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2006.04.30

豫園と外灘。中国茶芸と少数民族舞踊

豫園
▲豫園 (上海)

今日は、朝から豫園(よえん・ユィユアン)見学。黄浦江のほとり、市外東南に位置する約400年前に作られたという庭園。蘇州にあったような中国庭園の一つですが、個人的には世界遺産に指定されている藕園以上にキレイに整備されている感じがしましたし、かつては市街を見下ろせたという築山や龍を模した屋根を持つ龍壁など一歩一歩が飽きない、まさに一歩一景で楽しめました。

豫園商城
▲豫園商城。凄い人。中国全土から観光客が来ているようです (上海)

しかしその豫園自体よりもさらに印象に残ったのが、庭園を取り巻くように栄えるショッピング街・"豫園商城"と老街。デパートのような大きな店から小さな個人店まで無数の店舗がひしめいています。そして溢れる人、人、人。実は4月30日から中国も日本と同じくゴールデンウィークに突入したらしく、普段でも人は多いらしいのですがさらに輪をかけた混雑とのことでした。中国建築風の景観に統一された街、お土産屋や小物屋から、食堂、マクドナルド、スターバックスまでが並ぶ商店街は、さながら中国の浅草でしょうか。豫園はツアーで来たのですが、昼食後、自由行動時間が約1時間あったので、コールド蜂蜜ミルクティーのような謎の飲み物をドリンクスタンドのような店で3元(約45円)で買って、チューチュー飲みながら散策。洋服屋や玩具屋まであり、まさになんでもあり。雰囲気だけでも慌しい中国らしさ全開で、楽しかったです。

昼食は点心料理。豫園周辺は小龍包がおいしくて有名らしいですが、昼食にも小龍包は出て、豚肉の肉汁がジュワッと口の中に広がってたまりませんでした。おいしい!その他、蒸し餃子、肉まん、杏あんまんまで、レストランの窓から見える豫園商城のチャイナらしい景色も相まって、本場中華を堪能しました。

外灘
▲外灘。欧風の建築物が異国情緒を醸し出す (上海)

午後は、昨夜夜景を楽しんだ外灘へ再び向かいます。昼の景色もなかなか良いです。東方明珠タワーはシルバーに赤、その他のビルも青やら黄やら。このカラーリングセンスはやっぱ日本にはないですよね。上海には地震がないこともあって、昨日書いたようにデザインもやりたい放題。地震や安全対策で規制が多く、また無難を好む傾向がある日本と対照的で、中国は建築家にとっては結構楽しい国かもしれませんね(笑)。

浦東地区の高層ビル群
▲外灘から眺める浦東地区の高層ビル群 (上海)

外灘の駐車場近くにある茶芸店・XINYUAN TEA HOUSEに立ち寄ります。日本語の上手な店員が、手馴れた手つきでお茶をたててくれます。「どくだみ~、ハブ茶、プ~ア~ル~♪」と爽健美茶の歌も知ってたり、一葉茶の話のときも樋口一葉を引き合いに出したり、知識の豊富さと話の上手さに感心。それでも日本へは行ったことはなく、すべて夜間の日本語学校などで勉強したといいますから、頭が下がります。

小ぶりの茶器を並べて、手早く時に茶がこぼれるほどの勢いで入れていく。なんだかマジックのカードさばきのようで、見ていて楽しい。聞香杯と言われる少し縦長の茶器にお茶を注ぎ、飲杯をかぶせ、くるっとひっくり返して、客前に出されます。聞香杯を円を描くようにゆっくり持ち上げると、飲杯にお茶が移って広がります。ここで空になった聞香杯を香り、杯に残った茶の香りを楽しむ。それから、いよいよ飲杯でゆっくりお茶を頂きます。ちなみに、お代わりは聞香杯に注がれます。二杯目以降は、自分で聞香杯に飲杯を被せて、ひっくり返すことになります。こういった過程は、日本茶道とは全く違う風情と楽しさがありますね~。話の上手さにも乗せられて、思わず茶葉4缶セットを購入しちゃいました。鉄観音、ジャスミン茶、一葉茶、プーアル茶、それぞれ100gずつ。おまけにローズ茶も付けて貰って、しめて600元(約9,000円)也。

