弁護士が、担当することになったある殺人事件の証人に、西田敏行扮する落ち武者の幽霊を呼んで真実を明らかにしようと奮闘するサスペンスコメディ。

キュートな深津ちゃん、あり得ないキャラクターを感情豊かに演じる西田敏行を軸に、阿部寛、中井喜一、草なぎ剛など脇も豪華。しつこいくらいのギャグの連発、多少強引な展開も気にならないのは、物語の展開がテンポよいからでしょう。2時間20分を超える上映時間は、もう少しコンパクトにまとめるともっと見やすかったのではという気はしますけど。

幽霊や殺人事件がテーマになっている映画ですが、とても楽しく、ホロリとするエンディングも含めなんだか幸せな気分になれる映画。また、映画の広がりは持ちつつ、少しオーバーな演技とかどこか舞台演劇の匂いも感じる。頭に書いたように彼の作品に詳しいわけではありませんが、この感覚が一つの三谷映画の魅力なのかなとは思いました。

ちなみに、テーマソングの「Once in a blue moon」が好き。シンプルな楽曲だけど、久々の深津絵里の歌声が透明感があって、西田敏行のハモリも活きていて、心地よいです。「不思議な髪の人~♪」の歌詞にくすり。

2011.09.27

はやぶさ -HAYABUSA-

映画「はやぶさ -HAYABUSA-」の試写会に行ってきました。

「アポロ13」や「アルマゲドン」のような派手さはなく地味ではあるものの、そこそこ楽しめました。事実に基づくと分かっているからかな。にも関わらず、肝心の主人公が架空の人物というのが痛いところ。純粋にドキュメンタリーに近いものを求めるのか、フィクションとして楽しむものを目指すのかが少々曖昧になってしまった感じは否めません。竹内結子演じる水沢が、宇宙に興味を持ったりスタッフになるきっかけも急にフィクションがかっているし、はやぶさについても結構重大なアドバイスとかしちゃうし。ただ、竹内のコミカルでドタバタした演技が、映画に明るさやテンポを加味しているのも確か。

映画は2時間20分あり、前半の打ち上げまでの展開などは少々冗長に感じる部分もありますが、一時は絶望に瀕しつつも、幾多の苦難を乗り越え、偉業を達成した7年間60億kmに及ぶはやぶさ君の旅は、やはり日本人の琴線に触れるものであることは間違いありません。

イオンエンジンには!?のおばあちゃんから子どもに至るまではやぶさ君の最期には号泣です。はやぶさの地球再突入シーンでは、僕も感極まり、涙を抑えるのに必死でした。ま、ぶっちゃけYouTubeの実際の再突入映像だけでもう何度も泣いてますけどね・・・。それならドキュメンタリーで充分というのは言いっこなしで。

佐野史郎も川口(役名は川渕)さんに雰囲気似ているし、西田敏行も良かったですよ。竹内演じる水沢を筆頭にスタッフが少しオタクキャラ過剰なのは気になりましたけど。

事あるごとに予算予算と言うのにも苦笑いしつつ、ま、でも実際NASAの何分の1か何百の分の1か知れない限られた予算で、コツコツとトライ&エラーを繰り返しては"成果"を積み重ねてきた技術者たちの功績は、日本の誇りだと思います。

冒頭に書いたアポロ計画のように莫大な予算を投じスケールのデカいアメリカとも、技術の蓄積をすっ飛ばして早急にパクり、・・・もとい宇宙技術大国のふりをしたがる東アジア某国とも異なる、日本らしい地味な地道さが生み出した壮大なロマン。

ニュートリノは光より速く、物理法則が覆されるかも、なんてこれからの時代。はやぶさのような話を知って、将来科学あるいは、宇宙を志す子どもたちが増えたら素晴らしいですね。

http://movies.foxjapan.com/hayabusa/


▲はやぶさ君が火の鳥のごとく燃え散った後、カプセルだけが残り輝く光景は何度見ても涙が・・・。

2011.06.22

さや侍

「さや侍」、観て来ました。松本人志監督の3作目。

"30日の業"のネタ連発は監督の過去作に通ずる構成。相変わらず結構スベります。スベるのはともかく、中盤くだらないネタが延々続いて、ちょっとダラけるのも相変わらず。ある意味エンドロールが一番笑ったかも(見れば分かる)。

全体的には、話の筋は分かり易いし、娘のたえ役の子や板尾の演技も相まって、これまでで一番映画らしい映画にはなっています。しかし終盤は、"30日の業"の結末にしろ、エンディングの演出にしろ、唐突感は否めません。ま、これも「大日本人」なんかと同様で、松っちゃんらしいっちゃ松っちゃんらしいのですが。

