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2012.03.23

マサダ、死海、エルサレム新市街

ヤッフォ通りを走るLRT
▲ヤッフォ通りを走るLRT(トラム)。昨年2011年末開通した。(エルサレム新市街)

今日はマサダと死海を見に行く計画。マサダ行きのバスに乗るために、まずはタクシーでホテルからセントラル・バスステーションへと向かいます。しかし、朝の渋滞もあって、乗ろうと考えていた8時発のバスには間に合わず。あとになって、タクシーよりもLRT(トラム)のほうが良かったなと後悔しましたが、バスは1時間毎に出ているみたいだし焦っても仕方ないかと、バスステーション内をぷらぷら。

エルサレムのセントラル・バスステーションは、新市街の西にあって、ターミナルになっている3階部分裏手からバスが出られるような造りになっています。建物の中は結構広くて、飲食店から洋服までいろいろなテナントもあります。バスの時間まで、サンドイッチ店でサンドイッチとコーヒーシェイクのセットで朝食。

エルサレム・セントラル・バス・ステーション
▲セントラルバスステーション。兵士だらけの発車待合ロビー。(エルサレム新市街)

http://www.egged.co.il/Eng/

バスはエゲッドバスという元国営バス会社。料金は乗車時に運転席で支払います。エン・ゲディまで所要約1時間30分で36NIS。さらにマサダまでは所要約1時間45分で42NIS。エルサレムを出て、約1時間くらい行くと、荒涼とした土地の向こうに死海の美しいブルーの湖面が見えてきます。バスはそのまま乗っていればマサダまで行きますが、死海を車窓から眺めるだけというのももったいないので、エン・ゲディという場所のパブリックビーチ近くでバスを途中下車してみます。

http://www.deadsea.co.il/

シーズンオフということで、人影はまばら。ちょっとしたレストランやお店もありますが閉まっていました。ビーチは無料で入場OK。とりあえず湖岸まで近づいてみます。天気は最高に良かったのですが、風が強く、体感温度は十数度といったところ。寒くて湖面は波立ってるし、水の中に入るのはやめておきました。何人か入っている人はいましたが、みんな唇紫で震えていました。死海というとまず浮かぶのは、優雅に浮いて新聞や本を読んでいるイメージですが、この日は無理。当たり前ですが、あれを体験したいなら来るのは夏ですね(苦笑)。試しに、死海の水を舐めてみます。苦い!塩分濃度は約30%、海の10倍らしいです。ビーチと銘打っていますが、湖岸は急斜面の下で石ころだらけです。有料のスパリゾートでは泥ビーチで泥パックが出来たりもするみたいです。

塩害などもあってか、死海の周囲は緑もまばらで、また一見美しい水の中に魚は生息していないんですよね。そうそう、死海一帯は世界で一番低い地表でもあるとか。一番高いチョモランマに登頂するのはなかなか難しいですが、低い方はバスで来れますね(笑)。

パラソルなどがある休憩用のスペース
▲パラソルなどがある休憩用のスペース。この先が急斜面になっていて、ビーチ(死海の湖岸)はその下。(エン・ゲディ、パブリック・ビーチ)

エン・ゲディ、パブリック・ビーチ
▲シーズンオフの寒いなか泳いでいる(浮かんでいる?)強者も。(エン・ゲディ、パブリック・ビーチ)

死海の湖岸
▲波は泡立ち、塩が結晶化してくっ付いた石が転がる。(エン・ゲディ、パブリック・ビーチ)

再びバス停からバスに乗り15分もすると、たくさんの4~500mの岩山の合間に、マサダの遺跡を有する岩山が姿を現します。遺跡は岩山の頂上部にあり、麓から徒歩またはロープウェイで登ります。売店やレストラン、フードコート、ちょっとした史料展示などがあるビジターセンターでチケットを購入、もちろんロープウェイです。

岩山の急な壁面を登ると、頂上部は南北600m東西300m程度の比較的なだらかな台地となっており、一面に要塞跡があります。紀元前120年頃から要塞が築かれ、(紀元後)73年頃には、ユダヤ戦争の最後まで抵抗したユダヤ人が約2年間立て籠もり集団自決した場所。数百年に渡りその場所さえ不明となっていましたが、1838年に発見されたそうです。

要塞はローマ帝国軍に破壊されたそうですが、シナゴーグ(ユダヤ教の会堂)や浴場、住居、倉庫など様々な建物跡が発掘されています。後のビザンチン時代の(キリスト教)教会跡なんかもあって、ここでは現在も何やら儀式が行われていました。

見渡す限り広がる荒野と美しい死海の景色も素晴らしいです。壮大な絶景ですが、どこか寂しさというか静けさを帯びている感じがしました。このような場所に要塞を築いたというのも、またそこに1,000人近い人々が数年も立て籠もったというのも驚きです。マサダは現在、国防軍の入隊式が行われるなど、ユダヤ人にとって民族の苦難に思いを馳せ、国家への忠誠を誓う特別な場所だといいます。「マサダの悲劇は二度と繰り返さない」との誓いは、ユダヤ人の民族と国家への頑強なまでの思いへとつながっているのでしょう。

マサダの岩山
▲少し離れた死海湖岸から見たマサダの岩山。(マサダ)

マサダのロープウェイ駅
▲ロープウェイ、山頂駅。数分で頂上へ。徒歩だと1時間はかかるらしい。(マサダ)

マサダから死海南方を眺める
▲マサダから死海南方を眺める。(マサダ)

マサダ
マサダ
▲多くは破壊されたが、壁の漆喰や床のモザイクなどが残っているところもある。(マサダ)

北の宮殿跡
▲北側の壁面には、ヘロデ大王が建てたという北の宮殿跡がある。(マサダ)

夕方、エルサレムへ戻り、ホテルへの帰りがてら新市街を少し歩いてみます。マハネー・イェフダー市場は、生鮮食品や飲食料品などが集まった市場。ヘブライ語の看板が多いなど、アラブ系のスークとは少し雰囲気が違うかな。旧市街へと向かうメインストリート・ヤッフォ通りを歩きつつ、時たま一本二本入ったベン・イェフダー通りなどを散策。たくさんのお店があり賑やか。途中AHAVAのお店があったので、これだけは忘れず買っておこうと思っていた死海の塩の石鹸をお土産に買います。2個で70NIS。石鹸にしては高いですが、4個買ったら2個オマケしてくれました。

http://www.ahava.com/

マハネー・イェフダー市場
▲マハネー・イェフダー市場。(エルサレム新市街)

ヤッフォ通り
▲ヤッフォ通り。(エルサレム新市街)

ユダヤの帽子キッパ専門店
▲行こうみんなでキッパマン!♪ユダヤの帽子キッパ専門店。(エルサレム新市街)

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