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2008.03.22

韓国旅行記index

■ソウルに到着
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■韓国テレビ事情
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■ソウルは地下鉄が便利
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■昌徳宮。韓国の世界文化遺産
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■昌慶宮、宗廟、そして景福宮
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■ソウル有数の繁華街、明洞。古宮のビビムパ
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■ドーナツ、ソルロンタン、Nソウルタワー
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■韓国"最北端"の駅・都羅山駅とトラ展望台
http://rurutia.cocolog-nifty.com/chronosphere/2008/03/post_6f0d.html
■板門店と南侵第3トンネル
http://rurutia.cocolog-nifty.com/chronosphere/2008/03/3_4652.html
■帰らざる橋とその向こうの北朝鮮
http://rurutia.cocolog-nifty.com/chronosphere/2008/03/post_fd36.html
■五壮洞咸興冷麺のムルネンミョンと東大門散策
http://rurutia.cocolog-nifty.com/chronosphere/2008/03/post_24b6.html
■韓国最後の夜。大型スーパーとロッテリア
http://rurutia.cocolog-nifty.com/chronosphere/2008/03/post_5777.html

韓国最後の夜。大型スーパーとロッテリア

ホテルからどうにか歩ける距離に24時間の一般の大型スーパーマーケットがあるということで、夜、一旦戻ったホテルから散歩がてら行ってみました。

大通り沿いに歩きますが、道路沿いは主に住宅街であまり店などもなく、もう21時過ぎで人通りもまばら。夜風に当たりながらぷらぷら。3月のソウルはもっと寒いかと思って来ましたが、僕が滞在した数日はたまたま温かい日が続いたみたいで、日本より寒い韓国という感じは味わえなかったです。

20分くらいかな歩いて、明るいネオンが見えてたのは、ホームプラス東大門(トンデムン)店。いま何かと話題(?)のサムスングループの食品と生活雑貨中心の大型スーパー。韓国版イオンやイトーヨーカ堂といった感じでしょうか。6階建くらい、売り場はB1F~2Fで、上は駐車場のようです。

ホームプラス東大門店
▲ホームプラス東大門店。
(ソウル・東大門区)

食料品売り場楽しい。品揃えは日本と変わらない豊富さです。値段は物によりますが平均的には日本より2割くらい安い感覚がしました。やはりお菓子をチェックしないわけにはいかないでしょ!というわけで、韓国版ポッキー(のニセモノ)として有名なロッテ・ペペロ(大手のロッテが出していると言うのが驚き)や、見知らぬメーカー製の韓国版かっぱえびせん(のニセモノ)を購入。帰国してから食べましたが、味もそのまま。韓国コピー恐るべし(苦笑)。その他、お茶系が欲しいなと思って、粉末状のサボテンはちみつ茶と、とうもろこし+緑茶のティーバッグを買いました。サボテンは、ロッテ百貨店でサボテンチョコなんかも売ってたし、リゾート地として有名な済州島(チェジュド)の名物らしいです。

韓国版ポッキーとかっぱえびせん
▲グリコポッキーならぬロッテペペロと、かっぱえびせんそっくりのスナック。11月11日はペペロの日!(笑)

1FとB1Fの一部には、日本のスーパーにもあるようなファミリーレストランや、フードコート、テイクアウトのお店など、ケーキやスイーツから、キムパプやトッポッキといった韓フード、フランクフルトや唐揚げまで、いろいろ並んでいます。

夕飯は済んでいましたが、せっかくなので夜食に何か買って帰ろうと、悩んだ末に最終的に立ち寄ったのはロッテリア(笑)。韓国といえばロッテですし、ご当地バーガーも抑えておこうかと。買ったのは、プルカルビバーガーと、ベジライスキムチバーガー。プルカルビ~は、平べったいビーフパティやスライスオニオンをパンに挟んだもので、バーガーというよりサンドって感じ。味はテリヤキバーガーに近いかな。ベジ~はライスが名前の通り野菜入りの混ぜご飯になっていて、中にはキムチソースとコロッケ(?)が挟んであります。ちなみにこのベジライスバーガーは、キムチともう一つ、プルコギもあります。韓国ならではのバーガーで、美味しかったです。ロッテリアというと、最近日本ではあまり見かけず元気ない印象ですよね。このライスバーガーなんかもあると結構面白いと思うんですけどね。

韓国ロッテリアのベジライスキムチバーガー
▲韓国ロッテリアのベジライスキムチバーガー。3,400W。

店員が高校生か大学生くらいのバイトの女のコだったんですが、なかなか日本語はもちろん、英語も伝わらなくて注文にも手間掛けちゃいました。テイクアウトがなかなか伝わらないし、メニューはBurgogi!?バーゴッギ!?・・・あぁプルコギかぁ~ってな具合で。そのうち日本人観光客が珍しいのか、いつのまにか他のバイトも集まってきて、あ~でもない、こ~でもない。でも最後は、皆で満面の笑みで手を振って見送ってくれて(笑)、照れくさくも楽しかったです。

翌日早朝、旅行社のマイクロバスでお土産屋に寄ってキムチを買った後、仁川(インチョン)国際空港へ。行きと同じノースウエスト航空の成田経由シアトル行きで帰国しました。隣の席は太ったアヴリル・ラヴィーンといった感じで、ずっとぬいぐるみ抱いてガムくちゃくちゃ噛んでるブロンドガールでした・・・(しかも搭乗した際には窓際の僕の席を占領してました)(笑)。今回はフリーツアーで一人旅ということで、韓国なんか一人で行って楽しいんだろうかと不安もありましたが、なかなかどうして充実した旅になりました。団体ツアーと違って気楽自由で、一人も悪くないですね。

仁川に向かう高速道路から見えた漢江
▲仁川に向かう高速道路から見えた漢江(ハンガン)。

さて、こうなるとやはり南北朝鮮制覇、板門店南から北からこんにちは大作戦の実現も益々現実味を帯びてくるわけですが・・・。なにせ北朝鮮ですからね、はて、どうなりますか。

それはさておき、韓国楽しませてもらいました。カムサンミダ、アンニョンヒケセヨ。

仁川国際空港、出発ロビー
▲仁川国際空港。出発ロビー。

2008.03.21

五壮洞咸興冷麺のムルネンミョンと東大門散策

DMZ、板門店観光を終え、満足感で一眠りしているうち、戻ってきましたソウル市内。ロッテ百貨店でお土産を買い、地下階で連絡している乙支路入口(ユルジロイィガ)駅から地下鉄に乗って、二駅先の乙支路4街(ユルジロサガ)駅で下車。

五壮洞咸興冷麺
▲五壮洞咸興冷麺。一見食堂がどうか分かりません・・・。
(ソウル・中区五壮洞)

五壮洞という明洞から東大門へ向かうちょうど中間くらいの少し地味な場所にある冷麺専門店へ少し早めの夕飯に向かいます。五壮洞咸興冷麺(オジャンドンハムンネンミョン)というお店。朝鮮半島来たら絶対冷麺は食べようと思っていたので気合入れて行ったのですが、実を言うと後で気付いたのですが、ガイドブック見て行こうと決めていた店とはちょっと間違ったみたい(苦笑)。店の名前が酷似していて本の地図の場所が間違っていたようですが、ま、入ったお店も負けじと有名店だったので結果問題なし、ドンマイです。

五壮洞咸興冷麺は1955年創業。座敷席中心ですが、ビル2フロアの大きなお店。咸興(ハムン)冷麺といって、でん粉を使用した細麺が特徴だそうです。冷麺と一言で言っても、蕎麦を使ったもの、さつまいもを使ったものなど、朝鮮各地方に様々な麺があって、それぞれの店で特徴があるみたいです。

咸興冷麺のこの店では、ビビンネンミョンやエイの切り身の和え物を乗せたフェネンミョンが人気だそうですが、僕は他店と勘違いしていたこともあり(笑)、オーソドックスなムルネンミョン(水冷麺)を注文しました(7,000W)。でも、辛い具やタレが乗っているよりも、前日は食べ過ぎたし、昼はプルコギだったしで、むしろシンプルであっさりとした水冷麺でこの日の僕としては正解だったかもしれません。

五壮洞咸興冷麺の水冷麺
▲五壮洞咸興冷麺の水冷麺(ムルネンミョン)。糸のような細麺のコシは強力!