レストラン・タイ族村
▲レストラン・タイ族村。民族舞踊ステージ (上海)

夕食は、"タイ族村"というレストランへ。タイ族とは中国西南・雲南省南部の西双版納タイ族自治州を中心に1,000年以上の歴史を持つ少数民族。そのタイ族の人たちがウェイターを務め、中央のステージでは民族舞踊を披露してくれたりもします。タイ族は竹楼と呼ばれる竹製の民家が特徴だそうで、店構えや内装もそうした雰囲気を演出しています。料理は、わりと一般的な江南・上海料理でした。簡素でどこかハワイのフラダンスのような踊りや、男女で組んでのフォークダンスのような踊り、上海雑技等と比較すると随分素人臭いステージですが、それがかえって微笑ましかったです。

外灘の景色と中国茶、そして少数民族の舞踊を、優雅に楽しんだ一日でした。

2006.04.29

上海の雑技と夜景

上海の朝、通勤ラッシュ時の街は凄い。クルマは渋滞し、人は溢れ、交差点の信号から車線変更から何しろ交通マナーも良くないので、道路はまさに戦場(苦笑)。クラクションが鳴り響き、事故寸前の冷や冷やする場面にも度々遭遇。というよりも、実際に玉突きして立ち往生しているクルマや、何やらトラックとバスの運ちゃんが道の真ん中でクルマ止めたまま、口喧嘩しているシーンなども目撃。車道はわりと広く車線も多いのですが、それでも足りない様子。車線変更などもかなり強引にしてくるので、ぶつからないのが不思議なくらい。徒歩だと信号が青でも横断歩道を渡るときは全く油断できません。こりゃ交通事故も非常に多いことでしょう・・・。

上海市内
▲高層マンションが乱立する市内 (上海)

観光地周辺や中心街しかクルマで通ったり歩いたりしていないからかもしれませんが、一軒家はほとんど見当たらず、高層マンションやアパートだらけ。オンボロな建物でも、10階以上は当たり前にあったりします。しかし高層なわりに細くて奇抜なデザインの建物も多く、某姉歯もビックリな建物エキスポの様相。上海は地震はないそうですが、先日も書きましたが地盤沈下は問題になっているようなので、5年後10年後と将来はちょっと心配かも。

上海を案内してくれたガイドさんによると、中国ではあまりマンションやアパートを"借りる"という概念は一般的ではないらしく、価格が高騰している上海や北京であっても、住もうと思うからには、マンションを"購入"しようと奔走するらしいです。上海では一般的なマンションでも200万元(3,000万円)以上はするそうなので、都市部の人々でも平均収入が日本の3分の1とか4分の1とかいうことを考えると、かなり高価なはず。わりと簡単な審査でローンは組めるそうで大半の人はそれを利用しているそうですが、日本以上にローン地獄かもしれませんね。ま、とはいえ、それは上海や北京など中国全土からすれば本当に一部の都市の話。都会と田舎の所得や物価の格差は開くばかりなようです。社会主義の国なのに・・・、経済特区に垣間見る一国複数制度の歪みでしょうか。ちなみに、上海とはいえ、土地は個人では一切所有できず、すべて国有地だそうです。人民はその居住権を30年とか50年、75年といった単位で買うという形式が取られています。それで3,000万円とかですから、やはり高いですね。

