さや侍
「さや侍」、観て来ました。松本人志監督の3作目。
"30日の業"のネタ連発は監督の過去作に通ずる構成。相変わらず結構スベります。スベるのはともかく、中盤くだらないネタが延々続いて、ちょっとダラけるのも相変わらず。ある意味エンドロールが一番笑ったかも(見れば分かる)。
全体的には、話の筋は分かり易いし、娘のたえ役の子や板尾の演技も相まって、これまでで一番映画らしい映画にはなっています。しかし終盤は、"30日の業"の結末にしろ、エンディングの演出にしろ、唐突感は否めません。ま、これも「大日本人」なんかと同様で、松っちゃんらしいっちゃ松っちゃんらしいのですが。
とは言いつつも、ラストは、素直に感動しました。突飛で、一瞬「ほへっ!?」となることうけあいですが。松っちゃんも、結婚して、人の親になっていろいろ感じることがあったのかな。
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