水冷麺ならではの牛ダシの薄味たっぷりひんやりスープ。麺は本当に細いのですが、コシはめっちゃ強い!正直なかなか噛み切れず、飲み込むタイミングが分かりません・・・でも美味しい!なんか脇に置いてあるハサミで切って食べても良いらしいですね。一人ズルズルズルズル懸命に吸い込んでました(苦笑)。そう言えば、韓国の料理屋にはハサミをよく見かけますね。ポッサムとか言って、キムチも白菜丸まんま漬け込んでたりするのでキムチ切ったりとか。ザクザク切っては食べるのは、なんだか豪快且つ気持ちが良いですね。

やかんと茶碗も出してくれて、温かいお茶かと思って飲んだら、なんとスープ。一瞬何かを間違ったかと不安になりましたが、キョロキョロ見回すと、皆普通に飲んでいるご様子。牛湯(ユクス)と呼ばれる牛ダシスープで、このお店ではお茶代わりに出しているらしいです。これも飲みだすと、なかなかシンプルなお味なのですが美味しかったです。

麺のコシと牛湯に四苦八苦し、ちょっと浮いていたかもしれない僕、日本語は全然通じなくて、店員のオモニ軍団も気持ち素っ気無かったですが、店を出るときにマシッソヨ、カムサンミダの決まり文句を言ったら、微笑んでくれたので良かったです(笑われていたのではない。たぶん・・・)。水冷麺は、現在の北朝鮮の地方こそ本場らしいですね。是非本場で食べてみたいものです、が・・・。

ビビムパ、チヂミ、ソルロンタン、プルコギ、冷麺と、今回考えていた韓国料理は一応抑えられて、満足満足。まだまだキムパプ、お粥、犬料理(!?)・・・と、韓国食への興味は尽きませんが、初韓国にしてはこれでも上々でしょう。

東大門
▲東大門こと興仁之門。1869年再建。

清渓川
▲30年覆い被さっていた道路を除去し、再生された清渓川。

店を出て、普通の街中を歩き、夕暮れの東大門(トンデムン)へ。イ・ミョンバク大統領がソウル市長時代に、幹線道路に地下河川として30年埋もれていた河を再生させた(!)という清渓川(チョンゲチョン)沿いの公園を眺めたり。屋台、露店が並ぶ東大門運動場周辺や、ハローエーピーエムという洋服屋が無数に入っているファッションビルも歩きました。ハローエーピーエムは、建物や売ってる服などは、一見現代的でお洒落なんだけど、お店の中の商品のディスプレー等は結構雑多で、価格も不明瞭。お借りしたトイレも半壊れだったりで、ちょっと昔の日本や上野ABABのような!?(笑)、そんな雰囲気でした。

東大門地区
▲東大門歩道脇に並ぶ屋台。後方に見える大きな看板の建物が、ハローエーピーエム。
(ソウル・中区東大門地区)

夜の東大門運動場近辺
▲夜の屋台。東大門運動場近辺。
(ソウル・中区東大門地区)

帰らざる橋とその向こうの北朝鮮

板門店中心、会議場などの見学の後、再びバスに乗り込み、JSA(共同警備区域)内の展望台へ。

展望台から右手、北西に林に囲まれた屋敷のような建物は、現在の板門店が出来る以前に、朝鮮戦争の休戦協定会議が行われた場所だそうです。都羅(トラ)展望台からも見えた開城(ケソン)工業団地や"宣伝村"・ギジョン洞(ギジョンドン)村も見えます。眼下に見える川には、この後見学する帰らざる橋と呼ばれる橋がかかっています。都羅展望台よりも、高さは低い感じですが見晴らしはよく、写真なども撮り易いです。

北朝鮮の宣伝村、ギジョン洞村
ギジョン洞村、国旗掲揚台
▲ギジョン洞村。北朝鮮の宣伝村と言われていて、約160mあるという国旗掲揚台も見えます。
(JSA)

軍事分界線
▲等間隔に打たれた白い杭は軍事分界線を示しています。
(JSA)

近くの林や野原によく目を凝らすとポツポツと等間隔で白いポールのようなものが立てられているのが分かります。これは実は軍事分界線を示す柱なのだそうです。一見すると本当に田舎ののどかな風景でしかないのですが、そこには目に見えない大きな壁があるのですね。

帰らざる橋と北朝鮮
▲帰らざる橋。対岸は北朝鮮。
(JSA)

帰らざる橋は車中からのみの見学。休戦協定後の捕虜交換時、この橋を渡ったものは二度と下の方向へは戻ることが出来ないという意味で、そう呼ばれたそうです。手前には、祈念碑となっているポプラ事件の切り株跡もあります。橋の手前には韓国・国連側、向こうには北朝鮮側の警備哨所。韓国軍と、北朝鮮軍が至近距離で向かい合う場所。ポプラ事件とは1976年、監視所の視界において邪魔になっていたポプラの枝葉を剪定していた国連軍兵士と、中止を求めた北朝鮮軍兵士との間で起きた衝突。非武装地帯のため両軍兵士とも武装はしてなかったのですが、剪定の為の斧やのこぎり、トラックなどの車両がその凶器となり、その様子は記録映像も残っています。

帰らざる橋
▲帰らざる橋。バス車中から。手前が国連側哨所。映画「JSA」の舞台としても知られています。
(JSA)

JSAに入る途中に寄ったキャンプ・ボニファスの名前はこの事件で死亡したボニファス大尉に由来しています。また、板門店が縁石で二分され、南北両軍の自由往来が禁止されたのも、この事件がきっかけだそうです。

映画「JSA」では南北の兵士が密かに交友を深める舞台として描かれた場所でもあります。あの映画はフィクションですし、南北両軍兵士の会話やコミュニケーションは現在も原則厳罰が与えられるとのことですが、板門店等でも軽い日常会話程度は黙認されているという話もあるとか。両軍兵士の心境たるや如何なるものか、僕らには想像出来ない複雑なものであろうと思います。

板門店と南侵第3トンネル

いよいよDMZ(非武装地域)内に入り、南侵第3トンネルへ。北朝鮮が韓国進軍を目的として掘り進めていたものと言われ、地下73m、軍事分界線を越え、ソウルまで約44kmの地点まで達しています。トンネル掘進でダイナマイトを使う際は、北朝鮮側のDMZ沿いにある花崗岩採掘場の爆破と時間を合わせるなどして、韓国や国連の監視から逃れていたと見られています。

南侵第3トンネル入口
▲南侵第3トンネル入口。奥右がケーブルカー乗り場。
(DMZ)

ジェットコースターの乗り場のようなところでヘルメット被らされて、レッツラゴー。トンネルには最南端の位置まで韓国側が繋げた急な斜めの穴を、ケーブルカーで7~8分かけゆっくり下って入ります。穴は決して広くなく、乗り物もそれほど大きくないので、座席に3人掛けすると両端の人はゴツゴツした壁にしばしば肩や頭が当たります。でもなんだかアドベンチャー気分でちょっとドキドキワクワク。

トンネル内に到着するとケーブルカーを降りて徒歩で第3トンネル内を見学。身をかがめなければならないくらいやや天井は低く、横に2~3人立てるか立てないかくらいの幅しかありませんが、訓練された兵隊なら余裕で侵攻できる大きさではあると思います。地上まで貫通すれば、1時間に1師団、最大3万人の武装兵力を送り込めるとか。現在発見されているトンネルは1974~1990年にかけて計4つあって、亡命してきた関係者らの話などによると、他にも数個はトンネルが存在すると見られ、また当初は、トンネルを20個くらい掘り数十万の兵隊を送り込み、3日でソウルを制圧する計画だったそうです・・・金日成、恐るべし。

トンネルは緩やかに北朝鮮側に傾斜していて、壁の岩肌に染み出している地下水が掘削方向に貯まらないように掘られています。壁には幾つもダイナマイトを差し込むための穴が開いています。また、トンネル全体、岩肌が黒ずんでいるのですが、これは韓国側にトンネル堀削を感付かれた直後、なんと「石炭採掘をしていた」と言い逃れをするため、北朝鮮が撤退時に石炭を塗りこみ偽装した跡なのだとか。・・・当然すぐ嘘だと追及されると、その後は「トンネルを掘ったのは南だ」と言い張っているとか。何ともいろんな意味で北朝鮮らしいエピソードです・・・。

でも、それこそちょっと笑ってしまいそうなエピソードなものの、軍事分界線までわずか約300mの地点、トンネルの観光できる行き止まりには物々しい鉄条網と鋼鉄の扉があり、少々緊迫した空気があります。また、第1や第2などのトンネル探索時には北朝鮮が仕掛けた地雷で兵士も死亡しているそうで、そうした悲惨な戦争の現実が刻まれていたりするわけです。北朝鮮側の人たちも、こんな薄くらい地下をどんな思いでひたすら掘り進めてたのかなぁなんて考えると、ちょっと切ない気持ちになりました。