夕飯は上海料理。やや甘みがある味付けが多いのが特徴だとか。小龍包や鶏肉や鳩(?)の炒め物、豚の角煮のようなものなどを頂く。昼飯も含めて、基本的にコースで回転テーブルにバンバン料理が運ばれてくる感じ。茶っぱなどで味付けしてある料理とか、あと炒飯などゴハンが店などによってはちょっと匂いや癖があったりしますが、大方食事はおいしかったです。この日の昼飯と夕飯はツアーに付いているものだったこともあって、残念ながら上海蟹など高価な海鮮料理系はありませんでした。上海蟹は季節も違うようですしね(汗)。しかし向こうも日本人客であることを意識してメニューを組んでいるのか、大きく口に合わないというような料理もほとんどなく、満足できました。

上海雑技
▲上海雑技。皿回し過ぎ (上海)

そして、今夜はついに行きました!・・・上海と言われてパッと浮かぶものの一つ。友達にも「上海に行くんだ」と言うと、必ずと言っていいほど「アレ見に行かないの?」と言われる、そう、"上海雑技団"です(笑)。ま、"団"と言っても、実は複数の団体が存在していて幾つかの劇場で上海雑技は行なわれており、僕らが行ったのは新上海馬劇団が演じる白玉蘭劇場(たぶん(笑))。19時30分から開演し、約2時間程度の公演。

いや~、やはりなかなか見応えありました。日本でテレビ等でも何度か見たことありましたが、生で見て改めてその超人技に舌を巻きました。伝統的な棒登りや皿回し、独楽の曲芸。皿回しは皿回し過ぎ(笑)。よくそれぞれぶつからないし、よく落ちないなぁ。信じられないほどの軟体を活かした組体操も十八番。妖精の様な身体にフィットしたセクシー&キュートな衣装が魅力的で、ライティングやスモークの演出もあって幻想的。身体を自由自在にひねっては様々なポーズを決めていき、身体を90度以上に反ってさらにその上に5段も人が乗ったり。「白鳥の湖」にのせてバレエ風に演出した演目なんかもありました。幼い頃から柔軟訓練を繰り返して実現しているのでしょうけど、人間訓練次第でここまで柔らかくなるんですね・・・(ま、誰でもというわけではないでしょうが)。実際出演者にはまだ小学校低学年くらいの子供居たりして、昔の"サーカスに売られた"じゃないですけど、厳しい訓練等を想像するとちょっと切なくもなったりして。もちろん、豊かになるにつれ、自身の意思で誇りを持って演じているという出演者も多いとは思いますが。上海や中国人の人から見ると、雑技団の彼らはどのように見えるのでしょうね。

上海雑技
▲上海雑技。身体柔らか過ぎ。人積み重なり過ぎ (上海)

演目は、その他にも、椅子や帽子、輪(フラフープ)を使った曲芸、自転車芸、筒乗りなどなど多種多彩。飽きずにあっという間に時間が過ぎていきます。椅子を積み重ねる数やフラフープを廻す数、自転車に乗る人数にしても、見ているこちらが想像するよりも二つも三つも多い数をトライし成功させてしまうから凄いです。最後はサーカスなどでもよくある鉄球の中をバイクがグルグル交差して走る芸。これも、普通のサーカスでは2~3台が関の山だと思いますが、上海雑技団は5台まで入って廻ってました。廻りまくってました。鉄球の中はいっぱいだし、それぞれのバイクの車間はほとんどないような状態。スピードやコースが少しでもずれれば大惨事になりかねない危険さ。凄いし、だいたいどうやって訓練するんだよ~と口アングリしっ放しでした。

上海雑技
▲上海雑技。バイク鉄球に入り過ぎ。走り過ぎ (上海)

終演後は、出口で雑技団の出演者が送り迎え。上海という土地柄、観客には西洋人も数多く、なんだか華やかな雰囲気。大満足でシアターを後にしました。

外灘の夜景
▲外灘の夜景 (上海)

