contact

音楽

ゲーム

« 2011年8月 | トップページ | 2011年11月 »

2011.09.27

はやぶさ -HAYABUSA-

映画「はやぶさ -HAYABUSA-」の試写会に行ってきました。

「アポロ13」や「アルマゲドン」のような派手さはなく地味ではあるものの、そこそこ楽しめました。事実に基づくと分かっているからかな。にも関わらず、肝心の主人公が架空の人物というのが痛いところ。純粋にドキュメンタリーに近いものを求めるのか、フィクションとして楽しむものを目指すのかが少々曖昧になってしまった感じは否めません。竹内結子演じる水沢が、宇宙に興味を持ったりスタッフになるきっかけも急にフィクションがかっているし、はやぶさについても結構重大なアドバイスとかしちゃうし。ただ、竹内のコミカルでドタバタした演技が、映画に明るさやテンポを加味しているのも確か。

映画は2時間20分あり、前半の打ち上げまでの展開などは少々冗長に感じる部分もありますが、一時は絶望に瀕しつつも、幾多の苦難を乗り越え、偉業を達成した7年間60億kmに及ぶはやぶさ君の旅は、やはり日本人の琴線に触れるものであることは間違いありません。

イオンエンジンには!?のおばあちゃんから子どもに至るまではやぶさ君の最期には号泣です。はやぶさの地球再突入シーンでは、僕も感極まり、涙を抑えるのに必死でした。ま、ぶっちゃけYouTubeの実際の再突入映像だけでもう何度も泣いてますけどね・・・。それならドキュメンタリーで充分というのは言いっこなしで。

佐野史郎も川口(役名は川渕)さんに雰囲気似ているし、西田敏行も良かったですよ。竹内演じる水沢を筆頭にスタッフが少しオタクキャラ過剰なのは気になりましたけど。

事あるごとに予算予算と言うのにも苦笑いしつつ、ま、でも実際NASAの何分の1か何百の分の1か知れない限られた予算で、コツコツとトライ&エラーを繰り返しては"成果"を積み重ねてきた技術者たちの功績は、日本の誇りだと思います。

冒頭に書いたアポロ計画のように莫大な予算を投じスケールのデカいアメリカとも、技術の蓄積をすっ飛ばして早急にパクり、・・・もとい宇宙技術大国のふりをしたがる東アジア某国とも異なる、日本らしい地味な地道さが生み出した壮大なロマン。

ニュートリノは光より速く、物理法則が覆されるかも、なんてこれからの時代。はやぶさのような話を知って、将来科学あるいは、宇宙を志す子どもたちが増えたら素晴らしいですね。

http://movies.foxjapan.com/hayabusa/


▲はやぶさ君が火の鳥のごとく燃え散った後、カプセルだけが残り輝く光景は何度見ても涙が・・・。

2011.09.10

熊本城

熊本城の長塀
▲熊本城の長塀。(熊本)

帰京する日の朝、出発まで少し時間があったので、熊本城へ。

ホテルから近かったので、加藤清正像や長塀を眺め、坪井川を渡り、徒歩で向かいます。南西の櫨方門から入城。迷路のような石垣、階段を昇っていくと、やがて本丸御殿そして天守閣がそびえる中心部分に辿り着きます。

まず数奇屋丸、宇土櫓を見学。天守閣などは西南戦争時に焼けてしまい復元されたものですが、宇土櫓は約400年前に建てられてから焼け残った唯一の櫓だそうです。その後、天守閣、本丸御殿を見学。天守閣は外観は美しいのですが、内部は日本の復元された城にありがちなコンクリート造の博物館のようになっていて、復元に出資した人の名札を並べた部屋などがあり、少し味気ない。でも最上階からの眺めは熊本を一望できて爽快です。

二様の石垣
▲二様の石垣。上に行くほど反りが大きくなる「武者返し」。(熊本城)

熊本城、天守閣
▲天守閣。(熊本城)

本丸御殿は3年前に復元されたばかりで、今回初めて訪れるので特に楽しみにしていました。外観や大方の部屋は一見地味。しかし天守閣と違ってたくさんの丸太による梁など丁寧な木組みで忠実に復元された内部は興味深い。見ものは、金箔、漆塗りで彩られた昭君之間。部屋に入ることは出来ませんが、ガイドさんが常に立っていて説明してくれます。眩しい金色ながら草花が描かれた天井や中国の古事が描かれた襖絵は繊細で上品。加藤清正の当時の権力、威厳を感じます。

熊本城本丸御殿、若松之間から覗く昭君之間
▲若松之間から覗く昭君之間。(熊本城)

