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2009.05.31

その指とまってもホントに大丈夫?

<ゆびとま>6月14日サービス再開をサイトに掲示
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090531-00000056-mai-soci

ゆびとまは元々の運営会社役員が問題起こしたりで、その後運営会社が変わったり、いろいろ迷走しているようですね。そういえば昔市ヶ谷で働いていた頃、近くのビルにゆびとまのオフィスの表札があったことを思い出したりして。やっぱビジネスモデルを確立できず、採算が合わないんでしょうね・・・。この手のサイトは大きくなればなるほど難しいなぁ。

しかし、復旧が困難な障害って、サーバそのものがどうにかなったのかな。バックアップやメンテナンスを行き届かせるほどの余裕も、資金的にも、業務的にも既に失っていたのかな。この手の話はユーザにとっては迷惑だけど、お金を落としていたわけでもないのだろうから、微妙。個人情報だけはちょっと怖いかも。

全然ジャンルもユーザも違うけど、僕もWebサービスをちょこちょこは開発している端くれとして、他人のふり見て我が身を律し、肝に銘じて、セキュリティなど考慮して開発していかないといけないですね。いろいろ気付いても上や顧客が鈍くて動いてくれなかったり、ホント冷や冷やなこともままあるし。

2009.05.26

Aira Mitsuki Special LiVE "090319" in LIQUIDROOM

Aira MitsukiライブDVDを買いました。

期待以上に楽しめました。演出も良いし、動くAiraも最初こそ表情やら硬いですが、多少のことは可愛いさがカバー。太ももはムチムチ感全開!(笑)。

MCもダンスも決して上手くはない。下半身の動きは鈍いし。でも以前観たMEGのライブDVDなんかと比べれば、盛り上がりました。汗かいて一生懸命だし、若さもあるし。

楽曲の良さも再確認。ただ、CDでもそうなのですが、ヴォーカルはエフェクトが強くて歌詞がほとんど聴き取れません。あと、音がガシャガシャシャカシャカし過ぎている感もあります。この2点は、terukadoと中田ヤスタカの大きな違いだなぁと改めて思います。色、好み、違いといえばそれまでなのですが。

中田がいいと思うのは、エフェクトにもアレンジにも絶妙の加減があって、同じデジタル音の洪水のように聴こえて、ちゃんと引き算もわきまえてる部分を感じさせるんですよね~。これは、小室哲哉と浅倉大介の間でも感じることなのですけど。

しかし、エレクトロポップとアイドルは、やはり相性いいですね(AiraやSaori@destineyは自称アーティスト、ですが)。カッコ可愛いダンスとヴィジュアル、そしてバックトラックで充分パフォーマンスが成立するし、ヴォーカルもエフェクトとリップシンクで堂々補強できるし(笑)。相変わらずPerfumeが独走中の感はありますが、そろそろもう一人二人出てきて欲しい頃です。

あ~「ハイバッシュ」や「カラフル・トーキョーサウンズ・No.9」は、やっぱ好きだなぁ。Aira Mitsuki。単独ツアーも決定したそうなので、頑張って欲しいです。

http://www.airamitsuki.com/

AIRA MITSUKI SPECIAL LIVE

BARBiE BARBiE

2009.05.23

食ってカンガル~♪

ルーミート

ルーミートというのを買ってきました。その正体は、カンガルーのロース肉。

早速、まずはステーキにして食べてみました。どんな味か堪能できるよう、塩コショウでシンプルめに。

個体数を減らすために狩猟されているとのことで、飼育とかではなく言わば天然。肉の臭みはあまりなく、味も牛肉に近いです。脂肪分やコレステロールが少ないらしく、確かに脂身がないです。少し焼き過ぎた部分は硬くなったので、焼き加減には注意が必要なようです。

例えば羊のようなクセはないので、日本人受けはいいかもしれません。ま、裏返せば、味的にはルーミートならではという部分があまりないということになりますが・・・。昨今は健康食としても注目されているらしいので、牛肉の代用的な食材としては日本でもニーズあるのかな。

まだ肉は残っているので、次は炒め物にでもしてみようっと。しかし、日本で鯨を食することを非難したりするオーストラリアではカンガルーを食べたり、食文化って興味深い!