トンネル出入り口にはDMZ映像シアターと資料館も併設されています。韓国と北朝鮮の軍事分界線241kmの両サイド2kmずつの地域がDMZ(非武装地帯)。このエリアは兵力はもちろん、人間の立ち入りが大きく制限されていることで、皮肉にも自然が保護され、多くの動植物が生息しているそうです。将来南北統一した暁には、平和の象徴として、自然保護区、自然公園となる日が来るのかもしれません。

臨津閣、自由の橋
▲臨津閣、自由の橋。
(京畿道坡州市)

臨津閣
▲自由の橋袂。売店の脇の鉄条網には祈りの書かれたリボンが。
(京畿道坡州市)

一旦DMZを出て、次に向かったのは、臨津閣(イムジンガッ)。1953年休戦協定で開放された1万2千を超える捕虜たちが自由を叫んで渡ったとされる自由の橋や慰霊碑、公園等があり、都羅山駅に向かう修復された鉄道橋と、それに並行して並ぶ戦時に破壊されたままの橋脚跡なども望めます。自由の橋は渡ることが出来ますが、渡った先は大きく頑丈なフェンスと鉄条網で仕切られその先には入れませんでした。

臨津閣近くの食堂で昼食。メニューは、嬉しいプルコギ定食。DMZ近くで、本場韓国で初プルコギ。グツグツ煮立つほどにたれの甘い醤油の香り、たまりません。第3トンネルで結構体力を消費した身体に、牛肉は美味かったです。これはご飯何杯でもいけますね(笑)。ただ、例の如くキムチやおかずもたっぷりサービスだったので、すぐお腹一杯になりました。韓国旅行は食には困らないですね。

ここでDMZツアーのみのメンバーとはお別れし、代わりに板門店ツアーと合流。実は多くのツアーは、板門店かそれ以外のDMZ関連かどちらかに行くというものが主流で、両方行くというツアーは多くありません。僕が予約した両方ツアー参加は実はなんと数人。そのため途中で、昼休みなどを利用してもう一方のツアーにうまく合流するというシステムで実現しているようです。板門店ツアーはDMZツアー以上に盛況。50~60人がバス2台で移動です。

まず、DMZ手前のキャンプ・ボニファスと呼ばれる韓国軍・国連軍司令部前方基地に立ち寄ります。ここからJSA(共同警備区域)に向かうに当たり、ブリーフィングルームにてDMZについてのフィルムを見た後、訪問者誓約書にサインさせられます。これには、JSA内での服装や行動の規定、不測事態の際の免責などが書かれています。英語でよく分からないままサインしてしまうと、あとで冷静に考えるとちょっと怖くなったりもして・・・。ジーンズは違うズボンに履き替えさせられたりもします。簡単なパスポートチェックなどの後、バスも国連が用意したものに乗り換え、ドライバーは韓国軍兵、さらに米軍兵が引率。高まる緊張感。とはいえ、キャンプのグラウンドでは米軍兵士が普段着で野球大会みたいなこともしていましたけどね。

再び統一路に戻りDMZ内に入り、目指すは2km先の軍事分界線上、いよいよ板門店(パンムンジョム)です。

10分ちょっと程度でJSA(共同警備区域)に到着。狭くくねった道をバスが上って、見えてきたのは南側の事務所などが入っている建物、自由の家。バスを降りて、まずこの建物に入ります。入ると中心部に向かい大きな階段ホールのようになっていて、そこでツアー客全員が2列に整列させられます。隊列を乱さないように、急にバンザイしたり、大声上げて騒いだり、走り出したりしないように・・・といった注意事項がガイドから繰り返されます。もしこのようなことをして、撃たれても責任取りません!とのこと。実際、北朝鮮側からですが1984年、当時ソ連の学生が観光で板門店を訪れ、亡命しようと走って軍事分界線を越え、南北軍が撃ち合いになったこともあります。分界線近辺を警備している南北どちらの兵士にも話しかけたり、触れたりはNG。北朝鮮側に手を振ったりピースサインをしたり、指差しもNGだそうです。指差しなんて、つい無意識にしてしまいそうなので、さすがにあまり味わったことのないちょっと独特の緊張感があります。

板門店。会議場と板門閣
▲板門店。会議場と板門閣。自由の家・展望台から。
(JSA)

板門閣前に立つ北朝鮮人民軍兵士
▲板門閣前に立つ北朝鮮人民軍兵士。
(JSA)

大人しく並んで隊列を乱さず、階段を昇り、建物の反対側から出ると、目の前に見えるのはあの青い小屋と北朝鮮側の建物、板門閣。ニュース映像や映画で何度も観た覚えのある光景。まずは自由の家脇にある展望台からエリア一帯を眺めます。ホントいろいろ指差したくなります。でもいろんなとこから監視されてるし、傍には米兵もいるのでグッとこらえます(苦笑)。写真撮影制限も厳しいですが、この塔からはどこを撮ってもOKということなので、グルッと360度撮影。板門閣の前には、これまた御馴染みの軍服に身を包んだ北朝鮮人民軍兵士の姿も見えます。北朝鮮側から板門店ツアーに参加した場合は、あの板門閣最上階の展望室からこうして板門店を眺めるのだとか。

板門店の本会議場内
▲板門店の本会議場内。軍事分界線上に立つ韓国軍兵士と国連旗。
(JSA)

韓国と北朝鮮の軍事分界線上に置かれた縁石
▲韓国と北朝鮮の軍事分界線上に置かれた縁石。右手が韓国側。左手が北朝鮮側。板門店、本会議場内から。
(JSA)

展望台から降りると、次はいよいよあの小屋が並ぶ中核の箇所へ。3つの青い小屋はすべて会議場で、中央が本会議場。韓国軍兵士警備のもと、本会議場に入ります。内壁も青く塗られ、長机と椅子が幾つも並ぶ殺風景な部屋。しかし、そこは、分断された南北朝鮮の対話が何度となく行われた数少ない「接点」。会議室中央には、ちょうど軍事分界線上に置かれた長机。かつて南北が向かい合い、朝鮮戦争の休戦協定が結ばれた場所。軍事分界線に沿って国連旗とマイクコードが一線に並んでいて、さらに観光客入室時にはその机の脇に韓国軍兵士が立ちます。兵士は北朝鮮側の出口の前にも立ち、観光客が出て行かないよう塞ぎます。北朝鮮側からツアーに来た場合は、逆になり、兵士も北朝鮮人民軍になるそうです。本来はここ板門店は国連が警備し、かつエリア内は南北自由に往来できる場所だったのですが、ポプラ事件と呼ばれる事件をきっかけに30余年、このような実態となってしまっているようです。

小屋脇から半身出して北朝鮮側を警戒する韓国軍兵士
▲小屋脇から半身出して北朝鮮側を警戒する韓国軍兵士。中央会議場内から。
(JSA)

会議場内は写真撮影許可。無言無表情で立つ兵士も声かけや触ったりしなければ写真OKとのことで、みんな大撮影大会となってました。中からなら窓の外も撮って良いとのことでしたが、なんか兵士がずっとこっち見てたので緊張して思わず北朝鮮側を撮り逃してしまいました・・・。なぜか韓国側だけ小屋の端から左右半身だけ出すような格好で、北朝鮮側に向かって兵士が警備しています。北朝鮮側にはこうした警備兵は見当たりませんでした。なんでだろう!?でも、軍事境界線の縁石はドアップ成功。韓国側は砂利が敷き詰めてあり、北朝鮮側は砂地になっています。なんでだろう!?

歴史的背景がなければなんてことはない建物や部屋なのですが、ニュースや映画で観て、且ついまなお分断対立という現実が続く板門店という場所にいる緊張と興奮。そして訪れた後に頭を過る様々な考えや思い。貴重な経験になりました。

韓国"最北端"の駅・都羅山駅とトラ展望台

日本で大韓旅行社のホームページで予約したら、先月くらいからサイトが壊れたまま放置されていて、リコンファーム不能。不安だったので前日にソウルで電話したら一応予約はキープされていました。ほっと一安心。

と思いきや、当日朝7時50分にロッテホテル6階のオフィスに着いたらまだ空いておらず、再び不安に。隣の旅行社は既に人が居たので、尋ねたら、どこか電話してくれて、8時過ぎには大韓旅行社にも寝起きそのものの事務所の女性が出勤。11万Wを支払ってやっとこさツアー参加決定。

日本語ツアーに英語ツアー参加者数名も同乗して30人程度でしょうか。ソウルから統一路と呼ばれる高速道を飛ばすこと約1時間。民間人統制線の関所を越えて(ここから安全保障上、許可のないところではカメラ撮影禁止)、まず訪れたのは韓国最北端の鉄道駅、都羅山(トラサン)駅です。厳密には韓国は朝鮮半島全体を領土と憲法上で定めているので、最北端ではないのですが・・・。2002年にチャリティ資金などを基に建設。ソウル間1日3往復の列車が運行されています。北朝鮮側までの線路も整備され、試験走行は実施されたことがありますが、2008年現在通常運行には至っておらず、駅内に置かれている南北出入境管理事務所も使用されていません。

