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2006.04.29

上海の雑技と夜景

上海の朝、通勤ラッシュ時の街は凄い。クルマは渋滞し、人は溢れ、交差点の信号から車線変更から何しろ交通マナーも良くないので、道路はまさに戦場(苦笑)。クラクションが鳴り響き、事故寸前の冷や冷やする場面にも度々遭遇。というよりも、実際に玉突きして立ち往生しているクルマや、何やらトラックとバスの運ちゃんが道の真ん中でクルマ止めたまま、口喧嘩しているシーンなども目撃。車道はわりと広く車線も多いのですが、それでも足りない様子。車線変更などもかなり強引にしてくるので、ぶつからないのが不思議なくらい。徒歩だと信号が青でも横断歩道を渡るときは全く油断できません。こりゃ交通事故も非常に多いことでしょう・・・。

上海市内
▲高層マンションが乱立する市内 (上海)

観光地周辺や中心街しかクルマで通ったり歩いたりしていないからかもしれませんが、一軒家はほとんど見当たらず、高層マンションやアパートだらけ。オンボロな建物でも、10階以上は当たり前にあったりします。しかし高層なわりに細くて奇抜なデザインの建物も多く、某姉歯もビックリな建物エキスポの様相。上海は地震はないそうですが、先日も書きましたが地盤沈下は問題になっているようなので、5年後10年後と将来はちょっと心配かも。

上海を案内してくれたガイドさんによると、中国ではあまりマンションやアパートを"借りる"という概念は一般的ではないらしく、価格が高騰している上海や北京であっても、住もうと思うからには、マンションを"購入"しようと奔走するらしいです。上海では一般的なマンションでも200万元(3,000万円)以上はするそうなので、都市部の人々でも平均収入が日本の3分の1とか4分の1とかいうことを考えると、かなり高価なはず。わりと簡単な審査でローンは組めるそうで大半の人はそれを利用しているそうですが、日本以上にローン地獄かもしれませんね。ま、とはいえ、それは上海や北京など中国全土からすれば本当に一部の都市の話。都会と田舎の所得や物価の格差は開くばかりなようです。社会主義の国なのに・・・、経済特区に垣間見る一国複数制度の歪みでしょうか。ちなみに、上海とはいえ、土地は個人では一切所有できず、すべて国有地だそうです。人民はその居住権を30年とか50年、75年といった単位で買うという形式が取られています。それで3,000万円とかですから、やはり高いですね。

夕飯は上海料理。やや甘みがある味付けが多いのが特徴だとか。小龍包や鶏肉や鳩(?)の炒め物、豚の角煮のようなものなどを頂く。昼飯も含めて、基本的にコースで回転テーブルにバンバン料理が運ばれてくる感じ。茶っぱなどで味付けしてある料理とか、あと炒飯などゴハンが店などによってはちょっと匂いや癖があったりしますが、大方食事はおいしかったです。この日の昼飯と夕飯はツアーに付いているものだったこともあって、残念ながら上海蟹など高価な海鮮料理系はありませんでした。上海蟹は季節も違うようですしね(汗)。しかし向こうも日本人客であることを意識してメニューを組んでいるのか、大きく口に合わないというような料理もほとんどなく、満足できました。

上海雑技
▲上海雑技。皿回し過ぎ (上海)

そして、今夜はついに行きました!・・・上海と言われてパッと浮かぶものの一つ。友達にも「上海に行くんだ」と言うと、必ずと言っていいほど「アレ見に行かないの?」と言われる、そう、"上海雑技団"です(笑)。ま、"団"と言っても、実は複数の団体が存在していて幾つかの劇場で上海雑技は行なわれており、僕らが行ったのは新上海馬劇団が演じる白玉蘭劇場(たぶん(笑))。19時30分から開演し、約2時間程度の公演。

いや~、やはりなかなか見応えありました。日本でテレビ等でも何度か見たことありましたが、生で見て改めてその超人技に舌を巻きました。伝統的な棒登りや皿回し、独楽の曲芸。皿回しは皿回し過ぎ(笑)。よくそれぞれぶつからないし、よく落ちないなぁ。信じられないほどの軟体を活かした組体操も十八番。妖精の様な身体にフィットしたセクシー&キュートな衣装が魅力的で、ライティングやスモークの演出もあって幻想的。身体を自由自在にひねっては様々なポーズを決めていき、身体を90度以上に反ってさらにその上に5段も人が乗ったり。「白鳥の湖」にのせてバレエ風に演出した演目なんかもありました。幼い頃から柔軟訓練を繰り返して実現しているのでしょうけど、人間訓練次第でここまで柔らかくなるんですね・・・(ま、誰でもというわけではないでしょうが)。実際出演者にはまだ小学校低学年くらいの子供居たりして、昔の"サーカスに売られた"じゃないですけど、厳しい訓練等を想像するとちょっと切なくもなったりして。もちろん、豊かになるにつれ、自身の意思で誇りを持って演じているという出演者も多いとは思いますが。上海や中国人の人から見ると、雑技団の彼らはどのように見えるのでしょうね。