カンガルーのステーキ

2009.05.19

国立西洋美術館、ルーヴル美術館展

国立西洋美術館
▲国立西洋美術館。これもフランスで活躍したル・コルビュジェの"作品"!?(東京、上野)

ルーヴル美術館展を観に、上野の国立西洋美術館へ行って来ました。ルーヴル美術館が所蔵する17世紀ヨーロッパ絵画の展覧会。

普段は絵画には興味が薄いですが、年内にもパリを訪れたいと考えていることもあって、珍しく足を延ばしてみました。そんな私でも一度はどこかで見たことある作品、聞いたことある画家の作品がたくさん。

朝9時30分の開館直後に着きましたが、既に大勢のお客さんで賑わっていました。特にヨハネス・フェルメール作「レースを編む女」の前などは、身動きできないくらいの人。絵に近づくだけで10分くらい要したり(汗)。

聖人の世紀、旅行と科学の発展といったテーマで分類された展示が面白かったです。ピラミッドを背景にナイル川で拾われる幼児のモーゼを描いた「川から救われるモーゼ」(ニコラ・プッサン作)に始まり、展示作品40点以上。

思わずニヤリとしてしまう何ともユニークな表情の「リュートを持つ道化師」(フランス・ハルス作)。「アンドロメダを救うペルセウス」(ヨアヒム・ウテワール作)では、あまりに美しく艶かしいアンドロメダの裸身にドキドキしたり。2点あったペーテル・パウル・ルーベンスの作品(「ユノに欺かれるイクシオン」「トロイアを逃れる人々を導くアイネイアス」)は、描かれた人物の存在感ある色使い、動きのあるポーズが印象的。重量感ありあり天使とか。あれでネロを支えて飛べたのかなぁ!?(笑)。

もしパリに旅行しても滞在時間の制約もあるし、ルーヴル美術館に入館するかは分かりませんが、この日で興味は深まりましたね。たまにはゆっくり絵画の世界に浸ってみるというのも悪くないなと改めて実感しました。

国立西洋美術館の常設展については、6月3日まで準備中ということで残念ながら観覧することができませんでした。ただ、再開後8月いっぱいまで使用できる無料観覧券を貰ったので、また機会をみて訪れてみようと思っています。

http://www.ntv.co.jp/louvre/
http://www.nmwa.go.jp/
http://www.louvre.fr/

ルーヴル美術館展

2009.05.18

鶯谷、台湾料理桃園のランチ、五目炒飯

ずっと気になっていた鶯谷の台湾料理桃園で、ランチを食べて来ました。台湾熱、いまだ冷めず、燻っております(笑)。

鶯谷の風俗店、ラブホテル街の隅という微妙なロケーションながら、店内はそれほど広くはないですが、小奇麗で好印象。給仕や会計は、ジーンズ姿の中華系女性が一人で、元気に動き回ってこなしていました。

ランチは750~850円が中心。サラダ、スープ、杏仁豆腐付き。コーヒーも付いていて、ホット、アイスあり、セルフサービスでおかわり自由というのは良いですね。杏仁豆腐はフルーツなども入っておらず極めてシンプル。あと、以前は揚げ餃子も付いていたそうですが、これはなくなってました。

ランチメニューは20種類くらいあって豊富だと思います。ただ、中華ランチと考えると完璧なバリエーションだとは思うのですが、個人的には「台湾」の部分に期待していたところもあったので、台湾を感じさせてくれるようなメニューが一切なかったのは少々残念でした。実際鶯谷で珍しい台湾メニュー入れていてもあまり出ないのかもしれませんが、「台湾料理」の看板にひかれる人もいるかもしれませんし、そこはちょっとこだわりが欲しかったところです。

というわけで、この日の僕は、五目炒飯を注文。レタス入りで、ご飯もパラパラ。ただ、少し油の匂いがしたのと、ご飯の量が少なめなのは残念でした。味付けはくど過ぎず日本人向けですし、台湾テイストもあるのかなと感じましたが。

結果的にはランチは、期待ほどではなかったというか、いまひとつでした。ただ、店の雰囲気や味は悪くはないと思うので、夜のメニューが気になるところではあります。夜は、看板に偽りない「台湾」ならではのメニューもあるのか。機会があれば、今度は夜に訪れてみたいなと考えています。

http://hakenno1.web.fc2.com/

2009.05.03

あこがれの北朝鮮!?