都羅山駅
▲都羅山(トラサン)駅。韓国"最北端"の駅。
(京畿道坡州市・民間統制区域内)

都羅山駅、ピョンヤン方面を示す案内板
▲「乗車場・平壌方面」。改札先の案内板。
(京畿道坡州市・都羅山駅)

メタリックで現代的な建物。駅周辺には寄付者の名前を刻んだモニュメントや公園、倉庫などがありますが、その他は、民間人統制区域ということで、山や野原で閑散としています。駅構内の壁や柱には祖国統一や平和をテーマにした図画が施されています。改札のTracks To Pyeongyang(乗車場・平壌方面)の案内板が印象的。ソウルまで56km、平壌(ピョンヤン)まで205km。朝鮮半島分断から60年近く経ち、思想や文化も異なり、所得格差も3倍とかけ離れてしまった大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国。韓国国民も平和と友好は望んでいるものの、いまや急速な両国の統一、併合は必ずしも望んでいないという話も聞きます。この地域周辺が旅行客だけでなく一般市民で賑わい、普通に平壌方面に旅出来るような日はいつ来るのでしょうか。

民間人統制区域に入ってバスで走っていると、道路両脇の畑や野原にはところどころに赤地に白字のハングルの看板が見受けられます。ガイドによると、これは「地雷注意」と書かれているとのこと。まだDMZ(非武装地帯)はもちろん、民間人統制区域など38度線周辺には多くの地雷が残っていて、しかも金属探知機に反応しないプラスチック製の地雷が多く使われているため、除去作業も困難を極めているそうです。毎年兵士が数十人地雷で事故にあっているとの話もあり、まだまだ朝鮮戦争の傷跡は深いことを実感しました。

都羅展望台
▲都羅展望台の建物。駐車場から。
(京畿道・民間統制区域内)

次に向かったのは、都羅(トラ)展望台。韓国最北端の展望台。北朝鮮方面を望め、近年は韓国企業も進出している工業団地を有する都市・開城(ケソン)や、通称・宣伝村と呼ばれるギジョン洞(ギジョンドン)村などが見えます。ギジョン洞村にはカラフルな壁のアパートや家屋のような建物がいくつも見えますが、ほとんどが北朝鮮の豊かさを宣伝するダミーで、村に一般人は一人も住んでいないと言われているそうです。また、村にそびえる巨大な国旗掲揚台は高さ160m。韓国側の宣伝村、自由の村(こちらには数十人ですが特別な許可を得た民間人も在住。主に農業を営んでいるとか)にも国旗掲揚台があります(高さ約100m)が、こちらと高さを競っているうちにいまの高さにまで至ったらしいです。頂上の旗は30mx18mの大きさ、重さは275kgもあるらしく、世界最高の国旗掲揚台と世界最大の国旗と言われているとか。プライド高く、でもどこか少し子供っぽい北朝鮮らしさがとても伝わってくる光景でした。

500W玉1枚で見られる望遠鏡ではかなり遠くまではっきり見ることが出来て、とても興味深かったです。ただ、カメラ撮影については望遠鏡の位置よりも後ろからしか許されていません。Google Earthなどがある現代ですから、撮影をさせないというよりも、カメラを構える姿が銃のスコープを覗く姿等と誤解されることや挑発を避ける意図があるそうです。

展望台には、韓国軍兵士の団体も来ていて、任務ではなく何やら普通に望遠鏡を覗くなど観光している様子。実は徴兵されると赴任先に関わらず、まずDMZには連れてこられるのだとか。2~3年の徴兵で、過酷な訓練、慣れない環境のなか、自殺者も100人とも200人とも言われているそうです(兵役中の自殺は事故として扱われ原因も発表されないため、正確な数字は把握されない)。若い兵士の団体も、僕ら日本人と同じように、あっちが北朝鮮か~!的なノリではしゃいでいましたが、彼らには現代の日本人には分からない過酷な現実があるわけで。似て非なる国の現実、近くて遠い国の現実ですね。

2008.03.20

ドーナツ、ソルロンタン、Nソウルタワー

クリスピー・クリーム・ドーナツ明洞キル店
▲クリスピー・クリーム・ドーナツ明洞キル店。韓国では、日本より先に展開している。
(ソウル・中区明洞地区)

ソウル市内には本当にドーナツ店が多い。ダンキン・ドーナツや日本でおなじみのミスタードーナツのチェーン店、見たことないドーナツ店もいっぱい。最近日本でも出店を加速しているクリスピー・クリーム・ドーナツも、明洞ミョンドンキルとロッテ百貨店地下で発見。なんとソウルにて、初クリスピー・クリーム、初オリジナル・クレーズドと相成りました(笑)。出来立てホカホカで、柔らか。有楽町店いつ行っても行列で、断念。いつまで行列してるんだ・・・チッとか思ってましたが、なかなかおいしいじゃないですか。日本でも店舗数が増えてきて、そろそろ気楽に買えそうなので、また日本で行ってみようって気になりました。

神仙ソルロンタン明洞店
▲神仙ソルロンタン明洞店。24時間営業みたいです。
(ソウル・中区明洞地区)

神仙ソルロンタン明洞店のソルロンタン
▲神仙ソルロンタン明洞店のソルロンタン。キムチなどを入れてお好みの味でいただきます!

明洞散策、ウインドウショッピングの後、ちょっと早めの夕食。昼が遅かったこともあり、あっさりがいいなという感じで、気になっていたソルロンタンにターゲット。緑の看板が印象的な神仙(シンソン)ソルロンタン明洞店というお店に入りました。庶民的だけど、小奇麗で入りやすい店。

なんか新メニューとか薦められましたが、韓国初心者はまず基本からということで、普通のソルロンタンを注文。7,000Wくらいだったと思います。ソルロンタンは、牛骨や牛肉でダシを取った白いスープに、刻みネギや薄く削いだ牛肉が具に入っている汁料理です。シンプルで庶民的な料理。ご飯とキムチがサービス。キムチはテーブル脇の入れ物にもたっぷり入っていて取り放題。

スープ自体は牛ダシそのままといった程度の超薄味なので、塩コショウ、そしてキムチなどを入れて、自分でアレンジして食べるらしいです。正しい食べ方かどうかは分かりませんが、最後はご飯もぶち込んで猫まんま!的な食べ方も正直美味しいと思います。

最初箸やスプーンも脇のステンレスのケースに入っているとは気付かずあたふたしていると、脇のテーブルで食べていた大学生くらいの青年が、優しい笑顔でケースを指差してココ、ココと教えてくれました。カムサンミダ。その後もどうやって食べるのかなぁといった感じでチラチラ青年を見ちゃって、彼はなんか落ち着かなかっただろうなぁ(苦笑)。ゴメンなさい。ミアナンミダ。

南山とNソウルタワー
▲戦争記念館付近から見る南山とNソウルタワー。
(ソウル・龍山区)

いろいろ食べ過ぎて破裂しそうなお腹を抱えつつも、ホテルに戻る前にもう一つだけ観光しておこうということで、再びシティツアーバスに乗り、南山公園、ソウルの街を見下ろすNソウルタワーへ。タワーのある山頂付近までは明洞外れの南山麓からロープウェーでも上がれます。

南山の標高265m、その頂上に立つタワーの高さは230m。展望台からの眺めは、南山やソウル周辺の山、漢江など自然も相まって、なかなかのもの。ちょうど夕暮れから夜にかけてだったので、夕陽や外灯が灯っていく街の変化がキレイでした。

タワーは2006年に改装されたばかりだそうで、展望台のトイレは小便器が金ピカで窓の方を向いて用を足すようになっていてビックリ。一見の価値あり(!?)です。

夜10時前にホテルに到着。明日はいよいよDMZ、板門店めぐりです。ドキドキ。

Nソウルタワー、展望台
▲Nソウルタワー。展望台。
(ソウル・Nソウルタワー)

Nソウルタワー展望台から望むソウル
▲Nソウルタワー展望台から望むソウルの街並み。
(ソウル・Nソウルタワー)

ソウル有数の繁華街、明洞。古宮のビビムパ

王宮めぐり終了。解体修復工事中の景福宮の正門、光化門を迂回し、地下道を潜って、光化門正面から続く大通り世宗路洞を歩きます。軍か警察かかなり物々しい警備の政府中央庁舎前を通り過ぎ、観光スポット巡回のソウルシティツアーバスに乗るべく、地下鉄光化門駅付近のバス亭へ。

