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2009.05.01

伊豆岬灯台、阿古噴火の爪跡、そしてお食事

灯台もあり、景色がキレイだという、島北西部の伊豆地区へ。伊豆岬園地ラインコースとしてサイクリングロードも整備されている海岸沿いをのんびり歩きます。少し強い潮風に吹かれつつも、晴天で青い空の下、青い海、気分は爽快。

岬の灯台の下で一休み。海の向こうには三本岳と呼ばれる小島、大野原島が見えます。クルマが1台通っただけで、人とはほとんど出会わず、岬独り占め状態。

伊豆岬灯台
▲伊豆岬灯台。青い海と空をバックに真っ白な灯台が映える。(三宅島、伊豆)

伊豆岬園地ラインコースから眺めた雄山
▲伊豆岬園地ラインコースから眺めた雄山。(三宅島、伊豆)

心洗われる景色を堪能した後は、また都道(一周道路)に戻って、隣の伊ヶ谷地区へ。都道から、港まで少々急な下り坂で繋がっていて、良い足腰の運動になりました。港の入口付近には、昔島流しにあった人々のお墓や処刑場跡などもあって、島の歴史に触れ、なかなか興味深かったです。

昼も1時を過ぎたので昼食も取るため、バスに乗り阿古地区へ。阿古は島西南部で、2000年の噴火後には村役場も移転して来て、島の中心地区となっています。

昼食が食べられる食堂は島全体で10軒もないのですが、その中で、ふるさと味覚館というお店へ行ってみました。いかにもな店名ですが、出来るだけ三宅島ならではのメニューがありそうなところがいいなと思って。察しの通り第3セクター的な店舗で、温泉施設・ふるさとの湯に隣接する島内最大級のレストラン。2000年の噴火前にオープンしたそうですが、改装したのか店内もキレイ。営業は夜間のみのようですが本格的な寿司カウンターもあり、これは新鮮な魚介も期待出来る!?

昼時を過ぎていたこともあり、お客さんは僕ともう一人だけ。海が眺められる窓際の席に陣取り、メニューを拝見。寿司、天ぷらが売りの模様。1000円前後のオーソドックスな定食やもっと安い丼や麺類もあって、メニューの幅は結構広い。三宅島っぽいもの・・・づけ丼と天ぷらメインで、明日葉の天ぷらも入っているということだったので、オススメになっていた味覚館定食(2,000円)を注文。

づけ丼はたれ味濃過ぎず、盛り付けもキレイ。天ぷらの揚げ具合も良好。三宅島産じゃないかもしれないけど、竹の子美味しかった(笑)。ただ、これで2,000円はちょっと割高感は拭えないかなぁ。復興間もない離島だし仕方ない部分があるかもしれませんけど。期待が高かった分、いまひとつだったかも。

ふるさと味覚館の店内
▲ふるさと味覚館。広めの店内。座敷や寿司カウンターもある。(三宅島、阿古)

ふるさと味覚館の味覚館定食
▲三宅村、ふるさと味覚館の味覚館定食。づけ丼だと2,000円。寿司だと3,000円。

早朝から歩き回りそろそろ疲れ気味でしたが、お腹を満たされ少し体力回復、宿泊先のチェックインまではまだ結構時間があったので、周囲、阿古の海岸沿いを散策してみることに。

三宅島では、島のあちこちにある海水浴場など浜辺も、基本的に真っ黒。白い砂浜ならぬ黒い砂浜は、とても印象的です。阿古にも真っ黒い溶岩石がゴロゴロした溶岩の岸壁も続きます。広がる黒い岸壁に波が打ちつける様は、ちょっと怖ろしくもあり。

メガネ岩
▲メガネ岩。かつてはメガネ状だったが1962年噴火で右側が崩れたと言われている。溶岩による奇岩。(三宅島、阿古)

