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2007.09.17

ナイルディナークルーズ、エジプト最後の夜

ナイル・ディナークルーズのクルーズ船
▲ナイル・ディナークルーズのクルーズ船、ナイル・クリスタル。(カイロ)

アレキサンドリアからカイロに日帰り。カイロ、そしてエジプト最後の夜は、ナイル川でディナークルーズです。僕らが乗船したのはナイル・クリスタル(たぶん)。食堂が2フロア、その上は船上後部デッキに出られるようになっています。桟橋から船内に入ると、カーペット敷きで、金キラの階段やエレベータがあるホテルのようなエントランスホール。ただ、食堂はそこまで豪華絢爛というほどの感じではなく、食事もビュッフェスタイル。服装もほとんどの人はラフな装いで、気軽にちょっと優雅な気分が味わえるといったところでしょうか。

席に着き、飲み物を注文してしばらく待って20:00時に出発。ほどなくして、料理のワゴンが用意され、お食事がスタートします。食事は肉とかはちょっと硬かったりして、まずまずでした。フロア中央のスペースがちょっとした舞台のようになっていて、出発から30分ちょっと経ったくらいから、そこでショーが始まりました。初っ端は、白いスーツのちょいメタボなサミュエル・ジャクソンといった風貌の歌手が登場、甘~いムード歌謡のような歌を歌い始めます。その後、ビートルズの軽快な楽曲や女性歌手も現れてデュエットなど数曲を披露。

続いて何やらピーヒャラ笛やトントコ打楽器を使った民俗音楽的な演奏、美しい民族衣装を纏った女性が複数人登場し、注目のベリーダンスへと突入。ただ、ベリーダンスと言えばいわゆるセクシーで激しいものをイメージしていたのですが、この日はちょっと違って、エスニックで伝統的な雰囲気を強調した踊り、演出といった感じでした。衣装もメインダンサー意外は口や顎を隠すなど、添乗員さん曰くラマダーンに入ったということで意識的にかなり露出を普段より控えていて、演目も考慮しているようだとのこと。とは言え、それはそれでとても楽しめました。今回の旅行、ラマダーンの期間だったものの観光自体にはほとんど支障はなかったですが、ルクソールで目撃した大勢一斉の礼拝(サラート)しかり、比較的ライトなエジプトにおいても、イスラーム教徒の敬虔さは改めて実感しました。

ベリーダンスショー
▲ベリーダンス。ベリーとは"お腹"のことだそうですが・・・。(カイロ)

美しい女性のダンスの後は、コント仕立ての寸劇。言葉がアラビア語なので細かいことは分かりませんが、何やら、指揮官と部下の兵2人、将軍の妻といった登場人物の模様。家では妻に尻に敷かれる指揮官が、部下に厳しく指導する日々に、なんやかんやハプニングが起きるといった感じの話(と思われます(笑))。部下を横に並ばせて「気をつけ!」「なおれ!」と号令をかけると一人の部下が、隣の部下の足を踏むみたいな(笑)、ドリフばりのコテコテコントを繰り広げてました。西欧人の観客の一人が部下兵役としてステージに上げられて、これがイイ味出してウケてみんな爆笑でした。

スーフィーダンスショー
▲スーフィーダンス。いつもより多めに(?)回っております。(カイロ)

最後は、民族衣装の男性2人が、スーフィーダンスという踊りを披露してくれます。スーフィーとはイスラーム神秘主義のことで、自我を解き放ち神とシンクロする行為などを指すらしいです。ま、簡単に言えば一種トランス状態になって踊る感じでしょうか。エジプトでスーフィーダンス(タンヌーラ)と呼ばれる踊りは、裾が円く大きいスカートとやはり大きく円いドーナッツ状の布を持って踊る旋回舞踏。凄い回数、凄い速さでひたすら回りまくります。時にその円い布を頭上でピザ職人のように廻したり、客席も縦横無尽に動き回りクルクルクルクル。目瞑ったり、首を据えたり、工夫はしているようですが、それにしてもよく目が回らないなぁ~!と思ったら、踊り終わったら一人はちょっと目が回って、さらにちょっと気分悪そうでした(苦笑)。そりゃぁ、そうなるでしょ。確かにトランスするかもな~って思いました。こういった観光ショーならともかく、宗教的儀式としてはトルコなどでは規制されているくらいらしいです。客席も座っている頭上をぶんぶんスカートや布がかすめたりして、ループする音と風景になんだかとても盛り上がりました。

クルーズ船の甲板
▲クルーズ船の甲板。ナイルの夜景。(カイロ)

充実した内容でショーが終わってから船の終着までは20分弱の時間。ナイルの夜風と夜景を楽しまないとというわけで、急いで甲板へ出ます。ド派手な電飾をしているホテルなどはあるものの、川辺のカイロ夜景はオレンジの外灯中心で、意外と暗い印象。でもその程好い明かり具合が逆に良い雰囲気でした。伝統的なダンスとディナーを堪能し、忘れられない一夜となりました。

明日は一日カイロを観光して、夜はもう飛行機の中です。エジプト最後の夜は、ラムセス・ヒルトンに宿泊。腹壊した時は1週間ももつかなぁなんて弱気になったこともありましたが、部屋から望むカイロの街とナイル川の夜景、明日から見られないと思うと寂しさが急に押し寄せてきました。

ラムセス・ヒルトン・ホテル
▲ラムセス・ヒルトン・ホテル。広く快適なお部屋。でも洗面台の蛍光灯は切れ掛かってたり、ドライヤーがめっちゃ風力弱かったり(笑)。マーレーシュ!(カイロ)

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