バス亭には駐車バスの脇でタバコ吹かす運転手が数人。30分毎出発で出発まで少々時間があったのですが、ドアを開けて貰って客席に乗って待つことに。平日で韓国人観光客が少ないということもあって、思いのほかガラガラ。区間によっては乗客は僕一人なんてことも。一応バスガイドらしき女性も乗車しているのですが、客席に座ったり関係者らしき人間とダベったりでほとんど仕事していませんでした。ま、ガイドは客席に備え付けのヘッドホンで日本語や英語、韓国語など任意の言語で聞ける自動案内もあるので問題ないですけどね。

修復工事中の南大門
▲今年2月に放火により焼失した南大門(ナムデムン)。周囲を壁で囲み、現在修復工事中・・・。
(ソウル・南大門)

まずはお昼食べておらずお腹も空いたし明洞(ミョンドン)を目指しますが、巡回バスということで少々遠回り。南大門、ソウル駅、戦争記念館などを車内から眺めながらの移動。戦争記念館は入口前の庭にも朝鮮戦争時代の戦闘機なども見えて、興味深い感じ。また今度ソウルを訪れることがあれば、是非館内にも入ってみたいと思いました。

明洞(ミョンドン)で下車。日本で言えば銀座と渋谷を足して2で割ったような経済と商業の中心地。ミリオレという東大門などにもあるショッピングビルの脇を入ると、商店街に所狭しと並ぶビル、ブティック、コスメショップ、飲食店・・・、そして大勢の人。とても賑やかで、若者も多く、活気があります。

明洞(ミョンドン)の街角
▲明洞(ミョンドン)の街角。ミョンドンキル付近?アクセサリーなどの露店も。
(ソウル・中区明洞地区)

ブティックやコスメはお洒落なお店も多いですが、そんなお店でも積極的に呼び込みしていて、キャンペーンガールや店員さんが大声でアピール合戦しています。また、歩道のそこかしこに露店や屋台が出ているのも東京とはちょっと異なる雰囲気。肉まんやアメリカンドッグ、ドリンクから、日本では見慣れない、イカを揚げたスナックのようなもの、キムチだしのおでんなどまで。バリエーション豊か。皆、その場で食べたり、片手に歩いたりしています。

明洞、古宮
▲明洞、古宮。
(ソウル・中区明洞地区)

昼食は、メインストリートからちょっと外れた場所にある古宮(コグン)本店というお店へ。ビビムパ専門店ですが、プルコギやチヂミもあります。昨夜、今朝とコンビニ飯のみでしたが、さぁ、やっと韓国本場の韓国料理。注文したのは、全州式ビビムパとパジョン(チヂミ)。細かくは忘れましたが、2つで17,000Wとかだったと思います。全州式ビビムパは、韓国ならではの真鍮の器を熱々に加熱して、その中に盛られたビビムパ。日本ではビビムパというと石焼きビビムパという印象もありますが、元々はこの全州式がオーソドックスらしいです。いろいろ入った野菜や具も程好い歯触りと味わい、コチジャンも濃厚。パジョンも海老プリプリ、ネギもぶつ切りでボリューム満点。1枚で2~3人分くらいあるかも。どちらもとても美味しかったです。

明洞、古宮の全州式ビビムパ
▲明洞、古宮の全州式ビビムパ。真鍮の器は熱っつ熱です。

明洞、古宮のパジョン
▲明洞、古宮のパジョン(ネギチヂミ)。

加えて韓国では、単品を注文しても様々な前菜やおかずがおまけで付いてくるんです。キムチ、ナムル、ノリ、サラダ、漬物、さつまいもの天ぷらまで。しかもお望みならばおかわりも可能。日本人はこうなるとつい全部平らげないと失礼かな?とか、おかわりしないと損かな?とか考えてしまいますが、これらはサービスなのでメインはあくまで注文した品。中国と同じく、少し残すくらいが満足の証拠という風習のようです。

ビビムパ、中途半端に混ぜて食べ始めたら、店員さんに「もっと混ぜて!」と注意されました(苦笑)。確かによく混ぜてご飯や野菜にコチジャンと卵を馴染ませると、美味しさ全開。僕もまだまだ未熟ですね(笑)。

昌慶宮、宗廟、そして景福宮

昌徳宮の次に向かったのは、隣の敷地にある昌慶宮(チャンギョングン)。隣と言っても、双方とも敷地が広いので、結構歩きました。

昌慶宮は、李氏朝鮮第4代王・世宗が、1419年に建造。しかし文禄・慶長の役で大半を破壊されてしまっていたとか。1986年から復元工事が大々的に進められ、昔の姿を取り戻したそうです。昌徳宮に負けず劣らず、木々や小鳥のさえずりが心地良いところで、地元のお年寄りらしき方々が散歩したり、憩いの場にもなっているようです。昌慶宮は、大通りを跨ぐ陸橋によって、その向こうの宗廟と敷地を繋いでます。どちらか一つに入場料を支払って入れば、双方の敷地を行き来、観光も出来ます。ちょっとお得な感じ!?

宗廟、正殿
▲正殿。李氏創始者・李成桂や歴代の王、王妃が祀られています。(ソウル・宗廟)

宗廟、正殿
▲正殿の脇から。整然と続く柱列が美しいです。(ソウル・宗廟)

宗廟は、昌徳宮に先駆け1995年にユネスコ世界文化遺産に登録されている李氏朝鮮王族の霊廟。毎年5月には宗廟大祭が行われ、それらの儀式も含めての世界遺産登録だそうです。

建物はそれほど多くないですが、淡々と横に細長い建物はなかなか味わい深く、霊廟ということもあり何とも厳かな気持ちになります。朱色の柱と灰色の屋根の落ち着いた趣き。ずらっと整然と並ぶ柱と扉の絵も、建物脇から見るとキレイ。世界遺産というには正直ちょっと地味な気はしますが、歴代の王が祀られているだけはある厳粛な空気というのは感じられました。

昌慶宮側から入って、出たのは宗廟側、鍾路(ジョンノ)付近。こちらの出口周辺はちょっとした公園のようになっていて、たくさんの市民がベンチに座って休んだり、まどろんでます。ちょっと平均年齢高め?中高年、お年寄りの憩いの場、なのかもしれません。地下鉄の鍾路3街(ジョンノサンガ)駅までは露天商もたくさん居て、食べ物よりは、アクセサリー、小物や古着のようなものを売っている露天商が多く、実演販売みたいなことをやっている人も居ました。

ここまででもうお昼をだいぶ回ってしまっていましたが、とりあえず予定していた王宮めぐりを完了させるべく、最後3つ目の景福宮(キョンボックン)へ向かいます。鍾路3街から地下鉄に乗って、朝降りた安國(アングッ)を通り過ぎ、一つ先のその名も景福宮駅で下車。景福宮駅はキレイで、且つソウルメトロアートセンターなんて建物と繋がっていたり、なんだかとってもアートな雰囲気。

階段を昇って駅の出口を出ると、砂地の広場と広大な壁、そして見えてくるのは大きな門と何やら伝統衣装に身を包んで儀式を粛々と(?)行う集団。王朝時代に行われていた守門将交代式というのを再現しているのだとか。まるで李氏朝鮮王朝の時代劇映画の中に入り込んだような気分になります。ただ、式を行っている最中も普通に観光客が門を出入り、前後周囲を歩き回るので、ノーリアクションな衛兵役の方の隣に立って記念写真を撮る人も居たり、歴史と現代が混在するようなしばしばちょっぴりシュールな状況も(笑)。

敷地内はこれまたソウルという大都市とは思えないほど贅沢に広大な土地。池の上に佇む慶会楼(キョンフェル)や、王宮の敷地の向こうには山も見えて、美しい建物と景色が堪能出来ます。正殿、勤政殿(クムジョンジョン)も、他の王宮と比較しても大きく迫力があります。

景福宮、勤政殿
▲正殿、勤政殿。威厳と迫力がある。王道脇の石碑には、その場に立つ役人の役職が書かれています。
(ソウル・景福宮)

景福宮、慶会楼
▲水面に映る慶会楼。う~ん風情があります。(ソウル・景福宮)

景福宮は、もともとは李氏創始者・李成桂が1394年に建造した古い王宮なのですが、これまた毎度おなじみ(?)文禄・慶長の役や日本朝鮮総督府などにより、大半を焼失、破壊されてしまったそうです。そのため、現在の姿は近年復元、修復されたものがほとんど。王宮の中で一番人気にも関わらず、昌徳宮のように世界遺産登録となったりしていないのもそうしたことが理由なのでしょう。何とももったいない話というか、やはりこうした歴史背景を考えると日本への憎悪、恨みが残る韓民族の感情と言うのも、ちょっと分からなくもないよなぁなんて考えてしまいます。でもこうして復元を成功させていくことで、民族の誇りや自信も復活していき、次第に現代日本への気持ちも冷静、寛容になり、未来志向で理解を深めてくれるようになるんじゃないかなぁなんて思いました。もちろん今後の政府の政策や教育などによるところも大きいですけど、そう期待したいです。