最近この曲の存在を知って、触れようと思っていた矢先・・・。

忌野清志郎というと、個人的には、学生の頃聴いた『COVERS』や『ザ・タイマーズ』を思い出します。反骨精神やメッセージも持つ反面、シャイで人柄が伝わってくる魅力的なアーティストでした。ご冥福をお祈りします。

確かにタダで連れてってはくれるけど・・・(苦笑)。

2009.05.02

三宅島旅行index

■竹芝桟橋から出航。東海汽船・かめりあ丸
http://rurutia.cocolog-nifty.com/chronosphere/2009/04/post-1610.html
■三宅島。日の出、泥に埋もれた社・椎取神社、鳥の楽園・大路池
http://rurutia.cocolog-nifty.com/chronosphere/2009/05/post-8ab9.html
■伊豆岬灯台、阿古噴火の爪跡、そしてお食事
http://rurutia.cocolog-nifty.com/chronosphere/2009/05/post-4144.html
■三宅島温泉、ふるさとの湯。甲板から眺める伊豆七島、東京湾
http://rurutia.cocolog-nifty.com/chronosphere/2009/05/post-a6ee.html

三宅島温泉、ふるさとの湯。甲板から眺める伊豆七島、東京湾

さすがに歩きまくった前日の疲れが残り、朝はバイキング方式の朝食を頂いた後も、旅館でチェックアウト時間ギリギリまでゆっくりしました。

錆ヶ浜から眺める三本岳
▲阿古錆ヶ浜から眺める三本岳(大野原島)。南西沖の岩礁。(三宅島、阿古)

1983年噴火による廃墟
▲1983年噴火で廃墟となった建物。(三宅島、阿古)

帰りの船は14時20分発、まだ時間があるなぁということで、阿古地区、昨日歩いた海岸沿いなどをぷらぷら散歩。その後、昨日お昼を食べたふるさと味覚館のすぐ隣にある温泉施設・ふるさとの湯へ。三宅島の温泉はまだ再興できておらず現時点では唯一といっていい温泉施設ですが、やはり帰る前に一度は入っておこうと思いました。

オープンの11時にほぼぴったりの一番ノリ(笑)。2005年の島民帰島後改装されたのか、トイレや脱衣場など真新しく快適。利用料は500円。男女それぞれに室内と露天2つお風呂があります。

露天も室内もすぐ向こうには海と海岸の景色が眺望できて、爽快。泉質はナトリウム-塩化物温泉で、傷や皮膚病、関節痛、筋肉痛などに効くらしい。色は赤茶けていて、唇に付いたお湯の味はかなりしょっぱかったです。湯温はぬるめでしたが、ゆっくり長く浸かったら、だいぶ身体が温まりました。はぁ~極楽極楽。

昼前くらいにはお客さんも増えてきて、受付けロビーには村の湯上り美人の方々もチラホラ。地元の方々にとっても、島の数少ない保養、美容のスポットといったところなのかもしれませんね。

お昼。昨日も今日も天気は快晴のポカポカ陽気。温泉で癒され温まったポカポカ身体で、サントモというペンションのレストランへ。

オープンテラスがあり、シーリングファンも回っていて、島のペンションらしい小洒落たお店。ランチメニューは、いたってオーソドックスでシンプル。日替わりのミックスフライやしょうが焼といった定食やカレーなど。変わったところでは、ロコモコ丼などもあるようでした。

カツカレーのランチセットを注文。フツーのカレーなので1,000円はちょっと高い気もしたけど、雰囲気良いし、コーヒー付いてたし。そうそう、「今日の東京行きの船、どちらの港から出港するか分かりますか?」と聞いたら、東海汽船に電話で問い合わせまでしてくれて、従業員の方も親切でした。ダイビングショップなども兼ねていて、ダイビングなどで来て宿泊したら良さそうなペンションですね。

