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2010.05.09

ベトナムに新幹線が走る日

僕がカンボジアからハノイを経由して日本へ帰った日、日本政府から前原国交相や国家戦略相がベトナムを訪問。新幹線を売り込もうということらしい。

昨今先進国による新興国への公共事業のトップセールスは盛んで、日本は出遅れているとか。中国はつい数年前日本の新幹線はじめ諸外国から取り入れた技術を吸収して、早速「中国製」高速鉄道の海外セールスに余念がない。同様に日本から原子力のノウハウを吸収したといわれる韓国も、原発をセールスしてまわっている。

カンボジアの復興支援、遺跡の修復にいち早く尽力した日本。しかし、急速に復興、発展するシェムリアップの町には、ハングルの看板が増え、今や韓国語人気は日本語を凌ぐと聞きました。韓国によって建てられたという教会や学校には、クメール語や英語よりも大きく、これ見よがしにハングルが掲げられていました。

支援を自国への権益に繋げるという発想は当然思惑としてはあるとしても、日本人の感覚からすると、それを表面に出したり、露骨に動きを見せることにはどこか抵抗感があると思います。しかしそうこう言っているうちに、世界の他国たちが、我先にとばかりどんどんおいしいところを持っていってしまっている感じ。

一方で、日本国内メディアを見ていると、二言目には歴史認識だのを持ち出す中朝韓の日本観があたかもアジア、世界全体の観方と錯覚しがちになりますが、実際はそんなことはありません。アジア諸国はじめ世界各国を訪れても、少なくとも、日本、日本人に対し、攻撃的な強い反感を示されることはごく稀。むしろ、親日的な国や人に多く出会うことに驚きさえ感じるほど。それは、経済的な影響力のみでは、絶対に築くことはできません。

新興国の市場、資源などを制することが重要な国家戦略であるのは、誰が見ても疑いの余地はありません。しかし、中国のようなイナゴのように押し寄せて掻っ攫う政策は、半ば新たな植民地化であり、長期的に見れば国の信頼度を下げるマイナスも大きいと思います。キレイごとだけでは置いてきぼりになりますが、時にキレイごとが力を発揮するタイミングが来る可能性もある。日本はどちらにどのように舵を切るのでしょう。やはり真ん中を上手く航行するのがいいのかな。

ま、大きな話はともかく、とりあえず東京からカンボジアへの直行便が欲しいです。

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