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2007.09.18

考古学博物館、ツタンカーメンの秘宝

午後。いよいよエジプト考古学博物館へ。
赤い外壁、2階建ての建物はそう大きくはないものの、入口から入るとすぐ広がる1階中央ギャラリーから、所狭しと展示物がいっぱい。たくさんの小部屋の中はもちろん、一見廊下のような場所にまで多くの展示物が置かれています。吉村作治氏がどこかの番組で「博物館というより倉庫」と言っていましたが、言い得て妙。僕らは1時間程度で早足で見学しましたが、ゆっくり見ようと思ったら1日でも2日でも潰せそう。エジプトの歴史の偉大さに改めて圧倒されます。

エジプト考古学博物館
▲エジプト考古学博物館。内部は撮影禁止です。(カイロ)

1階中央ギャラリーのピラミディオンやアメンヘテプ3世と王妃ティイの座像、ロゼッタストーンなどから興味深いものだらけ。でもロゼッタストーンはレプリカ。本物は現在大英博物館。イギリス、返してください・・・。立像や座像の数々には古王国時代(紀元前約2,000年)のものもあり、とてもそれほど昔のものとは思えないほど造形や彩色がしっかりしていて驚きました。

2階はその半分近くがツタンカーメンの宝物で占められていますが、パピルス製の文書や兵士や船などの小さな木像などもあって、当時の国家や人々の状況が垣間見られて面白かったです。

それにしても、やはりツタンカーメン(トゥト・アンク・アメン)の宝の山は圧巻です。圧倒的な質と量。黄金のマスクは、厳重な仕切られ冷房もガンガン効いた何やら雰囲気の異なる少し暗めの部屋に展示。照明に照らされ、妖しく美しく黄金に輝く総純金のマスク。造形が見事なのはもちろんですが、マスクの内側にも何やら文字のようなものが刻まれていたり、いろいろ発見があったりもして、この日は幸いにもそれほど客が多くなかったこともあり、しばらくケース傍から覗き込むように見ました。黄金のマスクの向かいに置かれた黄金の棺も凄い迫力。3重4重になっていた外側の大きな棺も黄金マスク展示室の外の廊下にずらっと置かれていて、その他多数の副葬品も含めて、古代エジプトにおけるファラオの権力の大きさを思い知らされます。若くして即位し短期政権だったとされるツタンカーメンでこの宝物ですから、他の王の権力もいかおうであったのか・・・想像絶するところですね。装身具から立像、玉座、ベッドに至るまで惜しげもなく使われている黄金。玉座の背もたれには妻アンケセナーメンとの仲睦まじい姿が描かれています。そういえば、1階にあったいろいろな時代の座像にも夫婦2人対というものが結構多かったのが印象的です。

最後に、ミイラ室へ。ツアーの予定としてはなかったのですが、多少時間があるので希望者は見学OKということで。100L.E.別料金でしたが、もちろん入りました。それほど大きな部屋ではないですが、ミイラが十数体くらい、ショーケースの中に横たわっています。全部かつて王国の時代にファラオや王妃として"生きた"人たちですから、冷静に考えると凄い部屋ですよね(苦笑)。あのラムセス3世のミイラもありました。今回の旅行でエジプト全土でその名前を毎日のように聞いた強大なファラオの姿。眠り続ける意外と小さなその黒く固まったその身体。神の地で永遠の命を授かったかどうかは分かりませんが、彼のミイラが何千年という時代を超えて歴史を語っているということは、ある意味時を超えて生きていることにはなるのかもしれませんね。エジプト考古学博物館の興味深い展示物の数々。エジプトの最後を締め括るにふさわしい場所でした。

車道脇を歩くラクダ
▲車道脇を歩くラクダ。市街でもロバや牛もまだまだ見られる。(ギザ)

すべての観光を終え、カイロ国際空港へ向かいます。空港ロビーで、スーツケースと手荷物を改めて荷造りし直して、飛行機の出発を待ちます。往路では気付かず寄る時間もありませんでしたが、空港内には免税店や売店はもちろん、スターバックスやマクドナルドもあります。みんなマック・アラビーヤにチャレンジしていました。日本への帰路も、エジプト航空。17:50カイロ発、成田直行便です。長いようで短かったエジプト旅行の終わり。ま、家に着くまでが旅行ですけどね(笑)。

カイロ国際空港にて
▲帰路、カイロ国際空港にて。5度のエジプト航空。お世話になりました。(カイロ)

エジプトは、必ず行ってみたい国の一つでしたが、やはり期待通り興味深い面白い国でした。お腹壊したり、いろいろあったけど、本当に楽しかった。欲を言えば、十何年後かまた何度かは訪れたいとも思います。シナイ半島やオアシス、スエズ運河など、古代エジプト中心の今回のツアーとはまた違った視点で訪れたい場所もたくさんありますから。

帰って少し経った今でも思い出すと興奮しますし、なんだか夢を見ていたようでもあります。カルカデの味が忘れられず、家でもハイビスカスティを入れてみたりしながら、次は旅行どこへ行こうかなぁとか考えている今日この頃です。

エジプトの紙幣
▲エジプトの紙幣。例に漏れず、汚い臭い・・・。上から5ポンド、1ポンド、50ピアストル、25ピアストル。

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コメント

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よくぞご無事で!
神を信じてました

>Nさん
阿修羅(笑)。
エジプト航空、結構ヤバかったのね。トイレ?自殺?機長が飛行中に?(笑)
ま、すべてはアラーの神のお考え次第でしょう。

Nさんも、是非機会があればエジプト航空をご用命ください。酒や豚肉料理は出ませんけど。

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