また、ちょこっとですが、外灘(ワイタン)、別名Bund(バンド)へ夜景を眺めにも行きました。黄浦江西岸に続く、租界時代の上海の中心地。当時の古い西洋式建築物が数多く残っていて、夜は美しくライトアップ。また、対岸の浦東新区は対照的に近代的未来的な高層ビル群と上海のシンボル・東方明珠タワーが望めます。大河を挟んで、光に彩られた新旧の美しい街並み。ライトの色なども華やかで、ホントにキレイ!これを見るだけでも上海に来た甲斐があるってくらいかもしれません。外灘にはまた昼間の景色も眺めに来る予定。

ホテルに戻って一休みした後23時を過ぎたくらい、ちょっと時間があったので、ホテル近辺の郊外を散策。食堂などはわりと遅くまで開いていました。何も買わないで帰るのもなんなので、コンビニに寄ることに。上海にはローソン(羅森)やファミリーマート(全家)も見かけましたが、せっかくなので現地のチェーンらしき店に。看板には、"24hour 好徳"とか書いてあります。ちゃんと24時間営業のようです。サンドイッチとかお弁当類はあまり置いてありませんでしたが、それ以外は品数も豊富で、日本のコンビニとほとんど変わらない感覚。ビールやミネラルウォーターなどの飲み物と、お菓子や食べ物をたんまり購入。それでもしめて30元(約450円)。日本なら1,000円~1,500円するくらいは買ったので、やはりコンビニとはいえ物価は安いですね。ビールは500mmで外国製が15~20元(約225~300円)、国産なら10元(約150円)くらい。ジュースは500mmペットボトルで3元~5元(約45~75円)程度。お菓子は1~3元(約15~45円)とか。サンドイッチは賞味期限ギリギリでしたけど、味などは無問題。おはぎのような食べ物(ちょっとチョコっぽい味もした)やアイスもおいしかったです。ポッキーを買ったのですが、グリコとか日本のお菓子の中国版もたくさんありましたよ。ま、店員は最低限のことはしますが、愛想笑いもなく、買い物カゴもこちらが自分で戻すように突き返すし(苦笑)、そんなもんですね。ローソンとか日本のチェーン店だったらもしかしたら接客の教育とかしていてちょっと違うかもしれませんが、残念ながら今回は比較することは出来ませんでした。

ホテルの部屋に戻ってテレビをつけたら、チョン・ジヒョンが出演しているシャンプーのCMをやっていました。韓国の女優さんで中国でも人気があるとは聞いていましたが、本当なんですね。その他も上海のテレビ放送はCMや番組もそこそこ小洒落ています。深夜でしたが化粧品や飲料のCMが目に付いたかな。中国サッカー国内リーグ(Cリーグ)の番組なんかもやってました。

外灘の夜景
▲対岸に見えるのは東方明珠タワーなど (上海)

庭園と水路の都、蘇州

2日目の朝。目が覚めて窓の外を眺めると、少し薄曇・・・かと思ったらそうではなく、黄砂とスモッグの仕業。天気は晴れ。今年は日本でも観測されているように黄砂が酷いみたい。僕らが上海で宿泊したのは、新民大酒店(Xinmin Hotel)。三ツ星弱といったホテル。ビリヤード場やアスレチックジムもあり、部屋はこじんまりしてはいるものの至って快適でした。そんな何気ないホテルでも普通に26階建だったりするところはさすが上海です。

まず小銭も必要だろうと日本円を人民元に両替しようとフロントへ行きましたが、時間が夜遅いとか朝早いで係(?)がいないのか、なんだかよく分かりませんが断られました(汗)。日本語はもちろん、英語も思っていたより通じません。ま、そんなに従業員の態度は悪くなくて(良くもないけど)、朝食を食べた別棟のカフェなんかもそれなりに案内なんかはしてくれますが、やはり言葉は中国語で話しかけられました。

