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2010.04.29

アンコール・ワット、プノン・バケンの夕陽、アプサラ・ダンス

昼食後ホテルで1時間弱休憩を取り、午後は、いよいよアンコール・ワットです。シェムリアップ中心部からクルマで15分程度走ると、アンコール・ワットの広いお堀(環濠)が見えてきます。かつては外部からの侵入を妨げるため、ワニが飼われていたといいます。バスを降りて西参道正面から、敷地内へ。

アンコール・ワット
▲アンコール・ワット。

西塔門を抜け、参道の向こうに見える祠堂。長年憧れであったアンコール・ワットの光景に、胸が高鳴ります。カンボジア和平から20年余り、かつては荒れ放題だったという参道の敷石もすっかり修復され、多くの観光客がひしめくように歩いています。

まずはアンコール・ワットの中心、第三回廊へ。2007年から修復工事で立入禁止でしたが、幸いにも今年1月より一般公開が再開。入場制限もあり、場合によっては入場できないことがあるとガイドに脅されていましたが、この日行列はそれほどでもなく、無事入場出来ました。中央祠堂の急な階段には、安全面や遺跡保護の考慮か、元々の石段の上に木と鉄骨の階段が組まれていて、一般見学客はそこを登ります。

たくさんの人が見学しているのにどことなく漂う静けさと神聖さ。回廊の窓の隙間から眺める景色も印象的。荘厳な伽藍と参道を見下ろし、寺院を囲む深い森が延々と広がる光景は美しいです。

第三回廊への階段
▲第三回廊への階段。登り降りする多くの観光客。(アンコール・ワット)

第三回廊から西参道方面を望む
▲第三回廊から西参道方面を望む。(アンコール・ワット)

アンコール・ワットは12世紀、時の王であったスールヤヴァルマン二世が建てたとされるヒンドゥ教の寺院。現在は仏教に改宗しているということで仏像が置かれていますが、後世で勝手に改宗しちゃっていいもんなんでしょうか・・・。アンコール遺跡群には、その時代時代、時の王の信教、あるいは宗教の争いによって、ヒンドゥ教と仏教が混在しているのが印象的です。ところで、アンコール王朝の王たちの名前、これがなかなかややこしいです。スールヤヴァルマン二世、ジャヤヴァルマン七世だけはやっとどうにか覚えましたが(苦笑)。

第三回廊から降りた後は、第一回廊の南側を見学。長い回廊の壁一面に彫られたレリーフは迫力。「乳海攪拌」、「マハーバーラタ」といった神話に基づいたもの、スールヤヴァルマン二世の行軍を描いたもの。王と神を重ね合わせているのは、エジプトもそうであったし、時代を越えて、世界共通ですね。神話も面白い。「乳海攪拌」なんて不死の薬を作るのに、ミルクの海を1000年蛇で綱引きしながら掻き混ぜるという(苦笑)。ヒンドゥは神々のキャラクターもユニークで、ホント興味深いです。

乳海攪拌をモチーフにした彫像
▲乳海攪拌をモチーフにした彫像は、アンコール・ワットのみならず遺跡のあちこちにある。これは、アンコール・トム、勝利の門にあった彫像。(アンコール・トム)

第一回廊南側。天国と地獄を描いたレリーフ
▲第一回廊南側。天国と地獄を描いたレリーフ。(アンコール・ワット)

デバター
▲壁面のあちこちで舞い微笑むデバターと呼ばれる女官を描いたレリーフ。これは東側の第二回廊の内側外壁にある4人並んで描かれたデバター。(アンコール・ワット)

アプサラやハヌマーンなどの格好をした人たち
▲西塔門の辺りに、アプサラやハヌマーンなどの格好をした人たちが。パフォーマンスだろうか。(アンコール・ワット)

午前中アンコール・トムではスコールに見舞われた天気もすっかり晴れ、今回の旅のメインイベントとも言えるアンコール・ワットはしっかり堪能できました。最後の最後バスへ戻る途中、ガイドさんを見失い、ツアー一行とはぐれかけたので、油断ならないところですが(汗)。

シェムリアップに戻る前に、プノン・バケンで夕陽鑑賞。プノン・バケンは、アンコール・トムの南にある小高い丘の上に建つピラミッド型の寺院。約60mの丘をグルッと取り巻く山道を歩いて登ります。360度広がるジャングルの合間に、シェムリアップの街や西バライ(溜池)、そしてアンコール・ワットなどの遺跡が見渡せる最高の展望。森が、西バライの水面が、徐々にオレンジに染まっていく夕暮れは、美しい。たくさんの観光客が訪れるのも納得。あまり最後まで夕陽を見ていると帰路の山道が混雑、暗く危険だということで、少し早めに下り始めたのですが、その途中での夕陽がまた美しく、ちょっと名残惜しかったです。ちなみに、未舗装の上り下りはきつい!という人は、ゾウで運んでくれる有料サービスもあります。

プノン・バケン
▲プノン・バケン。上には夕陽鑑賞に集まった人たちでいっぱい(プノン・バケン)

プノンバケンから。向こうにはアンコール・ワットも見える
▲向こうにはアンコール・ワットも見える。意外に良いビデオカメラを持っている僧もいてビックリしたが、タイなど国外から参拝に来ているのだろうか。(プノン・バケン)

プノン・バケンの夕陽プノン・バケンの夕陽
▲西バライの水面に映る夕陽。丘を下る際が最高潮だった。(プノン・バケン)

夕食は、チュナン・ダイというカンボジア風鍋。春雨なんかも入っていて日本の鍋と大差ないですが、つけだれは大豆を発酵させたという少し独特のクセのあるものでした。近くに座っていたオバちゃんは嫌いそうでしたが、僕は結構いけたかな。しかし、こんな暑い国で鍋って!意外にも地元の人も結構食べるらしいです。

チュナン・ダイ

この日のお店、ラッキー・アンコール・レストランはJHCというツアーの現地旅行社直営。旅行社やレストランは、山本日本語学校という教育施設と共に運営されていて、カンボジアの復興支援にも繋がっているようです。素晴らしい。数ヶ月から1年かけて日本語を学ぶそうですが、彼らの活躍の場を広げるためには、もっと日本人がカンボジアを訪れて、友好も深めていかなくちゃいけませんね。

http://www.angkor-tour.com/

僕らが案内されたのは座敷の大部屋で、鍋もカセットコンロ、まるで熱海かどこかの宴会場さながら。舞台も金屏風で、本当にここはシェムリアップか!?とちょっと不思議な気分。

スパエク・トーイと呼ばれる影絵芝居や、ダンスショーを見ながらのお食事。高級レストランと比べると手作り感というか少し安っぽいとも言えなくもないので、先述のおばちゃん、中高年夫婦などは不満そうでした。しかし、確かに衣装や演出の派手さこそないものの、舞踏団もカンボジア文科省認定だそうですし、内容もバラエティに富んでいて充実していたと思います。

何よりも、ウェイターや店員も日本語を学びながらという人が多いということで、日本人としてお店や日本語学校の皆さんを応援したいです。

影絵芝居、スパエク・トーイ
▲影絵芝居、スパエク・トーイ。

ラッキー・アンコール・レストランでのアプサラ・ダンス
▲ラッキー・アンコール・レストランでのアプサラ・ダンス鑑賞。(シェムリアップ)

しっかり生演奏
▲最初はテープか何かと思ってたら、しっかり生演奏。

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