サントモ
▲サントモのレストラン店内。天気も良いと、窓や扉も全開で気持ちがいい。(三宅島、阿古)

潜水ヘルメット
▲ペンションサントモの入口近くに置いてあった年季が入った感じの潜水ヘルメット。(三宅島、阿古)

今日の着岸は、来島時に下船したのと同じ三池港とのこと。阿古錆ヶ浜港近くにあるお土産屋さんで、岡太楼本舗の牛乳煎餅や岩海苔などを買い物して、バスで島反対側の港へ。最後まで村営バスにはお世話になりました。本数は少ないですが、時刻表とにらめっこして最大限に利用させて頂きました。

三池港に着岸するべく旋回する客船かめりあ丸
▲三池港に着岸するべく旋回する客船かめりあ丸。(三宅島、坪田)

かめりあ丸船内。自販機コーナー
▲かめりあ丸船内。自販機コーナー。この他軽食堂やコインシャワーもある。

船は往路と同じ東海汽船・かめりあ丸。14時30分、予定より10分遅れで三宅島三池港を出港。行きと比べると船内は結構乗客が多く、2等和室もほぼ空きスペースなし。窮屈だし、午後便で消灯しないこともあり、ちょっと寝るには隣の方と目が合ってしまったりして落ち着かない感じ。帰りは2等椅子席(リクライニングシート)のほうが良かったかも。

船室は外が見える窓もなく少し息苦しいので、約6時間30分の乗船の間、度々、甲板に出ては景色を眺めていました。缶コーヒーとお菓子を持ってボーッと遠のいていく三宅島、御蔵島を眺めたり。水平線まで続く海と海面を突付く海鳥達を眺めたり。すれ違っていく客船やタンカーも面白いし、夜には房総半島や三浦半島など東京湾の夜景もキレイでした。

船上から眺める夕陽
▲伊豆大島、相模湾近海。船上から眺める夕陽。

21時、東京竹芝客船ターミナル着。行きの飛行機欠航から始まりましたが、火山のパワーや島と海の自然の素晴らしさを堪能できた3日間。またいつ噴火するとも知れない活発な雄山ではありますが、三宅島がさらに復興して多くの観光客が訪れると良いなと願っています。

伊豆諸島や小笠原諸島の他の島々にも断然興味が湧いてきました。三宅島にもまたダイビングで再度訪ねてみたいですね。Cカード取ったものの結局10年以上ペーパーダイバーなので、近々ダイビング再挑戦したいです。

http://www.miyakemura.com/kannkoubussannansi.html
http://santomo15.com/restaurant/

2009.05.01

伊豆岬灯台、阿古噴火の爪跡、そしてお食事

灯台もあり、景色がキレイだという、島北西部の伊豆地区へ。伊豆岬園地ラインコースとしてサイクリングロードも整備されている海岸沿いをのんびり歩きます。少し強い潮風に吹かれつつも、晴天で青い空の下、青い海、気分は爽快。

岬の灯台の下で一休み。海の向こうには三本岳と呼ばれる小島、大野原島が見えます。クルマが1台通っただけで、人とはほとんど出会わず、岬独り占め状態。

伊豆岬灯台
▲伊豆岬灯台。青い海と空をバックに真っ白な灯台が映える。(三宅島、伊豆)

伊豆岬園地ラインコースから眺めた雄山
▲伊豆岬園地ラインコースから眺めた雄山。(三宅島、伊豆)

心洗われる景色を堪能した後は、また都道(一周道路)に戻って、隣の伊ヶ谷地区へ。都道から、港まで少々急な下り坂で繋がっていて、良い足腰の運動になりました。港の入口付近には、昔島流しにあった人々のお墓や処刑場跡などもあって、島の歴史に触れ、なかなか興味深かったです。

昼も1時を過ぎたので昼食も取るため、バスに乗り阿古地区へ。阿古は島西南部で、2000年の噴火後には村役場も移転して来て、島の中心地区となっています。

昼食が食べられる食堂は島全体で10軒もないのですが、その中で、ふるさと味覚館というお店へ行ってみました。いかにもな店名ですが、出来るだけ三宅島ならではのメニューがありそうなところがいいなと思って。察しの通り第3セクター的な店舗で、温泉施設・ふるさとの湯に隣接する島内最大級のレストラン。2000年の噴火前にオープンしたそうですが、改装したのか店内もキレイ。営業は夜間のみのようですが本格的な寿司カウンターもあり、これは新鮮な魚介も期待出来る!?