朝食はバイキング(朝から中華(笑)。パン等もありますけど)で済まし、いざ上海市街・・・ではなく、今日は蘇州(スーチョウ)へ。クルマで約2時間ほどのところにある長江南岸、かつては呉の首都として栄えた中規模の文化都市。多数の古典庭園が点在し、小橋や水路が多いのも特色。シルクとその刺繍が名産。

観光地へ向かう途中、刺繍研究所に立ち寄ります。毛沢東や日本の天皇陛下、ダイアナの肖像画を刺繍で作ってあったり、裏表リバーシブルの不思議な刺繍など。大きなものは製作に1年も2年もかかるそうで、その気の遠くなるような細かな仕事に圧倒されました。

寒山寺
▲寒山寺の鐘と、聴鐘石 (蘇州)

目の覚めるような刺繍の数々にすっかり目の覚めた(笑)僕ら一行は、まずは寒山寺というお寺へ。唐代の詩人・張継の「楓橋夜泊」という漢詩に詠まれていることで知られ、ここの除夜の鐘は中国全土から(日本からも)遥々聞きに来る人がいるくらい有名らしいです。張継の漢詩は小学校の教科書に載っていて中国人なら誰でも知っているほど有名なものだそうですが、そういえば自分も大学の中国語の授業で習ったような気がします。全然意訳とか忘れていましたが・・・。また、除夜の鐘ではありませんがこの日も鐘は鳴らしていて、聴鐘石の側でしばらくその"鐘の声"を楽しみました。

月落ち烏啼いて霜天に満つ
江楓漁火愁眠に対す
姑蘇城外の寒山寺
夜半の鐘声客船に到る
         ・張継 / 楓橋夜泊

虎丘
▲虎丘、雲岩寺塔 (蘇州)

次に向かったのは、虎丘(フーチウ)。 春秋時代、呉の国王夫差が父のために造園・建築、夫差没後は自身もここに埋葬されたそうです。印象深いのは、宋代(961年)に建立されたという雲岩寺塔。この塔、ちょっと傾いてます。まさに中国版・ピサの斜塔。いまや蘇州のシンボルともなっているとか。残念ながら昇ることは出来ませんが、近くで見てみるとレンガを重ねた作り。かなり荒廃が進んでいますが、よく崩れないなぁと感心。レンガを合わせる目地には、粘土や植物や動物の脂肪、蜂蜜(!)などを原料とした糊が使われているそうです。

蘇州水路
▲水路とゴンドラ (蘇州)

虎丘を一通り散策した後は、その麓から運行しているゴンドラに乗って蘇州の水路をクルーズすることに。水上市場ではないのでタイのように舟で物売りとかは来ませんでしたが、両岸の景色を眺めているだけでも楽しい。水路の両岸にはオンボロな民家が軒を連ね、時には水路の水で洗濯をしていたりして、アジアンな趣き。一つ問題点があるとすれば、水路の流れが少々淀んでおり、近年の急激な近代かもあってか水が臭い!正直ドブの匂い。"アジアのベニス"と例えているガイドブックなども多々あるようですが、それならこれは致命的。そう簡単ではないのでしょうけど、もう少しどうにかしてほしいかな。

船を下りて、最後に訪れたのは、藕園(ぐうえん)。蘇州の古典庭園はその9つもがユネスコ世界文化遺産に登録されていて、その一つ。蘇州古典園林は、ほとんどはかつて宋代や明代に築かれた個人庭園。日本庭園と近い道教思想を基盤にした自然や神仙の世界を表現してはいるものの、太湖の浅瀬で侵食されて生成されるという穴だらけの奇妙な太湖石は独特の神秘性を演出していますし、「一歩一景」というらしいですが、入り組んだ回廊や小さい穴を潜る仕切り門で歩くたびに景色が変わる造りなど、中国庭園独特の世界がありました。

藕園
▲藕園から小舟で駐車場へ (蘇州)

