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2007.09.17

地中海の花嫁、アレキサンドリア

6日目。ギザからバスでアレキサンドリアへと向かいます。途中、高速道路と思われる道路で急にバスがスピードを落とし路肩に寄せ、さらにバックを始めます(!)。なんでも法定速度を超えて走っていたところ、警察らしきスピード計測器の前を通ったことに気付いたらしい。そこまで戻る模様。オイオイ・・・。少し先に設置されている検問にスピードや車種を報告するのか、計測器の傍には係の人間が座っています。バスがバックで近くまで戻ると、運転手は降りてその係の男に話しかけ、何かを渡します。・・・ワイロ・・・?とにもかくにも、あ~ら不思議、その先の検問ではバスはスルーできました(苦笑)。エジプトでスピード違反は結構厳罰らしく、運転手も必死でした。末端警官の収賄、ま、ある意味、海外ではよくあること、という気もしますが。

交差点。黄黒はタクシー。カイロは白黒
▲交差点。黄黒はタクシー。カイロは白黒。(アレキサンドリア)

路面電車
▲路面電車。これがまた渋滞に拍車をかけてます(笑)。(アレキサンドリア)

約2時間30分。アレキサンドリアの街に入ります。交通事情はカイロも酷いですが、エジプト第2の大都市であるここも相当酷い。三車線の道路を四列の車列が走っています(笑)。交差点もグチャグチャ。鳴り響くクラクション。その上、馬車やら、路面電車まで走っていて半ばカオス状態。渋滞でなかなか目的地に着かないのはまいってしまいますが、その活気にはなんだかこちらも楽しくなってきたりもして。街並みも少々カイロとは雰囲気が違います。その名の通りエジプトまで遠征しファラオともなったアレキサンドロス大王が基礎を築き、その後のプトレマイオス朝時代に栄えた地中海に面する大きな港町。現在も国際都市としてどこかヨーロッパの匂いを漂わせています。

まずはコームッシュアーファのカタコンベを訪れます。ゲートを入っても何もないよ?と思いきや、少し奥に何やら入口があり、中には大きめの井戸のような穴が。取り巻くように地下へと続く螺旋階段を降りていきます。カタコンベとは地下墓のこと。地下結構深いところまで掘られていて、底にはいくつかの小部屋と奥にたくさんの共同墓穴があります。現地ガイドさんは初めて日本に来てカプセルホテルに泊まった際、このカタコンベを思い出したそうです(笑)。

ポンペイの柱
▲ポンペイの柱。(アレキサンドリア)

次に近くにあるポンペイの柱へと向かいます。3世紀頃ローマ帝国時代の建造物の400本あった柱のうちの1本だけが残ったとされるなんだか不思議な遺跡。街中の小高い丘の上にポツンと、いやスフィンクスを両脇に従えて立っています。周りには荒廃しているもののローマ時代のものと思われる水浴び場や貯水槽の遺跡も発掘されていました。この日は気温は30度台と思われるものの、海辺で少し湿気があるからか、やはり暑い。ポンペイの柱の岩場の照り返しも堪えます。

トキのミイラ
▲鳥(トキ)のミイラ。国立博物館にて。(アレキサンドリア)

アレキサンドリア国立博物館にて
▲なんだか分からん(笑)。愛らしかったので。国立博物館にて。(アレキサンドリア)

アレキサンドリア国立博物館へ。暑さを凌ぐには絶好の室内。っていうか、めっちゃ冷房効いてます。地下のトイレも2003年に建てられた新しめの建物だけあってキレイ。トイレといえばエジプトのトイレ事情も、超ダーティなところ、便座がなかったり壊れてることはしょっちゅう。ドアの鍵が閉まらなかったり、そのくせチップ目当ての従業員(従業員かどうかも定かでない人間も(苦笑))はスタンバイしてたりで、外国旅行の例に漏れず(?)苦労させられました。ま、中国よりはマシだった気もしますけど。当然ティッシュ等は携帯必須、流さずゴミ箱が基本です(ホテルやレストランなどは一部大丈夫ですけどね)。

トイレに話逸れましたが、博物館。地下1階、地上2階ですが、そんなに広くないです。でも、海底から引き上げられた遺物やグレコローマン時代、コプト教やイスラム教関連の展示品などもあって、なかなか興味深いです。まだアレキサンドリア沖にはクレオパトラの時代なども含めてたくさんの遺跡や遺物が沈んでいるみたいです。エジプトは海まで貴重な歴史がまだまだ多く眠っているということですよね。

すっかり涼んだ(っていうか寒いくらいでした)後は、昼食。フィッシュ・ボーノというシーフード・レストランへ。お決まりのエイシやモロヘイヤスープのほか、ナイルパーチのフライなどを頂きました。あとエジプトは、生ジュースもおいしい!レストランには必ずといっていいくらい、マンゴやグァバなどの生ジュースがあります。スーク(市場)にはジューススタンドなどもあります。意外とお腹にはよくないかもしれませんが、ウマいのでついつい飲んでしまいます。

栄養補給も済んだ後は、アレキサンドリアといえば地中海~!というわけで、カーイトゥ・ベイの要塞が見える海岸沿いへ。雲もほとんどない突き抜けるような青空の下、美しく広がる海の景色。海の向こうはトルコです(もちろん見えません)。潮の薫りも漂い、やはりナイルの河とはまた違った味わいのある風景。ただ、なんだか凄い波が荒かったです。日本海かってくらい(笑)。この日は風が強かったからなのかな。

カーイトゥ・ベイの要塞
▲カーイトゥ・ベイの要塞。地中海沿岸。(アレキサンドリア)

カーイトゥ・ベイの要塞は、15世紀に建てられた要塞。しかし、かつてこの場所には134mにも及ぶ大灯台が建っていたそうです。大灯台は紀元前3世紀頃プトレマイオス朝時代に建てられ、8世紀と14世紀の地震で崩壊するまで世界の七不思議の一つにも入れられていたとか。要塞はその残骸を利用して建てられていると言われています。現在の白い要塞も地中海と相まってなかなか見応えのある外観ですが、やはり大灯台をこの目で見てみたかったなぁ。ちなみに現代、世界一高い灯台は我等が日本、横浜マリンタワーの106mだそうですから、大灯台はそれよりも30m近く高かったことになります。まさに海辺のピラミッドの如く、圧倒的な光景だったでしょうね。

人生初の地中海の風を身体で覚え、アレキサンドリアの街を後にします。と言っても、やはり午後も凄い渋滞で街を出るまでもかなり時間がかかりましたが。行きにも通った高速道路では、途中ドライブインに休憩を兼ねて寄りました。喫茶・軽食屋のほか、Sweet Marketと看板の下に、お土産風の菓子折りを売っているブースとコンビニやキヲスクで売ってるようなガムとか飴とかを売っているブースがあり、みんなでいろいろ買いました。ナツメヤシ入りクッキーはおいしかったけど、ガムは不味かった。でも楽しいし、お土産にもいろいろ買いました。

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