上海雑技
▲上海雑技。身体柔らか過ぎ。人積み重なり過ぎ (上海)

演目は、その他にも、椅子や帽子、輪(フラフープ)を使った曲芸、自転車芸、筒乗りなどなど多種多彩。飽きずにあっという間に時間が過ぎていきます。椅子を積み重ねる数やフラフープを廻す数、自転車に乗る人数にしても、見ているこちらが想像するよりも二つも三つも多い数をトライし成功させてしまうから凄いです。最後はサーカスなどでもよくある鉄球の中をバイクがグルグル交差して走る芸。これも、普通のサーカスでは2~3台が関の山だと思いますが、上海雑技団は5台まで入って廻ってました。廻りまくってました。鉄球の中はいっぱいだし、それぞれのバイクの車間はほとんどないような状態。スピードやコースが少しでもずれれば大惨事になりかねない危険さ。凄いし、だいたいどうやって訓練するんだよ~と口アングリしっ放しでした。

上海雑技
▲上海雑技。バイク鉄球に入り過ぎ。走り過ぎ (上海)

終演後は、出口で雑技団の出演者が送り迎え。上海という土地柄、観客には西洋人も数多く、なんだか華やかな雰囲気。大満足でシアターを後にしました。

外灘の夜景
▲外灘の夜景 (上海)

また、ちょこっとですが、外灘(ワイタン)、別名Bund(バンド)へ夜景を眺めにも行きました。黄浦江西岸に続く、租界時代の上海の中心地。当時の古い西洋式建築物が数多く残っていて、夜は美しくライトアップ。また、対岸の浦東新区は対照的に近代的未来的な高層ビル群と上海のシンボル・東方明珠タワーが望めます。大河を挟んで、光に彩られた新旧の美しい街並み。ライトの色なども華やかで、ホントにキレイ!これを見るだけでも上海に来た甲斐があるってくらいかもしれません。外灘にはまた昼間の景色も眺めに来る予定。

ホテルに戻って一休みした後23時を過ぎたくらい、ちょっと時間があったので、ホテル近辺の郊外を散策。食堂などはわりと遅くまで開いていました。何も買わないで帰るのもなんなので、コンビニに寄ることに。上海にはローソン(羅森)やファミリーマート(全家)も見かけましたが、せっかくなので現地のチェーンらしき店に。看板には、"24hour 好徳"とか書いてあります。ちゃんと24時間営業のようです。サンドイッチとかお弁当類はあまり置いてありませんでしたが、それ以外は品数も豊富で、日本のコンビニとほとんど変わらない感覚。ビールやミネラルウォーターなどの飲み物と、お菓子や食べ物をたんまり購入。それでもしめて30元(約450円)。日本なら1,000円~1,500円するくらいは買ったので、やはりコンビニとはいえ物価は安いですね。ビールは500mmで外国製が15~20元(約225~300円)、国産なら10元(約150円)くらい。ジュースは500mmペットボトルで3元~5元(約45~75円)程度。お菓子は1~3元(約15~45円)とか。サンドイッチは賞味期限ギリギリでしたけど、味などは無問題。おはぎのような食べ物(ちょっとチョコっぽい味もした)やアイスもおいしかったです。ポッキーを買ったのですが、グリコとか日本のお菓子の中国版もたくさんありましたよ。ま、店員は最低限のことはしますが、愛想笑いもなく、買い物カゴもこちらが自分で戻すように突き返すし(苦笑)、そんなもんですね。ローソンとか日本のチェーン店だったらもしかしたら接客の教育とかしていてちょっと違うかもしれませんが、残念ながら今回は比較することは出来ませんでした。

ホテルの部屋に戻ってテレビをつけたら、チョン・ジヒョンが出演しているシャンプーのCMをやっていました。韓国の女優さんで中国でも人気があるとは聞いていましたが、本当なんですね。その他も上海のテレビ放送はCMや番組もそこそこ小洒落ています。深夜でしたが化粧品や飲料のCMが目に付いたかな。中国サッカー国内リーグ(Cリーグ)の番組なんかもやってました。

外灘の夜景
▲対岸に見えるのは東方明珠タワーなど (上海)

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