城のすぐそばには、新たに土産や飲食店が集まった桜の小路という施設や、人形劇などを行う歴史体験施設なんかも出来て、日本有数の名城を堪能しました。

出発を前に、熊本交通センターの地下商店街で少し早めの昼食を取ることに。やはり最後はという感じで、熊本ラーメン老舗こむらさきの支店へ。交通センターでは、こむらさきと桂花の支店が向かい合って店舗を構えていましたが、桂花は確か新宿など東京でも食べられるので、こむらさきを選択。最近は熊本ラーメンも進化して、趣向を凝らした新手の人気店舗もあるようですが、やはり濃厚豚骨にマー油、焦がしニンニク、木耳の昔ながらの熊本ラーメンも捨て難いですね。よかばい、美味かばい。

シルシルミシルで見て(笑)無性に食べたくなっていたお菓子、その名も武者返しを買い込み、午後早々の飛行機で帰京の途に。久方ぶりの熊本。法事で祖父母との想い出を振り返ったこともあり、なんだか第二の故郷に帰ってきたような気持ちになれました。

こむらさきの熊本ラーメン
▲こむらさきのラーメン。(熊本)

2011.09.04

阿蘇

僕の祖父母は、母方父方ともに熊本に住んでいました。子供の頃は、よく夏休みや正月休みになると新幹線やブルートレインに乗って「帰省」したのを思い出します。しかし祖父母が次々に亡くなってからは、次第にそんな機会もなくなっていきました。

この夏、父方で十数年ぶりに偲ぶ会的な法事を行うということで、久しぶりに訪れることに。法事と言っても父方はプロテスタントなので、牧師さんを呼んで、賛美歌を歌ったり。翌日は日曜日だったので、日曜ミサにもお邪魔したり。ま、父は洗礼を受けておらずウチの家庭自体は信者ではないので、賛美歌も口パク(父は歌えるみたい)ですが、なんだか心が少し洗われたような。

初日の夜は、中国名菜 儷郷という中華料理店で親戚一同でお食事。この店小泉元首相や森元首相、道場六三郎なんかも訪れている名店なんだとか(サイン色紙も発見)。メニューはいたって普通の中華ですが、炒飯や小龍包、熊本ならではの太平燕(タイピーエン)などを頂きました。太平燕、春雨はあまり得意ではないのですが、揚げ卵が好き。

http://reikyo.food.officelive.com/

さて、法事で来たとは言え、それのみで東京に帰るのはもったいないというわけで、2日目午後には親戚のクルマで阿蘇へドライブ。

途中、南阿蘇、俵山峠で一休み。阿蘇山南西の展望ポイント。俵山には風力発電の大きな風車がいくつも回り、阿蘇もパラノマで一望できます。

俵山峠の展望所
▲俵山峠の展望所。阿蘇五岳が一望できる。(熊本県、阿蘇)

俵山周辺の風車
▲俵山周辺の風車。頑張れ自然エネルギー(笑)。(熊本県、阿蘇)

南側から中岳火口へ向け登って行きます。河口近くの公園道路は有料。やがてこれまでの緑豊かな風景から一変、荒涼とした砂千里ヶ浜、そしてまるで火星のクレーターのような中岳火口が見えてきます。駐車場にクルマを止め、火口まで歩きます。吹き付ける強い風に乗って漂ってくる硫黄臭。広大な山頂付近には火山弾等から身を守るための避難用シェルターがいくつか築かれていて、なんとも異様な光景。火口縁の外側を登り切ると見えてくるのは大きくぽっかりと口を開けた火口。第七まである火口のうち、現在活動しているのは第一火口。火口の中央にはエメラルドブルーの熱湯が煮立ち、ガスを噴出しています。火山国・日本ですが、こうして活火山の火口をまじまじと眺めることって、あまりないですよね。

中岳火口周辺の散策路
▲中岳火口周辺の散策路。遠くに見えるのは避難用シェルター。(熊本県、阿蘇)

阿蘇中岳の第一火口
▲阿蘇中岳の第一火口。この日は落ち着いてる方?(熊本県、阿蘇)

帰路。草千里ヶ浜でもちょっとクルマを降りて、散策。気持ちよく広がる草原。乗馬をしている人もいたりして、のどかな風景。しばらく気持ちいい風に当たって、いいリフレッシュになりました。

夜は親戚宅で、馬刺しやらカラシ蓮根やら熊本名物を織り交ぜた夕食で、親戚一同団欒。思い起こせば幼少の頃こそ熊本はよく訪れたものの、阿蘇に訪れたのは、もしかしたら高校の修学旅行以来かも。その時は確か霧が酷くて火口が見えないか、キャンセルになったような覚えが。懐かしいなぁ。

草千里ヶ浜
▲草千里ヶ浜。広がる草原が気持ちいい。でも向こうのくぼ地は火口跡らしい。(熊本県、阿蘇)

米塚
▲米塚。これもプチ火山。盛った米の上をすくい取ったような形が名前の由来。なんか好き。(熊本県、阿蘇)

« 2011年8月 | トップページ | 2011年11月 »

無料ブログはココログ