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2009.01.12

チェ 28歳の革命

チェ 28歳の革命」を観て来ました。

ベニチオ・デル・トロのエルネスト・"チェ"・ゲバラは、見応えあり。国連の演説シーンは生き写しの如くで、鳥肌が立ちました。盟友・フィデル・カストロもいい味出していますけど。あのべらんめぇ調な雰囲気の熱い喋り方とか(笑)。

キューバ上陸から始まり、ゲリラ活動を中心に描かれるのですが、中盤までわりと淡々と流れていきます。チェの若かりし頃、旅の経験を経てマルクス主義に傾倒していく過程なども描かれるかと思っていたのですが、なかったです。タイトル通りキューバ革命に焦点を絞った感じでしょうか。

過度な誇張や美化で描くのではなく、チェは持病の喘息で始終ゼエゼエ言ってるし、必要以上に派手な戦闘シーンや音楽で煽ることもない。この点は、この映画の良い点でもあり、また人によっては悪い点かもしれないですね。インタビュー、国連の演説、問答のシーンを挟みつつチェの思想を語りながら、革命へ至るゲリラ抗争を淡々と描いていくという。

映画はハバナ入城直前に、いきなり終わります。第2弾がすぐ公開ということで、若干消化不良な感も残ります。第2弾「チェ 39歳別れの手紙」はボリビアでの活動、そして死が描かれるようですが、政治家時代やコンゴに渡った時期も描かれるのか気になります。

高い理想に燃え、規律に厳しく自己犠牲もいとわななかったチェの姿勢が、今なお多くの人の心を掴んで放さないのは何故でしょう。盲目的に共産主義を賞賛する気はさらさらありません。人間の欲望は際限ないし、あわよくば楽しようとするし、自己犠牲精神なんてそうそう持てない。それが人間の本性。共産主義を実現しようと思えば、自ずと統制や強制、圧力も不可欠となる。現在のキューバにおいても、計画経済は必ずしも上手くいってはおらず、国民も裕福ではないし、情報や報道の規制があるとも聞きます。

しかし一方で、所謂キューバモデルといわれる医療福祉と教育の無料化が注目されていたりもする。自由主義経済を謳歌した世界が、金融危機で苦境に陥っている現在、この時期に、チェのような人物が映画化され再注目されるというのは、何か因縁めいたものを感じずにはいられません。彼がもし健在であったならば、現在の世界を見て何を感じ何を語るのでしょうね。

http://che.gyao.jp/

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