昼時を過ぎていたこともあり、お客さんは僕ともう一人だけ。海が眺められる窓際の席に陣取り、メニューを拝見。寿司、天ぷらが売りの模様。1000円前後のオーソドックスな定食やもっと安い丼や麺類もあって、メニューの幅は結構広い。三宅島っぽいもの・・・づけ丼と天ぷらメインで、明日葉の天ぷらも入っているということだったので、オススメになっていた味覚館定食(2,000円)を注文。

づけ丼はたれ味濃過ぎず、盛り付けもキレイ。天ぷらの揚げ具合も良好。三宅島産じゃないかもしれないけど、竹の子美味しかった(笑)。ただ、これで2,000円はちょっと割高感は拭えないかなぁ。復興間もない離島だし仕方ない部分があるかもしれませんけど。期待が高かった分、いまひとつだったかも。

ふるさと味覚館の店内
▲ふるさと味覚館。広めの店内。座敷や寿司カウンターもある。(三宅島、阿古)

ふるさと味覚館の味覚館定食
▲三宅村、ふるさと味覚館の味覚館定食。づけ丼だと2,000円。寿司だと3,000円。

早朝から歩き回りそろそろ疲れ気味でしたが、お腹を満たされ少し体力回復、宿泊先のチェックインまではまだ結構時間があったので、周囲、阿古の海岸沿いを散策してみることに。

三宅島では、島のあちこちにある海水浴場など浜辺も、基本的に真っ黒。白い砂浜ならぬ黒い砂浜は、とても印象的です。阿古にも真っ黒い溶岩石がゴロゴロした溶岩の岸壁も続きます。広がる黒い岸壁に波が打ちつける様は、ちょっと怖ろしくもあり。

メガネ岩
▲メガネ岩。かつてはメガネ状だったが1962年噴火で右側が崩れたと言われている。溶岩による奇岩。(三宅島、阿古)

阿古北西部にはかつて温泉郷もありましたが、1983年の噴火で溶岩に呑み込まれ壊滅。三宅島といえば火山島なため温泉が豊かではと想像しますが、度重なる噴火でその水脈や水質も変化してしまい、現時点では村営のふるさとの湯が事実上唯一の温泉浴場となっているようです。先行き不透明な中、開発や投資が進まないという側面もあるのかもしれません。

かつて温泉郷だった地域も含む広大な溶岩原の光景は圧巻。阿古小中学校跡は溶岩熱で焼かれ崩れた廃墟のまま保存されていて、周囲には遊歩道も昨年から設置されています。これは事前に想像していた以上の迫力で、見物でした。まさにこの世の地獄のような光景。地元の方々からすると悲しい負の遺産だと思いますが、火山、自然の驚異、圧倒的なパワーを感じさせてくれる貴重な場所だと思います。釣りやダイビング目的であっても、三宅島を訪れたならここは一度は来て見るべきでしょう。

阿古小中学校跡
阿古小中学校跡
▲阿古小中学校跡。1983年噴火で溶岩に呑み込まれた。焼け崩れた壁面、溶け折れ曲がった鉄骨等が噴火の凄まじさを伝える。(三宅島、阿古)

三宅島の自然、海や森を堪能し、この日20km近く歩いたのではないでしょうか。マメも出来始め、足を引きずり気味で宿泊先へ。宿を取ったのは、阿古地区内錆ヶ浜入口バス停近くにあるホテル海楽。島で最大級の宿ですが、僕が宿泊した本館和室は、風呂トイレ共同で、昔ながらの旅館といった趣き。部屋は洗面台や窓枠などだいぶ老朽化していましたが、つい4年前に野晒しから復旧したことを考えれば、仕方ないかなと思います。せめてカーテンだけはすべて窓が隠れる幅が欲しかったところですが(苦笑)。