昌徳宮。韓国の世界文化遺産

2日目。今回の旅行はあまり時間的余裕がないこともあり、朝7時前に起床して、8時過ぎには早速王宮めぐりへ出発。「観光地」という場所はそれほど多くない印象のソウルですが、初ソウル、やはり王宮は外せないかなと。

ホテル最寄の踏十里(ダプシムニ)駅から5号線、鍾路3街(チョンノサンガ)駅で3号線に乗り換えて、安國(アングッ)駅へ向かいます。約2~30分。

昌徳宮、敦化門
▲正門、敦化門(トンファムン)。1607年再建。 (ソウル・昌徳宮)

まずは、昌徳宮(チャンドックン)。ユネスコ世界遺産(1997年文化遺産登録)です。ここは、個人参観が限られていて、基本的にはガイドツアー参加ということで、日本語ガイドツアー初回9:30スタートを目指して最初に訪れようと決めてました。団体客も含めて5~60人くらいの結構な数の日本人(+α)が集まり、2人のガイドさん、2グループに分かれて案内。

4万5,000平方メートルという広大な敷地で、入場や観光が制限されているということもあり、森や整備された庭園が広がり、ソウルとは思えない静寂と自然に癒されます。1時間以上あるガイドツアーで、起伏も含めて結構歩くのですが、この日は天気もよくとても心地良かったです。


▲正殿、仁政殿(インジョンジョン)。 (ソウル・昌徳宮)

昌徳宮、仁政殿
▲仁政殿内にある玉座。仁政殿内は、重層入母屋造という吹き抜け造り。 (ソウル・昌徳宮)

昌徳宮は、李氏朝鮮第3代王太宗が1405年に建造。景福宮と共に歴代の王が政務を執った場所。一度、文禄・慶長の役(1592年~1598年)で焼失していて、1615年に再び王宮として再建されたそうです。韓国の王宮や歴史的建造物には、文禄・慶長の役(韓国では倭乱などと呼ばれる)で豊臣軍に焼き払われたり、日韓併合の際日本によって破壊されたものも少なくありません。日本では愛され尊敬される歴史的人物である豊臣秀吉や伊藤博文も、韓国にとっては侵略者だったりする(正確には日韓併合は伊藤博文が暗殺された翌年ですが)。隣国同士に戦争の歴史はつきものですが、こうした歴史を持った建物を見て話を聞くと、やはり少々複雑な気持ちになりますね。

日本語ガイドツアー、僕が付いていったグループは、若い女性のガイドさんで昔の民族衣装姿で案内してくれました。荘厳な建物や美しい石畳を颯爽と歩くその姿はなかなか絵になります。

昌徳宮、絵になるガイド
▲進善門(チンソンムン)と民族衣装のガイドさん。(ソウル・昌徳宮)

自然に溶け込むように配置、建築された建物の数々。緑や朱色の配色と緻密な装飾が印象的な柱や梁などの朝鮮の建築様式美。青い瓦屋根の建物など中国の影響も色濃く観られます。

ガイドさんも、この場所は「宮廷女官チャングムの誓い」(日本でも人気の韓国ドラマ。僕は未見です・・・)の撮影場所になったとか、いろいろ分かり易く楽しく案内してくれて良かったです。建物の多くにオンドル(床暖房。現在は温水中心ですが、昔は暖気)があって、煙突があるというのが、一見日本の木造建築物に似ていながら日本にはない異なる部分で、個人的にはとても印象的でした。

昌徳宮、オンドル煙突
▲建物脇の壁沿いにあるオンドルの煙突。床下を通り、外で排出される仕組み。(ソウル・昌徳宮)

2008.03.19

ソウルは地下鉄が便利

  地下鉄5号線
▲都市鉄道公社・地下鉄5号線
(ソウル・地下鉄・踏十里(ダプシムニ)駅プラットホーム)

ソウル観光で、だいぶお世話になった便利だったのは地下鉄。市内中心地間だったらだいたい初乗り1000W(ウォン)でOKで安いですし、旅行者も利用しやすい。ソウルの地下鉄は、ソウルメトロが運営する1号線から4号線と、都市鉄道公社が運営する5号線から8号線、およびKORAIL(韓国鉄道公社)の一部区間があります。ソウルメトロと都市鉄道公社。東京メトロと都営地下鉄のような感じでここでも日本と似ています。

地下鉄のバー回転式の改札機
▲地下鉄のバー回転式の改札機
(ソウル・地下鉄・鍾路3街(チョンノサンガ)駅)

1974年に1号線開通して以来、ソウル中心地には地下鉄網が張られ、現在ではかなり整備されています。券売機や改札機はシルバーの無機質な感じですが、利用、乗車方法も日本とほとんど変わりません。日本では遊園地などで見かけるバー回転式の改札機は、ちょっと新鮮で楽しかったです。

T-moneyとソウルシティパス
▲右がT-moneyストラップ型。左がソウルシティパス1day。

日本のPASMOやSUICAのようなICカードも2005年から導入されていて、T-moneyと言います。日本と違って、カード型の他、栞のような縦長のタイプやストラップ型、ネックレス型、バンド型などバリエーションが多いのが面白いです。韓国の携帯電話にはICチップは搭載されていないのですが、IC内蔵のSIMカードを使用することで日本のモバイルSUICAのような利用も出来るそうです。ちなみに、僕は携帯ストラップ型を買いました。

また、2日目は一日中ソウルを駆け回るつもりだったので、ソウルシテシティパスも購入。これは1日、地下鉄、市内バスが20回まで、シティツアーバスという観光客向けコース循環バスは乗り放題となる観光客向けのパス。15000W。2日パス(25000W)、3日パス(35000W)もあります。

ソウルの地下鉄は、案内板にもところどころ英語や漢字が書いてあるし、駅や路線も整然と番号が振られているので、初ソウルの僕でもそこそこ乗りこなせました。駅や車内も総じてキレイ。朝早くや夕方地下鉄に乗ると、仕事に疲れたサラリーマンとOLで日本同様のラッシュも。顔も雰囲気も似ているから、一瞬東京の地下鉄に乗っているような錯覚さえあるかも。

でも、主要駅や賑わう駅になると、駅構内や階段に野菜や洋服を路上販売している人も居たりして。やはり発展しながらも、大陸アジアらしい雰囲気を感じられるのが韓国らしいなと思いました。

バスは路線がややこしくて、渋滞など時間も分からないし、タクシーは料金に不安もあるし、ソウル観光は断然地下鉄が便利かなという気がしました。

地下鉄駅構内の路上商
▲地下鉄駅構内で何やら商品を広げる路上商。
(ソウル・地下鉄・鍾路3街(チョンノサンガ)駅)

韓国テレビ事情

ホテルの部屋では、テレビを点けてみたりも。

スケートの中継では、浅田真央はやはり韓国でも人気がある模様。キム・ヨナと2大人気選手的な扱いでした。「サンデージャポン」などでおなじみのヘリョンも、なんかバラエティ番組に出演してました。日本ではチマチョゴリ姿の印象だけど、普通に洋服。あれはやっぱ韓国人というアピールとイメージ戦略なんでしょうね。韓国でもテレビに出てるってホントかなぁ~なんて思ってましたが、ホントだったようです。

CMや番組のセンス、タレントのファッションは、日本と変わらないくらい。ちょっと韓国らしくクサい感じとか、どこか昭和のような野暮ったさも若干見られるますけど。女性タレントや女優さんもキレイな人多いですね。ただ皆ちょっと似た雰囲気なのは、やっぱ整形のせい!?帰りの現地係員の人は、「イ・ヨンエは整形してますね」と断言してました(笑)。

そうそう、韓国で気になったのは、おかっぱに両脇をふわふわとカールした女性の髪型。CMや街中の看板なんかでもモデルやタレントが結構しているのですが、日本ではあまり見たことないし、少なくとも流行ってはないと思います。あれ、ちょっと古臭い感じもしなくはないのですが、なかなか可愛らしい!韓国女性の顔にも合ってます。

話戻してテレビですが、ケーブルテレビのチャンネルだと思いますが、日本のアニメやJ-POPの番組もやってました。中島美嘉の「SAKURA ~花霞~」のPVをソウルで見るとは。「るろうに剣心」や「Dr.スランプ」もやってました。もちろん韓国語吹き替え版。やはり日本のアニメは新旧問わず韓国で人気を得ているようです。

やっぱり日本のこと大好きなんですね。日本人や日本文化は好きだけど、日本という国や国家、政府は嫌いという韓国の複雑な対日感情の一端を垣間見ました。

あと面白かったのは、対戦型ネットゲーム専門のチャンネルや、ビリヤード専門のチャンネルがあったこと。一日中、ゲームやビリヤードの試合を放送してます。韓国はプロゲーマーがいるそうですしね。ビリヤードは、真剣勝負な試合の一方、ミニスカートのセクシー女性対戦の試合もあったり。

テレビも、国ごとに違いがあって、楽しいですよね。

韓国ケーブルテレビで放送中の「るろうに剣心」と思われるアニメ
▲韓国ケーブルテレビで放送中の「るろうに剣心」と思われるアニメ。(ホテルにて)

ソウルに到着

18時50分成田発、ノースウエスト航空8便で一路ソウルへ。フライト自体は、2時間前後。やっぱ近いなぁ~!

