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2008.02.02

不謹慎、謝罪と寛容

くりぃむしちゅーの知事選出馬を題材にしたコントのお酒のCMがありましたが、酒造メーカの地元が近々知事選で不謹慎だとかで放送を中止したそうです。「不謹慎」、ですかねぇ・・・!?あのCM結構面白くて好きだったんですけど。

最近芸能界に限らず、スポーツ選手でも、企業でも、謝罪謝罪謝罪・・・。

ちょっと前、倖田來未が「オールナイトニッポン」で「35歳になると羊水が腐る」とか発言したということで、非難され謝罪するというニュースがありました。確かに発言は不適切ですし、特に該当する年代の女性には不快だと思います。謝ってしかるべきなのかもしれません。

ただ、これをもってしばしプロモーション活動を自粛するとか、ネットで匿名の一般人が鬼の首を取ったかのように怒涛の如く非難を応酬しているのを見ると、ちょっと行き過ぎというか、微妙な違和感も感じてしまいます。ラジオの深夜番組ですよね?昔はもっと過激で馬鹿な発言もたくさんあったように思います。

先日テレビのユリウス・カエサルの特集で、カエサルは「寛容」ということを非常に大切にしていた人間で、かつての敵や一度裏切ったような人間を側近に置くことさえあったという話がありました。ま、それで結果側近に暗殺されるわけではありますが・・・。

誰かが日本には「寛容」が過度に失われたといった趣旨のことを言っていました。ネットで誰もが自由に物を言えるようになった分、一つ過ちを犯したり、問題を起こすと、その非難と扱き下ろしが洪水の如く押し寄せます。従って、企業などは、イメージや社会的影響を意識して、極めて慎重にならざるを得ない。食や生命に関わるような安全とか、不正摘発とか、そういう意味ではもちろん良い面もたくさんあると思います。

ただ、CMとか芸能とか、表現があまりにがんじがらめで息苦しい世の中は、面白みもないし、自由な表現や発想が萎縮していってしまう不安はあります。いや、もう現実にそうなりつつある気もします。もう数年前ですが、ダウンタウンの松本人志がかつての「ごっつ」のようなコント番組をやらなくなった一つの理由に、PTAや人権関連など様々な団体をはじめとする世間の目の変化とそれに呼応するテレビの規制強化を挙げていました。例えば、狂人のキャラクターは、似た症状の精神疾患の患者の人権侵害と取られるかもしれないし、卵を産み続ける半魚人も女性差別とか言われるかもしれない。製作者の意図はそこではないのに。

最初からジョークと分かっているCMや深夜のラジオ番組の発言よりも、もっと非難したり自粛させるべき問題は他にたくさんあるんじゃないかなぁ・・・。テレビとかラジオとか公共のメディアでは「配慮」というのは必要だと思います。むしろ、ゴールデンタイムに予言やら霊視やらを「オカルト」や「フィクション」としての扱いではなく、あたかも真実味があるかのように放送しているほうがよほど問題のように思うのですが・・・。

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