ホテル海楽
▲ホテル海楽。新館、本館とあり、島では一番大きな宿。中に釣具ショップもあり釣り客が多かった印象だが、外国人観光客なんかも宿泊されていた。(三宅島、阿古)

ホテル海楽、旧館和室
▲三宅村阿古、ホテル海楽。良くも悪くもオーソドックスな田舎の旅館的一室。本館和室。バストイレ付きの新館や洋室スイートもある。

食事は大満足。夕食は、刺身から煮魚、揚げ物、ステーキと、和洋どちらのメニューも出てきてボリュームたっぷり。金目鯛の煮付けとステーキが並んだ時は、何かの間違いではと思ったくらい(笑)。シェフの方はブログもやっていて、それによると、釣りがかなりお好きで、自身で釣ってきた新鮮な魚を料理で出すこともあるとか。正直白身魚の煮付けは苦手な僕ですが、この日は美味しくて全部平らげました。宿泊者でなくても、レストランのみ利用も可能、ランチもやっているので、食事処が多くない三宅島だけにオススメです。

共同のお風呂は大浴場。残念ながら温泉ではないようでしたが、結構広々としていたので、温泉"気分"でゆっくり疲れを癒すことが出来ました。

部屋に戻り、テレビを点けたら、チャンネルも内容も東京と一緒。っていうか、ここも一応東京都となんだよなぁと改めて思ったり。そういえば、三宅村のクルマ、品川ナンバーでした(笑)。

ホテル海楽の夕食
▲ホテル海楽の夕食。これ以外に刺身や煮魚など和風の品も出てきた。充分豪勢でボリュームあり。お味も満足。

三宅島。日の出、泥に埋もれた社・椎取神社、鳥の楽園・大路池

かめりあ丸の展望デッキから眺めた三宅島
▲到着の朝、かめりあ丸の展望デッキから眺めた三宅島。(伊豆諸島)

朝4時30分、三宅島に間もなく着岸するとのアナウンスで目が覚めます。階段を昇り展望デッキに出ると海の向こうに浮かぶ三宅島。中央の雄山は大きな火口を開け厳かな雰囲気を漂わせていますが、裾はなだらかに左右に広がり、朝の柔らかな光に島全体のシルエットがとても美しく見えました。

5時少し前、島東部の三池港に着岸。いよいよ三宅島に上陸です。船を降りたすぐ目前の駐車場に停車している臨時バスに飛び乗り、島北東部にある椎取神社へ向かいます。三池港周辺は火山ガスが濃い坪田高濃度地区にあるため、徒歩での通行や観光が原則禁止されています。車中から見えた集落には家財などが残されたまま荒廃している家屋なども見受けられました。昭和37年の噴火の際に出来たという広大な溶岩原も通過。広がる真っ黒な溶岩原と火山ガスで白化して枯れたスダジイ(ブナの一種)の森。初めて見る風景。朝の静けさも相まって、不気味でもあり自然の神聖さも感じ。

5分程度で椎取神社バス停に着。早朝で大概の乗客は一度旅館や自宅へ向かうなか、一人降車。椎取神社で見たかったのは、泥と灰に埋まってしまった社。事前に書籍やネットで見た写真と比べると周囲も草木が増えていて、その中に旧社はいまだ静かに埋もれたままになっていました。ただ、その隣には既に真新しい社が建てられています。楽しく安全な旅となりますように、お祈りさせて頂きました。

2000年の噴火で泥流と灰に埋もれた椎取神社
▲椎取神社。2000年の噴火で泥流と灰に埋もれた旧社。(三宅島、神着)

2006年に建てられた新たな椎取神社
▲椎取神社。2006年に建てられた新たな鳥居と社。周囲は白く枯れたスダジイ等の森が。(三宅島、神着)