飛行機の中、隣はアフリカ系アメリカ人の中年女性で、頭はオレンジ色のドレッドヘア。なぜかネイティブのはずなのに、イミグレーションカードの書き方をしつこく聞いてきて。「Address in Korea」(滞在先)という欄に何書けばいいんだ?とか。いまふと思いましたが、もしかしたら文字が苦手なのかなぁ。アメリカってそんな識字率悪かったかなぁ!?でもあんま喋りの英語も得意じゃなかったような。フライトアテンダントになかなかお茶一つ頼めてなかったし。

機内(もちろんエコノミー)では、手巻き寿司(カニサラダっぽいのとナムルっぽいのの2本。酢飯だったけど韓国製?)と唐揚げのお弁当セット(冷たい)が軽食として出たのですが、このアメリカンおばちゃん、寿司2本とも僕に譲ってくれました。「Don't you like sushi?」とか聞いたら、すんごい嫌そうな顔で頷いてました。日本には乗換えで寄っただけなのかな。初っ端からちょっと謎の自称アメリカ人と遭遇でした。

韓国は、仁川(インチョン)国際空港に21:10過ぎに到着。仁川空港は、ソウル市内から約100km離れた場所にある2001年3月開港の新しい空港。ソウル市内からの遠さといい、まさに日本で言えば、成田のような存在でしょうか。実は出発前夜テレビ放送を録画しておいた映画「シルミド」を観たのですが、そのシルミド(実尾島)はこの仁川空港のすぐ傍にあるらしいです。

旅行会社の人が用意してくれたバンでソウル市内のホテルへと向かいます。何人か他のお客さんと合流するものだと思っていたら、僕一人を待っていた模様(苦笑)。専用のお出迎え。

今回はこの初めと終わりの送迎とホテル予約のみのフリーツアー。現地係員と話する機会もあまりないので、車中ではいろいろお話。20代後半か30代くらいの明るく楽しい女性。車窓から見えたハンガン(漢江)や青瓦台について教えてくれたり。「一人で寂しくないですか?」ばっか聞いてくるのには参りましたけど(苦笑)。

ファミリーマート踏十里駅前店近辺
▲翌朝撮ったファミリーマート踏十里駅前店近辺
(ソウル・地下鉄5号線踏十里駅前近辺)

ホテル到着は深夜23時過ぎ。部屋に荷物置いてすぐに夜食、朝食を買出しに。東大門区とはいえ、結構郊外みたいで、この時間に開いている店もまばら。ホテル近所にファミリーマート、ちょっと先にはセブンイレブンも発見。ソウルはファミマが多いです。

ファミリーマートで買った飲食料品
▲ファミリーマートで買ったミネラルウォータ、ジュース、サンドイッチ、パイ。

コンビニは基本的には日本と一緒だけど、ちょっと狭っ苦しい感じとか、店内が薄汚れている感じは、やっぱ上海のコンビニに近いかな。店員の愛想も含めて(苦笑)。ファミマでミネラルウォータや朝食のサンドイッチ、おにぎりなどを調達。ハンバーガーやパンも置いてあったけど、お弁当のようなものはなかったような。そう言えば、中国でもなかった気がします。コンビニで弁当買って食うなんてのは、日本だけなのかも。韓国ではまだまだ屋台や安い飲食店もあるみたいですしね。

シティパレスホテル
▲シティパレスホテル外観
(ソウル・東大門区踏十里地区)

ホテルは、東大門区の踏十里(ダプシムニ)にあるシティパレスホテル。事前にチェックしたネットの情報交換掲示板などでは、あまり評判宜しくない感じ。想像していたよりは結構大きい建物。1階にはカフェ兼食堂兼バーもあります。朝はここでホテルオススメのお粥なんかもあるそうですが、12,000ウォンは高いかも。また、使われてなさそうな雰囲気の「カラオケ、パチンコ」なんてドアに書いてある謎のスペースもあったりして、そこはかとないカオス感満載のホテルです(苦笑)。フロアガイドに男女サウナとかも書いてあったけど、現在は営業していない模様。日本田舎冴えない安ホテル的な雰囲気!?

廊下や部屋も確かにキレイではないです。汚いというよりは、古い、メンテや改修が出来ていないって感じかな。部屋の窓はギコギコ開かなかったり、玄関ドアと部屋の間に段差トラップがあったり、バスルームはタイル剥げてたり。でも、まぁ、フォローするわけではないですが、値段はそれほどでないですし、フロントは日本語堪能、何かを聞けばそれなりには対応してくれたので、逃げ出したいような嫌な思いはなかったです。ま、清潔さやアメニティはいまいちですし、立地なんかも良い方ではない感じなので、ホテルが選択できる場合あえて選ぶことはないかな、とは思いますけど。

ちなみに、冷蔵庫にあるアルミポットのミネラルウォータは、各階のエレベータホールに給水器セルフサービスでおかわり自由でした(笑)。

ま、何はともあれ、アンニョンハセヨ、テーハンミングッ(大韓民国)。アンニョンハセヨ、ソウル。

シティパレスホテル客室内
▲シティパレスホテル、ツインルーム。窓の障子は韓風で良い

九段下、KOREAN DINING しゃら亭

九段下駅近くに昨年末オープンしたというKOREAN DINING しゃら亭という店に行きました。韓国家庭料理をメインとした料理店。

新しいこともあり、チェゴヤなどと比較するとどこか韓国家庭料理らしからぬ、なかなか小洒落た内装。それに合わせるかのようにマッコリカクテルなんていったメニューも充実しているようです。その反面、料理はわりとオーソドックスな感じかもしれません。

冷麺(水冷麺)、石焼ビビンパ、しゃら亭特製チヂミ、赤いトッポッキなどを注文。ビビンパ、カリふわなチヂミが美味しかったかな。

お酒、マッコリも美味しかったです。先日ネパール料理屋で飲んだロキシーとか、似てますね。日本で言えばどぶろく。アジアの酒って感じ。

雰囲気良いお店で、お酒も楽しいですが、料理も何かもう一工夫、一パンチあると尚嬉しい感じでした。

予習完了。今日明けたらソウルへ旅立ちます。1日目到着は夜だけど、ネットでの評判は良くないホテルもいかほどか楽しみです(笑)。KTBのDMZツアー、ネットで予約したけどその後サーバ壊れてリコンファームできなくて、ちょっと不安。向こうでも、頑張って食事もチェックしてみようと思ってますが、美味しいものと出会えるといいな。また、旅行記書かせて頂きます。行って来ます。

http://www.shara-tei.com/
http://r.gnavi.co.jp/p649700/

2008.03.16

浦和開幕2連敗。オジェック解任

開幕2連敗の浦和レッズ、オジェック監督が解任されるそうです。

個人的には、元々守備的傾向しかり、交代のタイミングやカードの切り方等の采配しかり、あまり好きではなかったし、浦和に最適なのか疑問がありました。昨年は、ACL優勝、クラブW杯3位という歴史的な成績を残しはしましたが、それはタレントが揃っていた選手層の厚さに寄るものが大きかったように思います。

就任当初から選手との相互理解の不足や衝突もしばしば見受けられて、エースだったワシントンは涙ながらにチームを去っていきました。開幕戦の4トップ作戦も、先日の名古屋戦の啓太、梅崎のチェンジも素人ながらに首を傾げます。かつてのブッフバルトのように、まだそれが当たれば采配の妙となるのかもしれませんが、エメルソンやワシントンといった強力FWの得点や鈴木、山田、坪井らの巧みな連携でサポータを魅了し、選手も一丸となっていたあの頃と比べると、オジェックは今や独り選手たちからもサポータからも浮いて孤立してきてしまっていたように感じます。

