contact

音楽

ゲーム

« トルコ料理、ボスボラスハサン市ヶ谷店 | トップページ | Perfume、11月に武道館公演決定。 »

2008.04.27

「キングダム -見えざる敵-」と聖火リレー(!?)

映画「キングダム -見えざる敵-」を見ました。ハリウッドアクションの復讐劇ですが、イスラム過激派によるテロ、サウジアラビアとアメリカの関係という要素を取り入れられていることで、一味違った印象の残る作品でした。主人公とテロリスト本拠地に住む少女の最後の言葉。ラストの何とも言えない空虚感は、イスラム、宗教と利権、国際政治。いま現実の世界が抱える問題や矛盾を感じさせます。

奇しくも、開催が近づき何かと話題の北京オリンピックのテーマは「One World, One Dream」。しかし世界を駆け抜ける聖火リレーは、皮肉にも争いの火種のように扱われています。長野の沿道に日本とは思えないほどに埋め尽くされた中国旗と「加油、中国!」のシュプレヒコール。彼らが掲げていたのは、先述のオリンピックのテーマとは趣の違った「We love China」「One China」という言葉。その何とも言えない異様な光景と違和感に、中国という国の危うさを見る気がしました。

ただ、「Free Tibet」と訴えることは大切だとしても、聖火や欽ちゃんを妨害する行為自体には、僕は正直共感できませんでした。ダライ・ラマ14世も、聖火リレーに対する妨害は支持しない旨明らかにしていますし、どちらもオリンピックやスポーツに政治を持ち込んでしまったという意味では同じかもしれませんよね。まだ暴動も起きていない数ヶ月前にビョークが中国ライブで「Free Tibet」を叫び騒ぎになった時には、まさかこんな状況になるとは思いも寄らなかったですが。そういう意味では、中国でオリンピックを開催するという決断自体が時期尚早であったと言わざるを得ません。これも中国のみならず、様々な国や人間の思惑や利権が入り混じってのことなのでしょうけど。

貧富や教育など様々な格差を生み出す政治が悪いのか。排斥的な宗教が悪いのか。資源枯渇や環境汚染も進み、世界各国の生き残りをかけた利権争いも段々えげつなくなってきて、ナショナリズムの高まりも感じます。神を敬い、祖国を愛すると同時に、隣人を愛す、いや愛さないまでも互いをある程度認め尊重しあえる世界を、半ば理想論ではありますが、真剣に考えなければならない瀬戸際に来ている気はします。ネットで日中韓が愛国心競ったり、罵り合ってるようなレベルの時代ではないと思う今日この頃です。「キングダム」からはだいぶ話が逸れましたが(苦笑)。

キングダム -見えざる敵

« トルコ料理、ボスボラスハサン市ヶ谷店 | トップページ | Perfume、11月に武道館公演決定。 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4825/41013042

この記事へのトラックバック一覧です: 「キングダム -見えざる敵-」と聖火リレー(!?):

« トルコ料理、ボスボラスハサン市ヶ谷店 | トップページ | Perfume、11月に武道館公演決定。 »

無料ブログはココログ