さあ、今日はガッツリ歩くつもり。徒歩禁止の高濃度区をはじめところどころ村営バスを利用しつつ、島をぐるりと一周している都道を中心に景色や名所を楽しみつつゆっくり歩く計画。バックパックを背にいざ出発。東の海の彼方から昇る美しい朝陽を楽しみつつ、歩きます。

ゆっくり5kmくらい歩いて、神着という地区にある島役所跡に到着。1516年建造の現存する伊豆諸島最大の木造建築物。現在も、一般の方が住居として住んでいるそうで、内部は見学できませんが、茅葺で離島らしい素朴さを感じさせ、風情があります。傍には、あの天璋院篤姫が植えたという蘇鉄が植えられていて、また、樹齢450年だという大きなビャクシンの木もあります。篤姫は輿入れで薩摩から江戸へ向かう途中、船の事故で三宅島に漂着したのだとか。こんなところに篤姫ゆかりのものがあるなんて、ちょっと意外でした。

旧役所跡
▲旧役所跡。古い木造建築。離島の村の風情漂う。(三宅島、神着)

旧役所跡。左手には樹齢450年のビャクシンの巨木
▲旧役所跡。左手には樹齢450年のビャクシンの巨木。(三宅島、神着)

近くの浜辺、大久保浜まで降りて海を見た後、また都道まで戻り、ここで一旦村営バスに乗ります。島の反対側へ約40分くらい南東側、坪田地区へ。バスの中で少しうつらうつら一休み。

坪田バス停で下車し、北方面は朝下船した三池など坪田高濃度区なので、南へ向かい、2~3km先の大路池まで歩くことに。

都道は結構海岸から上がった所を通っている所も多いのですが、途中脇の小道を海岸沿いまで下って、釜方海岸と、その隅にある長太郎池などを見物。長太郎池は、溶岩の岩で囲まれた自然のタイドプールですが、2000年の噴火で地盤沈下し岩が沈み、波が入り込みやすくなってしまったとか。う~ん、残念。しかし今でもシュノーケリングなどにはベストスポットらしいです。

長太郎池
▲長太郎池。プール状になっていたが、2000年噴火で周囲の岩が沈没したという。(三宅島、坪田)

大路池までは上り坂が多く、そろそろ少々足が痛くなりつつも、頑張って歩きます。途中、一台の軽バンが僕を追い越した少し先で停車、運転席の男性に「どこ行くの?」と声を掛けられます。ここから阿古地区という村の中心的集落に行くなら、徒歩禁止の阿古高濃度区を通らないといけないから乗せて行こうかとのご好意。目指す大路池は高濃度区手前だったので、礼を述べつつ遠慮させて頂きました。作業着のような服を着ていたけど、役人関係の方だったのかなぁ。実際は高濃度区を歩いちゃう旅行者もいるそうなので、僕もそう思われたのかも。三宅島は公式には火山ガス対策のガスマスク携帯を義務付けられているのですが、正直徹底されていない部分もあるようで。実は結局僕も持っていかず、現地で買うこともありませんでした。申し訳ない・・・。ま、ガス吸って倒れたり死んだりしたら自己責任ってことになりますね。

そうこうしているうちに、大路池の道標発見。都道から外れ、森に囲まれた砂利道を少し進むと新緑の森の向こうにきれいな小湖が見えてきます。大路池は、周囲2km、水深30mで、伊豆諸島でも最大級の淡水湖だそうです。三宅島唯一、2500年前に出来たと言われる火口湖。ここは本当にきれいな所です。荒々しい火山の島に残された楽園といった感じ。周囲の深い森からはたくさんの鳥の鳴き声が響き、バードウォッチャーらしき方々とも何人か出会いました。変わった鳴き声が聞こえるなぁと思って森の奥を覗くと、バードウォッチャーのオジさんが鳴き真似をしていたり(笑)。

乗ろうと考えている村営バスまであまり時間がなかったので、湖岸まで降りるのは止め、見晴らしの良い場所で鳥の囀りと風景をしばし堪能することに。それだけでも良い癒しとなりました。

大路池
▲大路池。三宅島唯一、伊豆諸島最大級の火口湖。森と鳥のさえずりに囲まれ美しい場所。(三宅島、坪田)

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