藕園では、出口から駐車場までの短い距離ではありますが小舟送迎のサービスがあって、船頭のオジサンが何やらお歌を歌いながら一生懸命漕いで送ってくれました。"アンコール"が起きると、オジサンは照れて「今日は喉の調子が・・・」とか(中国語と身振りで)言ってましたが、しばらくすると結局2曲を熱唱。下船際、「謝々」と言うと嬉しそうに照れ笑いしてました。

帰りはシルク製品のお土産店に寄って、上海へ戻りました。刺繍しかり、中国庭園や歴史あるお寺しかり。中国の歴史や文化の深さ、細やかさを味わえる蘇州の旅でした。

スーパー
▲ゴンドラ降り場の脇にあった自称"スーパー" (蘇州)

2006.04.28

中国へと旅立ち、上海に到着

初めての中華人民共和国(香港は除く)、降り立った地は上海。僕らが夜遅くに到着した空港は、上海浦東国際空港。1999年に開港した新国際空港で、今では虹橋国際空港に代わり世界との空の玄関となっています。まだ滑走路1本ですが、10年後には世界最大規模の空港となるべく今も空港の拡張工事が続けられています。

実は往路の飛行機、予定では中国国際航空だったのですが、設備不良とやらの理由で、急遽日本航空の上海行きに変更に。たぶんサービス等はJALの方が断然良いので、ちょっと得したかも。肉炒めやゴハン、蕎麦などの機内食を頂き、仮眠していたらあっという間の所要時間約3時間で到着。思いの他、近い。近くて遠い国とはまさにこのことでしょうか。

到着してまず、フランス企業がデザインしたという斬新なターミナルビルに目が奪われます。広大な天井に整然と並んで突き出した細い柱。柱と柱にはケーブルが張り巡らされていて、屋根を吊り支える梁のような役目をしているようです。

問題点は日本の成田と同じで、上海市街から立地が遠いこと。市街中心地へは約40km、バスやタクシーで約1時間半はかかります。リニアモーターカー(!)の路線などもあるそうですが、終着駅が若干郊外なので市街中心地へ行くには、結局またそこからタクシーなど別の交通機関を利用することになるとか。最高速度430kmの車窓の景色はかなり速く怖いくらいらしい。線路高架の地盤沈下が問題になっていて(上海は全体的に地盤が軟らかく、地盤沈下は、高層ビルなど市内建築物全てで懸念されています)、いろんな意味でスリルも満点だとか。次来る機会があれば、是非(!?)リニアに乗って市内へ向かってみたいものです。

かくいう僕らは、空港で旅行会社が用意した専用バスに乗り込み、高速道路などを経て一路上海市街へ。平日の夜遅くということもありそれほど道路も混雑しておらず、予定通りホテルへ到着できました。

ホテルへ向かう車中。閑散とした市外の空港近辺から、次第に見えてくる高層ビル、高層マンション。ビル、ビル、ビル、・・・。多数交差する高速道路。東京に匹敵する、いや凌駕する規模の大都会。到着が深夜だったこともあり、ホテルに着いた後そのまま外へ出ることはしませんでしたが、車窓から見えた夜景だけでも上海の発展が見て取れ、俄然気持ちも盛り上がります。

ニーハオ、中国。ニーハオ、上海。

上海浦東国際空港
▲上海浦東国際空港。天井が独創的 (上海)

2006.04.27

Wii

ホリモン拘置所から出てきましたね~。任天堂の次世代ゲーム機、正式名称が"Wii"に決まったとか。

さて、それでは中華人民共和国へ。向こうではブログの更新は出来そうもありませんが、帰ってきてから旅行記はたっぷり掲載するつもりです。・・・成田は凄い混雑のようですね。

再見!

http://www.nintendo.co.jp/wii/index.html

ジーコJAPAN国内ラストゲーム、観に行くことに

5月13日のキリンカップサッカー日本代表戦のチケットを取ってしまいました。サッカーの試合を実際に観戦に行くなんて3年ぶりくらい。日本代表戦は生まれて初めて。しかもジーコJAPAN最後の国内試合とされる対スコットランド戦、楽しみです。

