contact

音楽

ゲーム

« シューマート、オポンマーケット、ジョリビー、フィリピン料理 | トップページ | 葛西臨海水族園 »

2011.06.02

手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-

アニメ映画「手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-」を観て来ました。
製作発表時は期待の一作でしたが、事前にあまり評判が宜しくなかったので、一抹の不安を胸に映画館へ。意外にも満員のお客さん。でも、どうやら協賛企業や仏教団体(立正佼成会とか!?)で大量にチケットを配布しているらしい。隣に座っていたオバちゃんなんて、終始興味なさそうだったもんなぁ。

実は3部作の予定で、その1作目だそう。本作はシッダールタが王家を出家するまで、王子として生まれ葛藤する姿を中心に描いています。つまりブッダにはまだなりません。

奴隷出身で貴族に成り上がろうとするチャプラのサイドストーリーも本作の肝の一つ(というかむしろこちらがメインかも)。

合戦シーンや格闘シーンは躍動感があり、なかなかの迫力。とはいえ、全体的には作画も手塚治虫っぽくないし、お世辞にも大作とは呼べない出来。古かったり、どこかの新興宗教団体のアニメ映画かと思うような演出も。仏陀の生涯自体、史実としてはっきりしていない部分も多く、そもそも原作はマンガですし、スーパーパワー的演出がいけないというわけではないのですけど。くさかったり、説明っぽかったりは頂けない。まだ悟りを開いていないわけですし、四苦というか、もっと人間シッダールタの苦悩、葛藤を真っ向から描いて欲しかったです。ま、題材が題材だし、仏教団体の眼も光ってるでしょうし、ある程度は仕方ないのかなぁ。でも、シッダールタを神々しく描くことが、仏教の本質ではないですよね。

あと凄く気になったのは、いくつかのキャラクターの声優の不自然さ、演技の下手さ。それで台無しになっているシーンも少なくない。特にシッダールタの父・シュッドーダナ王(観世清和)。なんなんすか、あれは。別にジブリとかでも、声優の人がやらなくちゃダメ!とかは思わないほうですが、なんで能楽の人?キャスティングは理解に苦しみます。アテレコしていて、誰も何も思わなかったのか疑問。

さらっと仏陀に興味があるとか、子供とかだったら、楽しめるかもしれません。でも、先にも書いたように、この後2作目、3作目と続くとして、それも劇場へ観に行くほどのオススメかと言うと・・・。ただでさえアニメ化、映画化が難しい作品だと思いますが、これでは手塚治虫も浮かばれまい。テコ入れを祈るばかりです。

蛇足ですが、監督の森下孝三って、実写映画「デビルマン」の企画をされた方なんですね・・・。ま、これ以上は書きませんけど。

http://wwws.warnerbros.co.jp/buddha/

« シューマート、オポンマーケット、ジョリビー、フィリピン料理 | トップページ | 葛西臨海水族園 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

[僕もブッダ見に行きましたぁ。
主さんの記事読んでいて正直イラつきました。
質問です。手塚さんぽいってなんですか?そう思っていた
としても、映画には手塚治虫のブッタって書いてあるんですから、
そんなに批判しなくていいじゃないですか。

って思いました。despair

>俊哉さん
コメントありがとうございます!
批判したっていいじゃないですか、とも思いますけど(笑)。
手塚さんっぽくないってのは、記事に「作画」としっかり書いてあります。「映画には手塚治虫のブッタって書いてある」の意味が分かりません。タイトル、ですよね?手塚治虫の原作は好きですが、手塚さんが映画を見て付けたわけではありませんから・・・。

もちろんこの映画が素晴らしかったという人は、それはそれでいいと思いますよ。あまりそういう意見を私は聞きませんでしたけど。製作中止かと思ってたら、今秋2作目が公開予定だとか!映画館に行くかは微妙ですが、監督や脚本も変わるようですし、記事に書いた「テコ入れ」を期待したいです。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4825/51836622

この記事へのトラックバック一覧です: 手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-:

« シューマート、オポンマーケット、ジョリビー、フィリピン料理 | トップページ | 葛西臨海水族園 »

無料ブログはココログ