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2006.05.01

上海~北京、寝台列車の旅

想像していた以上に面白かった上海。新天地などまだまだ行ってみたいところはありますが、今夜でサヨナラです。鉄道で一夜かけて一路、北京へ向かいます。中国の寝台特急に乗って約12時間の列車の旅!今夜は車内泊です。

上海駅
▲上海駅。中国人、外国人入り乱れ凄い混雑 (上海)

上海駅、凄い人!中国全土から上海に来た人、また上海から旅立つ人でごった返しています。駅は、乗る車両のランクにより入口から分かれているようで、僕らは「軟座」との看板がある入口へ。チケットは入口で提示し、なんと荷物とボディの金属探知、セキュリティチェックがあります。空港並みの厳重さ。ちょっと緊張しちゃいますが、外国人観光客としてはむしろ安全安心。出発まで待合室もあります。

上海駅ホーム
▲上海駅、ホーム。向かいのホームにも上海行きが (上海)

上海から北京まで途中上下車なしで結ぶ直達特快列車。中国の長距離列車には、そのランク、快適度に応じて5種類の車両があります。硬座(下級座席)、軟座(上級座席)、硬臥(下級寝台)、軟臥(上級寝台)、高包(高級寝台)の5つ。僕らが利用したのは軟臥でした。Z8次という便に乗ったのですが、この便はすべて軟臥車両のようでした。軟臥の車両は、そこそこ新しくキレイでした。2段寝台が向かい合わせで4つ、コンパートメントごとに個室になっていてカギ付きの扉もあります。上の寝台に上がるにはハシゴはなくて、廊下側の壁に付いているステップを引き出して、そこに足をかけて昇ります。女性やお年寄りにはちょっとキツいかも。空調、読書灯、車内アナウンスボリュームなどがあって、部屋にはお湯の入った魔法瓶などもサービスで置いてあります。丁度廊下の天井裏に当たる部分がロフトのように荷物置きになっていて、結構大きめのトランクなども置けます。あまり重いと持ち上げるのは一苦労かもしれませんが(汗)。あと日本だと寝台ごとにカーテンが付いていたりしますが、そういったものはありません。なので、知らない人と同室になると神経質な人はちょっと気になるかも。僕らはツアーで一緒の日本人夫婦と同室だったので、特に問題はなかったです。とても仲睦まじいご夫婦だったので、寝るときは横になってもお互い向かい合えるようご夫婦は1階に、僕らは2階にというふうにしました。あとそれぞれ着替えのときは、それぞれが個室から出たりして。見知らぬ中国人客と同室とかになったら、この辺がなかなか融通し合うのとか難しいかもしれません。

車内廊下
▲廊下部分 (特快列車・軟臥車内)

乗り込んでしばらくすると、なんとホットミール(お弁当)とデザート(ケーキ、クッキー、フルーツ(ライチ))のサービスが!食事時間帯など限られた便には付いているらしいです。ホットミールは、ソーセージを炒めたようなものがのったライス。塩味が強かったですが、結構イケました。夕飯を食ってから乗ったのですが、ペロリ食べてしまいました。好感触。

各車両に洗面台(狭い部屋に2台)、トイレは各車両に洋式1基、和式1基。給湯、ゴミ捨てなどがあります。車両自体が新しいようなので、そこそこキレイでしたが、走ってるうちに少し汚れて、またカバー紙シートやトイレットペーパーがなくなっちゃってました。どうも掃除とかペーパーの追加などはする気がないらしい。ので、ポケットティッシュなどを持参することをオススメします。それと、僕らが乗った車両はほとんど日本人ツアー客だったのでまだマシだったのかもしれません。というのも、食堂車に行く途中入った別の車両のトイレは、ベチョベチョで凄いことになっていました・・・要注意(汗)。

2時間くらい同室のご夫婦とおしゃべり。車窓の外はすっかり真っ暗。っていうか、ホントに真っ暗。通過駅の近辺などで家の明かりや道路の街灯がたま~に見えるくらい。あとはうっすらとも先が見えない漆黒の闇です。