中田はW杯本番への鋭気を養うため出場しないとのニュースが流れていますし、欧州組はあまり出場しない可能性も高いですが、まぁ仕方ないでしょう。小野や三都主など浦和の選手も誰がどのくらい出場するか興味深いところ。長谷部辺り選ばれると面白いのですけど。

スコットランドと言えば、中村が活躍するスコティッシュ・プレミアリーグの国。しかしスコットランド代表の選手と言っても、一人も名前が浮かびません・・・。でも、サッカーの本場のチームだけに侮れないはず。W杯ではブラジル等のさらに強国とあいまみえるわけですから是非ともキッチリ撃破して欲しいものです。

試合前には壮行会としてちょっとしたイベントもあるとか。個人的には、南海キャンディーズのしずちゃんが出るという話なのが、結構楽しみだったりして(笑)。いったい何すんでしょう!?埼玉スタジアム2002も前回の日韓W杯前の完成披露時にロッカールームまで見学に入ったことはあるのですが、試合を見るのは実は初めてなのでじっくり体感して来たいと思います!

http://www.kirin.co.jp/active/sports/soccer/kcs_kcc/

2006.04.23

人体の不思議展・横浜展

行って来ましたよ。人体の不思議展・横浜展。もう何年も前から全国で開催されている展示会で、ずっと気になっていたんですけど、ついに足を運ぶことが出来ました。本物の死体に真空下で特殊な樹脂を浸透させることによって標本化されるプラストミック人体標本の展示会です。

いや~、人体(死体)だらけでしたぁ。展示物について、ネットなどでかなり写真では見ていたので、ある程度の心構えは出来ていたと思うのですが、それでもやはり実物は凄かったです。単純に気持ち悪いとか不気味とか、そういうのとはちょっと違う不思議な感覚だったような気がします。いやまぁ、とはいえ、まさにリアルCTスキャンとも言うような、全身や顔のスライス標本なんかはさすがに強烈でしたけど。

しかし、内臓の集積具合とか芸術的なまでの筋肉とか、人体の不思議というか凄さは堪能することが出来ました。全身の血管をつるっと抜き出したかのような全身血管標本なども繊細なドライフラワーか綿のようで・・・。構造やその働きもですが、これらのものが我々がほとんど意識することなく日々機能しているということに、改めて自然物への畏敬の念、神秘を感じました。全身標本に触れたり、重さも生動時に近く調整された脳の標本を両手で持つことが出来るコーナーまであります。

でもこれらはみな私たち人間の身体にいつも自然に在るもの。養老孟司氏が言っていたように、自分の命や身体、そして死というものを体感、実感し辛くなった現代において、こうした機会は稀有。興味本位?見世物?異常?非現実!?・・・

それはじつは間違っている。私はそう思う。なぜならわれわれは、人体という存在を、そういう文脈に乗るものとしてそれほど日常的な感想で見ていることは決してできないからである。そこにはなにか、強い緊張感があるはずである。人体の展示について、興味本位だとか、金儲けだとかいうのは、日常の文脈に死体を戻していっているのである。
それは単なる理屈にすぎない。
死体を目の前にして、自分が日常感覚でいられるかといったら、ほとんどの人がいられないことに気づくであろう。ではその「異常な」と自分には思われる感覚を、最後まで詰めていったらどうなるか。
そこで見ている人体はじつは自分だという「感覚」に、いずれは気づくはずである。
」(養老孟司「展示が教えること」より引用)

他人の体内や脳を触っていた手で、数十分後には会場出て近くの喫茶店でケーキ食って、紅茶飲みました(苦笑)。せっかく横浜まで行ったので、山下公園沿いを散策し、桜木町まで移動し、ウインドウショッピングをして帰りました。