昨年までの浦和の活躍と成長は、Jリーグにおいても、また世界においても誇るべきことであることは間違いないと思います。大枚叩いて大型補強も構わない。しかし、このままでは野球のジャイアンツのようになってしまうのかなという不安もありました。ワシントンが残れば、高値のFWを2人も補強しなくて済んだかもしれません。怪我の多い闘莉王の代役として頼れるようなDFを1枚補強できたかもしれません。監督の指導指示が不明瞭ということもあり、何か選手同士もうまく連携が取れていない様子。これではいくら良い選手を集めても・・・。

今年序盤はストイコヴィッチ名古屋や、横浜Fマリノスも面白い。若い選手や低迷していたクラブが活躍すると面白くなりますね。浦和もあぐらかいてはいられない。良いお灸を据えられたんじゃないかな。解任のフロント決断が早かったことが幸いすることを祈りたいです。後任がエンゲルス前コーチというのも微妙ですけど。まずはネガティブは雰囲気が変われば。

2008.03.10

スターケバブ★アキバテラス、ドネルケバブサンド

スターケバブ★アキバテラス

午前に秋葉原で買い物帰り、昼食にスターケバブ★アキバテラスでドネルサンドをテイクアウトして帰りました。

秋葉原には屋台なども含めて何店かドネルサンドの店がなぜか集中しているのですが、ここはその元祖らしいです。昔はクルマ移動販売でやっていてよく見かけた気がしましたが、今ではフランチャイズなどを積極的に展開しているようです。

ずっと気にはなっていたものの、実は買うのは初めて。ちょっと前にはmixiマイミクの方がトルコ行ったなんて話聞いて、「おぉ、これもトルコ料理じゃん」などと思い(笑)今日こそと。アキバテラスは2号店で、イートインもあります。席が少なくて満席だったので、大人しくテイクアウトの窓口へ。店頭に吊るされゆっくり回る、トレードマークのドネルケバブ。ビーフに並んで、チキンも登場。壮観です(笑)。

購入したのは、イフティヤール(600円)、チキン・ケバブ・ピタ(400円)、子羊のシシケバブ(500円)、さらにトルコ産のチェリー味のパックジュース(200円)。イフティヤールはトルコトラディッショナルだというビーフケバブサンドで、大きなフランスパンにたっぷりの具材。チキン・ケバブ・ピタは、その名の通りチキンケバブをピタパンに詰めたもの。どちらもしっかりスパイスが効いていて、玉ねぎもシャキシャキ。買う前はちょっと高いんじゃないの?とかちょっと思ってたのですが、レギュラーサイズでもかなりボリュームがありましたし、美味しかったです。マクドナルドはもちろん、日本人が真似て作った感じとは明らかに異なるトルコ人経営ならではの本場に近い味という感じで、これなら値段も適正かもしれませんね。

丼とか弁当とか日本ならではのゴハンメニューもあるらしいので、次はそちらにも挑戦してみようかな。これが秋葉原でウケるなら、コシャリとカルカデ(ハイビスカスジュース)のエジプシャン・ファーストフードなんてのもイケるのかなぁなんて、ちょっと考えてみたりして。中東とかアフリカは欧米やアジアと比べればまだ日本人には馴染みが薄い部分も多いから、いろいろヒントが眠ってる気はします。

http://www.kebab.co.jp/

スターケバブ★アキバテラス ドネルケバブサンド。ちょっと写りがあれですけど、美味しかったです

2008.03.09

「バンテージ・ポイント」

映画「バンテージ・ポイント」、観て来ました。
大統領暗殺の真相を、シークレットサービスや容疑者を含むその場に居合わせた人間たち複数の視点から描いていくサスペンス・アクション。

暗殺、テロリストというテーマは決して新しくはないかもしれません。また、トレイラーなどを見てもっとサスペンスや謎解きに重点を置いた作品かとイメージしていたのですが、意外に中盤以降はアクションやカーチェイスが多かったです。

ですが、結論から言いますとなかなか面白かったです。同じ時間軸上の大統領暗殺を中間点とする出来事を、8人の視点で次々に見せていく。映像も展開もスピーディで、約90分の上映時間を駆け抜けるような感じが、見るものを飽きさせません。スピーチ会場のセキュリティもどうなのよという気はしないでもないし、ぶっちゃけ「真相」だってそれほど意外な結末ではないのですが、いい感じで伏線も貼られてるし8つのストーリーが最後に一つに帰結する感じはやはり気持ちいいですね。

挙動不審且つ不死身のシークレット・サービス役のデニス・クエイドもいいですが、個人的にはビデオカメラおじさん(?)役のフォレスト・ウィッテカーの演技が印象に残りました。彼の人間的な演技と役柄は、とても映画に深みや温かみを与えている気がしました。

決して超大作ではありませんが、最近少なくなったハリウッド映画らしい良いハリウッド映画だと思います。

http://www.sonypictures.jp/movies/vantagepoint/

2008.03.02

格安フリーツアーの宿命

往復チケットと宿泊、ホテル空港間の送迎のみフリーツアー。ツアーの詳細が手元に届きました。ちょっと面白かったのは、韓国からの持ち出し制限品目。「許可が必要なもの:1.2kgを超える紅人参、10kgを超える白人参、合計1.2kgを超える高麗人参の粉末およびカプセル類」・・・どんだけ人参好きやっちゅうの(汗)。

激安だったので、予想はしていたのですが、宿泊ホテルはネットでも悪評高いシティ某ホテル(東大門区)。こうなったら怖いもの見たさ、あえてどんなもんかこのまま行ってみたいと思います(笑)。悪評と言っても、フロントの対応が悪いとかいうのはなくて、主に掃除など衛生面と設備の老朽化・メンテ不十分。韓国はサービスとか衛生観念とか日本並みかなぁと思っていたのですが、そうでもないんでしょうかね。若干ミョンドンなど市の中心部からは遠いですが、地下鉄の駅や24時間のスーパーは近くにあるようなので、その辺は動き方次第かな。

航空会社は、先日離陸トラブルを起こしたアシアナかと思ってたら、ノースウエストでした。どうせなら韓国の航空会社がよかったなぁ・・・。あまり乗らないので分かりませんが、ノースウエストもなんだかよく遅延したりトラブってる印象があるのですが、どうなんでしょう。

ま、多少のトラブルも、金銭的損失や怪我がなければ、旅のエッセンス。旅くらいはあまり日頃のようにカリカリしないでいきたいとは思ってますが。

2008.03.01

南大門とハングルとJSA

南大門こと崇礼門が焼けちゃいました・・・。ソウル旅行まであと2週間。なんというタイミング・・・。めげずに計画を考えたり、予習に励んでおります。

中国へ行ったときは、看板や標識の文字が漢字なので、字や意味が異なるものも多いけど、何となく書いてある意味が分かることも多かった。しかし、韓国、朝鮮のハングルは、パッと見た感じ、ホントに異国の文字、さっぱり読めないし意味も分かりません。

日本語に漢字以外の文字、表音文字の仮名(ひらがな、カタカナ)が生まれ広まったのは西暦700~1000年と言われているらしい。一方のハングルは、さらに500年後の1400年代。日本の仮名が漢字から徐々に形成していったのに対し、ハングルは時の李氏朝鮮国王が「訓民正音」として制定したことに始まるそうです。言わば人工文字。そのためか、調べてみると、2~3のパーツに分けてそれぞれが表す子音と母音、(末尾子音)の音の組み合わせという意外にシステマティックというか、分かり易い作りになっていてビックリ。

あと数週で覚えるのはちょっと難しいですが、自分の名前くらい書けるようになっておこうかな。

映画「JSA」も観ました。韓国映画なんて、チョン・ジヒョン目当ての「僕の彼女を紹介します」以来です(笑)。でもなかなか良い映画でした。元々は同じ民族、同じ国が分断されている現実は、悲劇ですよね。イ・ビョンホンは原田泰三、イ・ヨンエは東ちずるに見えて仕方なかったのですが、それはさておき、板門店での南北両兵士が会談に呼ばれ証言するシーンでは、国家間の狭間で偽らざるを得ない真実と感情が伝わってきて、ちょっと心を打たれました。あの会議室、青いプレハブ小屋をしっかり、見てきたいと思います。

イ・ミョンバク新韓国大統領は、三一節のスピーチであえて日本との歴史問題に言及せず「未来志向」を語ったそうです。毎日流れる、反日、反中、反韓の不愉快なニュースにもちょっとウンザリ気味。歴史や領土の問題しかり、北朝鮮問題しかり、いろいろ平和的に良い方向へ解決に向かえばよいのですが・・・。

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