話も途切れたので、連れと見学も兼ねて食堂車へ行ってみることに。3両くらい離れた車両だったので、車内を移動して歩いていくと途中、デッキなどで服務員(乗務員)の女のコが座り込んで喋ったり、携帯でメールをしていました。しかも客が来ても、目も合わさずひょいと邪魔にならない程度に避けるだけ。オイオイ。日本では信じられない光景。中国の接客マナーは、緊張感ないし無愛想だし本当にまだまだですね・・・。いや愛想の良い人や親切な人もいるんですけどね。人によったり、気まぐれだったりするのかなぁ。ま、日本ほどこの辺行き届いた国も珍しいかもしれませんけどね・・・。

特快列車・食堂車
▲真ん中の赤い制服はスタッフです・・・。客に溶け込んでます、恐るべし (特快列車・食堂車内)

食堂車到着。入口付近にはキッチンがシースルーで見えるようになっています。座席は4人がけ8テーブルくらいなのでそんなに余裕ないですが、さらに奥にはバーラウンジのようなコーナーもあって、なかなかいい感じです。時間は21時過ぎだったと思うのですが、ちょうど1テーブル空いていたので、そこに座ることに。が、呼ばないと注文取りに来ません(笑)。スタッフと思わしき連中は斜め後ろの席に座って、飲み食いしながらダベったりしてます(汗)。オイオイ。

お腹はいっぱいだったので、ビールとおつまみを注文。・・・しようとしたら、バーラウンジのほうまで自分行って買ってくれとのこと。自分の範疇以外の仕事を気利かせてするとかいうことは一切ないらしい・・・(汗)。ま、すぐ見えてるそこなので、自分で行きますけど。値段は普通か普通よりちょっと高いくらいの料金設定です。ただ、ウイスキーやカクテルは高めで、かつビールはぬるく、水割りも氷がありませんでした。おつまみはピーナッツとスルメ。もっと凝った調理したおつまみもあります。食事の料理も他のテーブルで食べている人のをチラッと見たところ、焼きソバとか炒め物もあって、なかなかおいしそうでしたよ。

特快列車・軟臥2段目
▲寝台2段目。小物入れのネットやハンガー掛け、読書灯もある (特快列車・軟臥車内)

お腹いっぱいで、ほろ酔いで、あとは寝るだけ。寝台2段目は1段目より若干揺れを感じますが、最近日本の寝台列車に乗ったことないので比較できませんが、ほとんど問題ないレベルだと思います。

車窓から
▲各地あちこち、植樹が目立つ (特快列車・車窓から)

朝6時ごろ目が覚め、廊下に出ると外は天津市付近。駅周辺などはそこそこ街ですが、ちょっと離れると荒涼とした大地が広がり、ところどころレンガや漆喰のボロボロの民家が車窓を流れていきます。上海や蘇州の高速道路沿いでも目に付いたのですが、中国では植樹が盛んに行なわれている模様。まだ若い樹木がたくさん整然と植えられています。しかしその周りは緑も少なく、緑があっても花はもっと少ない。途中、羊飼いの群れも見えました。中国の荒地化、砂漠化は深刻な社会問題。その一因に羊などの放牧と無計画な開墾があると聞いたことがあります。その話を思い出し、植樹とその羊の群れのコントラストに何とも言えない思いがしました。今年は日本にも黄砂が飛来して大きな問題になっていますが、北京市内も被害が凄いらしいですし、中国本土の深刻な状況の一端を見た感じがしました。

北京駅、出口付近
▲北京駅、出口付近。狭くて人が押し合い (北京)

北京駅
▲北京駅。休日で連休ということもあり大混雑 (北京)

そんなこんなことを考えているうちに、7時30分頃、無事北京駅に到着~!改札付近からまた大混雑。駅を出ると、これまた上海以上の大混雑!なんだこりゃ~!!中国12億人のパワーを感じます。5月1日と言えばメーデー。メーデーと言えば労働者。労働者といえば共産党。ってな感じで中国では、一際5月1日は盛大に祝うらしいです。駅前にも普段以上に多くの中国国旗である紅旗がはためいています。駅や駅周辺の建物も上海と異なり、どこか古さを感じさせより中国らしい雰囲気。上海はヨーロッパの影響なんかもあってまた独特の雰囲気がありましたが、北京はやはりTHE中華人民共和国といった趣き。これはまた楽しみです・・・!

北京駅前
▲北京駅前。モニタにはチャイニーズコメディアン(!?) (北京)

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