とは言いつつも、ラストは、素直に感動しました。突飛で、一瞬「ほへっ!?」となることうけあいですが。松っちゃんも、結婚して、人の親になっていろいろ感じることがあったのかな。

http://www.sayazamurai.com/

2011.06.02

手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-

アニメ映画「手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-」を観て来ました。
製作発表時は期待の一作でしたが、事前にあまり評判が宜しくなかったので、一抹の不安を胸に映画館へ。意外にも満員のお客さん。でも、どうやら協賛企業や仏教団体(立正佼成会とか!?)で大量にチケットを配布しているらしい。隣に座っていたオバちゃんなんて、終始興味なさそうだったもんなぁ。

実は3部作の予定で、その1作目だそう。本作はシッダールタが王家を出家するまで、王子として生まれ葛藤する姿を中心に描いています。つまりブッダにはまだなりません。

奴隷出身で貴族に成り上がろうとするチャプラのサイドストーリーも本作の肝の一つ(というかむしろこちらがメインかも)。

合戦シーンや格闘シーンは躍動感があり、なかなかの迫力。とはいえ、全体的には作画も手塚治虫っぽくないし、お世辞にも大作とは呼べない出来。古かったり、どこかの新興宗教団体のアニメ映画かと思うような演出も。仏陀の生涯自体、史実としてはっきりしていない部分も多く、そもそも原作はマンガですし、スーパーパワー的演出がいけないというわけではないのですけど。くさかったり、説明っぽかったりは頂けない。まだ悟りを開いていないわけですし、四苦というか、もっと人間シッダールタの苦悩、葛藤を真っ向から描いて欲しかったです。ま、題材が題材だし、仏教団体の眼も光ってるでしょうし、ある程度は仕方ないのかなぁ。でも、シッダールタを神々しく描くことが、仏教の本質ではないですよね。

あと凄く気になったのは、いくつかのキャラクターの声優の不自然さ、演技の下手さ。それで台無しになっているシーンも少なくない。特にシッダールタの父・シュッドーダナ王(観世清和)。なんなんすか、あれは。別にジブリとかでも、声優の人がやらなくちゃダメ!とかは思わないほうですが、なんで能楽の人?キャスティングは理解に苦しみます。アテレコしていて、誰も何も思わなかったのか疑問。

さらっと仏陀に興味があるとか、子供とかだったら、楽しめるかもしれません。でも、先にも書いたように、この後2作目、3作目と続くとして、それも劇場へ観に行くほどのオススメかと言うと・・・。ただでさえアニメ化、映画化が難しい作品だと思いますが、これでは手塚治虫も浮かばれまい。テコ入れを祈るばかりです。

蛇足ですが、監督の森下孝三って、実写映画「デビルマン」の企画をされた方なんですね・・・。ま、これ以上は書きませんけど。

http://wwws.warnerbros.co.jp/buddha/

2010.12.19

トロン:レガシー

「トロン レガシー」、観て来ました。
映像、デザインがカッコよかったです。ブラックバックに散らばるラインやディスクは、ちょっぴりレトロフューチャーのような感覚もあり。2、30年前はゲームやコンピュータのイメージってこんなんだった気がします。残念ながら既に「マトリックス」という映画が存在する2010年現在、印象が被る部分もあるわけですが、ある意味もっと分かりやすい、というか、かつて僕らがイメージしたデジタル世界に近いっていうか。ディスクの投げ合い、ライトサイクル(バイクみたいなの)バトル、そして空中戦など、暗闇に蛍光のラインが飛び交う数々のバトルシーンは美しく、見物です。

あと、ダフト・パンクの音楽もイイ!世界観とベストマッチ。

ということで、文句なしにオススメ!と言いたいところですが、正直、画面的に黒基調だからというのはさておいても、全体的に暗く重い空気が漂います。僕は幼い頃、コンピュータの世界に閉じ込められる夢を見たことがありますが、この映画も、もし小学生くらいの子どもが観たら、夢はあるけどちょっとどこか怖さを感じるようなそんな夢を見るかもしれませんね。

また、80年代初頭の前作の続編ということもあり、デジタルの世界の表現も陳腐に感じる部分や矛盾も少なくない。親子のドラマも大人が満足するような重厚な物語でもありません。その辺は少し退屈に感じてしまうかも。

あと3Dですが、やっぱりメガネは邪魔だし好きになれませんでした。この映画は、2Dでも充分迫力を感じられるし、楽しめると思います。

http://www.disney.co.jp/tron/

2010.12.10

SPACE BATTLESHIP ヤマト

先日「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を見に行ってきました。
「リターナー」や「ALWAYS」の山崎貴監督ということで、SFXは日本映画としては最高レベル。ヤマトとガミラス艦隊との交戦などはなかなかの迫力です。後半はヤマトから降りての歩兵戦のようなシーンも多く、もっと宇宙戦、艦戦が見たかった気もしますが、この監督は少なくとも日本のSF映画もやればできるじゃないかと思わせてはくれますね。