阿古北西部にはかつて温泉郷もありましたが、1983年の噴火で溶岩に呑み込まれ壊滅。三宅島といえば火山島なため温泉が豊かではと想像しますが、度重なる噴火でその水脈や水質も変化してしまい、現時点では村営のふるさとの湯が事実上唯一の温泉浴場となっているようです。先行き不透明な中、開発や投資が進まないという側面もあるのかもしれません。

かつて温泉郷だった地域も含む広大な溶岩原の光景は圧巻。阿古小中学校跡は溶岩熱で焼かれ崩れた廃墟のまま保存されていて、周囲には遊歩道も昨年から設置されています。これは事前に想像していた以上の迫力で、見物でした。まさにこの世の地獄のような光景。地元の方々からすると悲しい負の遺産だと思いますが、火山、自然の驚異、圧倒的なパワーを感じさせてくれる貴重な場所だと思います。釣りやダイビング目的であっても、三宅島を訪れたならここは一度は来て見るべきでしょう。

阿古小中学校跡
阿古小中学校跡
▲阿古小中学校跡。1983年噴火で溶岩に呑み込まれた。焼け崩れた壁面、溶け折れ曲がった鉄骨等が噴火の凄まじさを伝える。(三宅島、阿古)

三宅島の自然、海や森を堪能し、この日20km近く歩いたのではないでしょうか。マメも出来始め、足を引きずり気味で宿泊先へ。宿を取ったのは、阿古地区内錆ヶ浜入口バス停近くにあるホテル海楽。島で最大級の宿ですが、僕が宿泊した本館和室は、風呂トイレ共同で、昔ながらの旅館といった趣き。部屋は洗面台や窓枠などだいぶ老朽化していましたが、つい4年前に野晒しから復旧したことを考えれば、仕方ないかなと思います。せめてカーテンだけはすべて窓が隠れる幅が欲しかったところですが(苦笑)。

ホテル海楽
▲ホテル海楽。新館、本館とあり、島では一番大きな宿。中に釣具ショップもあり釣り客が多かった印象だが、外国人観光客なんかも宿泊されていた。(三宅島、阿古)

ホテル海楽、旧館和室
▲三宅村阿古、ホテル海楽。良くも悪くもオーソドックスな田舎の旅館的一室。本館和室。バストイレ付きの新館や洋室スイートもある。

食事は大満足。夕食は、刺身から煮魚、揚げ物、ステーキと、和洋どちらのメニューも出てきてボリュームたっぷり。金目鯛の煮付けとステーキが並んだ時は、何かの間違いではと思ったくらい(笑)。シェフの方はブログもやっていて、それによると、釣りがかなりお好きで、自身で釣ってきた新鮮な魚を料理で出すこともあるとか。正直白身魚の煮付けは苦手な僕ですが、この日は美味しくて全部平らげました。宿泊者でなくても、レストランのみ利用も可能、ランチもやっているので、食事処が多くない三宅島だけにオススメです。

共同のお風呂は大浴場。残念ながら温泉ではないようでしたが、結構広々としていたので、温泉"気分"でゆっくり疲れを癒すことが出来ました。

部屋に戻り、テレビを点けたら、チャンネルも内容も東京と一緒。っていうか、ここも一応東京都となんだよなぁと改めて思ったり。そういえば、三宅村のクルマ、品川ナンバーでした(笑)。

ホテル海楽の夕食
▲ホテル海楽の夕食。これ以外に刺身や煮魚など和風の品も出てきた。充分豪勢でボリュームあり。お味も満足。

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コメント

COOLなブログですね。
青い空で検索している途中でお邪魔いたしました。
真鶴お宿青い空をやっています。
良かったら私のブログに遊びに来てくださ~~い♪

>真鶴 お宿「青い空」さん
コメントありがとうございます。
伊豆半島、真鶴半島で同じ伊豆でも諸島と半島で少し離れていますが、どちらも海の幸も豊かで魅力的ですね。

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