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2010.09.28

奥多摩、大岳山、御岳山で、屋久島予行演習

奥多摩、大岳山、御岳山へ行ってきました。
御岳山は山頂に武蔵御嶽神社、周囲には山荘やお土産屋の集落もあり、ケーブルカーとちょっとした徒歩で行くことが出来ます。

http://www.mitaketozan.co.jp/

クルマを置き、御岳登山鉄道滝本駅へ。ケーブルカーは、そこから標高831mの御岳山駅まで標高差約420mを約6分で登ります。平均勾配は関東一とのことですが、残念ながら周囲は杉植林に囲まれていて、車内での見晴らしはそれほど良くありません。

上の御岳山駅から武蔵御嶽神社までは、両脇に山荘やお土産屋の並ぶ舗装された小道を歩き、数分程度。この後の登山の無事を祈りました。

御岳山登山鉄道、滝本駅
▲御岳山登山鉄道、滝本駅。SUICAも使えます。(東京都、青梅市)

御岳山登山鉄道ケーブルカー。これは日の出号
▲御岳山登山鉄道ケーブルカー。これは日の出号。

武蔵御嶽神社の参道
▲御岳山、お土産屋が並ぶ武蔵御嶽神社の参道。

御岳山頂にある武蔵御嶽神社。拝殿
▲御岳山頂にある武蔵御嶽神社。拝殿。(東京都、青梅市)

日の出山。遠くに白い屋根の西武ドームも見える
▲大岳山へ向かう途中の眺望。手前は日の出山。遠くに白い屋根の西武ドームも見える。

今日の目標である大岳山へはいくつかのルートがありますが、その手前にある奥の院(男具那ノ峰)を超えて行くことに。9時30分頃。御岳山の観光地の雰囲気から、ハイキング、登山の雰囲気へと変わっていきます。

ハイキングレベルと甘く見ていましたが、久々の登山で、かつ先日入院して以来身体が万全でないこともあって、登り始めはキツかった。若干右足がふらつくこともあって岩や木の根に苦戦。退院して1ヶ月ちょっと、まだ早かったかなとか、大岳山までは無理かなとか、弱音を吐きつつ、しかしなんとか奥の院山頂(1077m)にたどり着きます。山頂には小さな祠があるのみですが、お酒や野菜がお供えしてありました。あまり眺望は良くないが、広いスペースがあるのでとりあえず一休み。

その後、奥の院を下って、鍋割山は巻き道と書かれた道を進んでスルー、大岳山へ向かいます。しばし比較的緩やかな道が続い後、しばらくするとまた所々岩肌で鎖の張られた道など次第に道が険しくなっていきます。トレイル・ランで走り去る人、楽しげに歓談しながら追い越していく山ガールたちを横目に、「倒れる前の俺だったら負けなかったはず」などと意味のない負け惜しみを思いながらも、着実に一歩一歩進んでいきます。

大岳山頂を目指す途中には、数年前に閉鎖されすっかり廃墟と化した大岳山荘があります。そばにある展望デッキも残念ながらコンクリート崩壊の恐れがあるということで立ち入り禁止。公衆トイレは使用できました。

大岳山荘のすぐ上には大岳神社があります。拝殿も埃にまみれ障子のビニールが破けていたり、こちらもなんだか少し荒んだ感じ。時間はそろそろお昼時。神社近辺には所々広いスペースがあるため、登山客が思い思いに弁当などを広げて休んでいました。

ここからもう一息頑張って、今日の一番の目標、大岳山頂に到着。標高1266m。たくさんの人。ちょうどお昼時ということもあり、みなお弁当などを広げていました。この日はちょっと天気が曇り始め、木や雑草が生い茂り妨げになってはいたものの、南西側の眺望が開けていて、奥多摩の景色が望めます。

大岳山、山頂。標高1266m
▲大岳山、山頂。標高1266m。

山頂はかなり多くの人で混んでいたので、ちょっと下ったところにある木陰の広いスペースに腰と荷物を降ろし、つかの間のランチタイム。同行者が持参してくれたガスバーナーとお鍋でインスタントラーメンを作って、コンビニで買ってきたおにぎりといただきました。なんでもない食べ物でも山に自然に囲まれて食べると格別ですね。

さあ、今度は御岳山に戻る帰路です。違うコースを通って帰ったほうが面白いかと、途中から岩石園(ロックガーデン)方面へ。15時過ぎ。綾広の滝の側から入り、沢をゆっくりくだって行きます。綾広の滝は、落差10mほどというこじんまりした感じですが、今回の道中初めての水辺、沢ということで水の音、景色に癒されます。岩石園は、渓流沿いに作られた遊歩道で1.5kmほど続きます。苔生した岩に囲まれ、広葉樹の木の感じとか全然違うだろうけど、ちょっとだけ2週間後の屋久島先取り気分。

天狗岩と呼ばれる上には祠のある巨石のある分岐に到着。案内板の片方は御岳山駅、もう一方は七代の滝と書かれています。七代の滝を見たい!ということで、そちらに行きましたが、階段などもある急勾配を結構な距離下ります。

滝では、御岳山の山荘で行っている滝行ツアーのご一行が来ていて、やっとこさ階段を降り岩陰にある滝つぼのほうへと行こうとしたら、「滝行するため、岩の向こうでちょっと女性陣が着替えているので、少し待って欲しい」と言われました。登山スタイルで来て、滝のそばで着替えるんですね・・・。

この時は夕方でしたが、日中にも行っているらしく、山を登っている途中、何やら人の叫び声のようなものが聞こえていったいなんだろうと思ったのですが、正体はこの滝行だったようです。

七代の滝自体は落差8mほどの小さな滝、かと思ったら落差50mに渡って連なる滝の総称だそうで、僕らが見学したのはその下から4段目の部分なのだとか。

七代の滝から御岳山駅への道は勾配は緩やかだけど延々と続く登り階段。さすがに足も疲れ、膝も笑うような状態で、岩石園歩いているときはもうこのままの比較的楽な感じで御岳山到着かなと思っていたこともあって、正直キツかったです。

綾広の滝。御岳山岩石園
▲綾広の滝。御岳山岩石園。

御岳山岩石園
▲御岳山岩石園。

七代の滝
▲七代の滝。8段のうちの下から4段目。近くの山荘で開催している滝行ツアーの一行が白装束に着替え、滝行に挑んでいた。

しかし永遠に続くかと思われた階段もついには終わり、武蔵御嶽神社の石段を降り、参道を戻り、無事ケーブルカーの御岳山駅に到着。17時頃で、9時出発だったので約8時間。人によっては何てことはないハイキングコースでしょうけど、奥の院も登って、七代の滝まで降りてまた登って、高低差にすると結構歩いたと思うし、一定の達成感を感じつつ、終わってみれば楽しい一日でした。翌日の筋肉痛が怖い(苦笑)。

2週後の連休には、知り合いと3泊4日で屋久島へ行く予定。病気で倒れる前に立てた計画で、今回の登山の結果次第では中止しようかとも思っていましたが、余裕とは言えないまでも今回のようにどうにか縄文杉まで行けるのではないかと考えています。多少足元の安定感、体力は落ちたけど、頭痛とか吐気とかはほとんど感じなかったし。

縄文杉、どうか行けますように。

御岳山
▲御岳山。山の上に山荘などの集落が見える。

ケーブルカーで山を降りる
▲ケーブルカーで山を降りる。お疲れ様でした。

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