一方でシナリオは少々退屈なところも。ガミラスやデスラー総統、イスカンダルの描き方についても、実写化にあたって考えた末の結論だと思いますが、特に原作ファンには賛否両論じゃないかな。その点、僕自身は、正直アニメもろくに見たことないし、知識も思い入れもなかったので、それはむしろ良かったかも。主題歌(映画では歌入りはない)で「♪宇宙の彼方 イスカンダルへ」というわりには、何度かワープしてるうちに体感的にはなんか結構あっさりイスカンダルに着いちゃう感じとかはありましたけどね・・・。

2時間18分と結構長いですが、それでもヤマトの物語を描くには少し短かったかなという気はします。キムタクはキムタクだし。しかし、戦艦がそのまま宇宙に飛んじゃうような、誰が考えても実写映画化は厳しいと思われた本作のまさかの映画化。僕はそのチャレンジ精神だけでも嫌いじゃないかなぁ。子どもなんかはきっと喜ぶんじゃないかと思います。

いろいろアニメの映画化は賛否両論起きるけど、「ヤッターマン」も悪くなかったし、次は!?「銀河鉄道999」の映画化は!?

http://yamato-movie.net/

2010.09.05

バイオハザードIV アフター・ライフ

映画「バイオハザードIV アフター・ライフ」、観て来ました。
前作IIIの思わせぶりなエンディングで、東京も舞台になるってんでいろいろ期待する部分もありましたが、結論から言うと、う~んという感じ、いまひとつだったかなぁ。

雨の渋谷の交差点に、傘も差さずに立つ中島美嘉の姿から始まるイントロダクションに期待が高まります。その後序盤からアンブレラ東京本部での熱いバトルが繰り広げられますが、意外にあっさり本部壊滅。サヨナラ東京。結局印象的な日本人は中島美嘉のみという嬉しいんだか悲しんだか。

以降、舞台はアラスカ、ロスの刑務所へと移りますが、前作までの流れでいよいよスケール感爆発するのかと思いきや、逆になんだかこじんまり。しかし、そこはめでたく復帰したポール・W・S・アンダーソン監督のこと、1作目のような閉鎖空間での息詰る展開を描いてくれることを期待しますが、アンデッドは種類も襲い方もワンパターン。どこから襲ってくるんだろうという緊迫感とか、大切な仲間がT-ウイルスに感染して・・・みたいな展開も皆無。愛する妻・ミラを痛めつけるのが忍びなかったのでしょうか!?(そういえば毎回お決まりの如くあったサービスカットもなかったなぁ)

タイラントのような中ボス級モンスターらしきものも途中出てはくるけど、設定も強さも中途半端で残念な感じ。

ちょっといろいろ脚本が「?」というか、弱いかなぁという印象。ミラ演じるアリスは、相変わらずカッコいいけど、前作の超人的な強さはとある理由で鳴りを潜めてしまったり。

初3D化というのを売りにしているようですが、映像的にもなぜか1作目以上に漂うB級感。シリーズのスケールがデカくなり過ぎて、表現も予算も収拾つかずいっそスケールダウンというのはそれはそれでありだと思うのですが、片や大作感にも未練がある感じで、どっちつかずというか。マトリックスの物真似のような映像を3Dで見せられても・・・。個人的には、恥ずかしながら「アバター」も先日DVDで観たくらいで、初3D体験でしたが、3D感もあまり感じなかったし(メガネが悪かったのかもしれませんが)、この映画が3Dである必然性が分かりませんでした。ま、僕自身、テレビなど含めて元々3Dそのものに懐疑的な方ではあるのですけど。

IIIの時は完結編と謳っておいてのあのエンディングで呆然としましたが、IVも大いに続編を予感させるエンディング。今回は完結編なんて言っていないので製作サイドはやる気満々なのかもしれませんが、今回の出来からすると、正直シリーズの将来は厳しいかも・・・。ネタ切れか、新たな切り口で復活なるか。ま、なんだかんだ言っても"バイオ"はゲームも映画も大好きなので、もし次回作もあるとすれば、どうにか盛り返して欲しいところ。

結果IVは、個人的には初っ端の中島美嘉に尽きますね(笑)。とはいえ、セリフなどなくホントに初め数分のイントロダクション部分で、ほとんどストーリー的にはなくてもいいシーンですので、過度の期待は禁物。

http://biohazard4.jp/

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