親族の葬式の時に遺体を見たり、母の癌の手術時にその取り出した胃など内臓を医者に見せられたことはありましたが、こんなに多くの死体や内臓を、標本とはいえ見たのはもちろん人生で初めてのこと。好奇心や怖いもの見たさから始まった興味ではありましたが、これからこの身体と命と付き合っていく上で貴重な体験になりました。

http://www.jintai.co.jp/main.html

人体の不思議展

図録・人体の不思議

2006.04.18

里芋カレー、ちょい残し、イスラム改宗は死罪

超久々にカレーを作ってみました。が、作り出してからジャガイモのストックがないことに気付く。「えぇい!ままよ!」とばかり台所にあったサトイモを入れてみる。グツグツグツ・・・・。食べてみる。なんかトロトロしてる・・・。

でも意外と食えました。っていうか、結構おいしかったかも。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

料理と言えば、中国では、食事の際、正式の場ではちょい残しがマナー。「もうお腹いっぱいで食べられない。満足満足」という意思表示になるのだとか。しかし最近では、世界のMOTTAINAI(もったいない)の流れを知ってか知らぬか、そのマナーを改めようという動きも高まっているそうです。ちょい残しといえば、我等が日本の会食の席でも、しばしばありますよね。揚げ物とかお菓子とか、一つだけポツンとお皿に残っていたり。あれは、マナーというよりは日本人独特の遠慮だと思うのですが、あれも微妙ですよね。MOTTAINAI。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

元サッカー日本代表監督トルシエ氏がイスラム教に改宗したそうです。ワイン好きのフランス人に何があったのでしょう。そのイスラム教、イスラム教から異教への改宗は死罪に値するとされていて、事実、過去改宗したことを理由に殺された人がいたり、先日もアフガニスタンで改宗し欧米に亡命した人がいて話題になったばかり。お~コワ。

2006.04.16

言葉はきっとグライダー

数日前に誕生日を迎えました。この年齢になると、あまり嬉しくもないのですが、かと言って当日誰にも祝ってもらえないとちょっと悲しいかも(苦笑)。

・・・とか思っていたら翌日、とある友人から連絡貰って夜会うことに。近場の大宮で何の変哲もないダイニングバーでの飲みでしたが、久々にゆっくり飲んで、たった2人だったけど、ちょっと真面目に将来の話なんかもして楽しかったぁ。ナギさん、ありがとう。

昨年の今頃は現在の会社に入ったばかりで週末毎に同僚と飲みに行ったりして盛り上がっていましたが、早1年経って新人気分ともそろそろオサラバといった感じなのかな・・・。ま、本来は引っ込み思案な僕ですから、今くらいで丁度良いのかも。

capsule聴いてたら、マジで曲作りたくなってきました。今年はW杯開幕までに音楽再開するぞなんて言ってたのに、気が付けばもう4月も半ばですよ。GWくらいから本気で取り組もうかな。あ、また「グライダー」聴いてたらなんか泣けてきました(^^ これ、いい曲だわ。

あの日から僕の心にも
大切な 変わらないものが
気分はハイ 言葉はきっとグライダー
大体いっつも飛んでるみたいだ

ああ遠くの場所から 君のこと祈っていられない
こっちへおいで ふたりでいたいよ
♪capsule / グライダー

L.D.K.

2006.04.13

映画「サイレントヒル」、7月8日公開

来たぁ!映画「サイレントヒル」の特報トレイラーが公開、日本語サイトもオープンされました。まだ内容の詳細は分かりませんが、ゲーム原作と異なり母親が主人公みたいですね。娘もシャリルからシャロンと微妙に変わっています。霧が立ち込める街など雰囲気はイイ感じ。モンスターはどうなるんでしょう。重要な裏世界の映像があまり公開されていないので、何とも言えませんが、ゲームからそう違わないよう世界観は再現しているようなのでとりあえずは期待して待ちたいです。自身も闇に取り込まれてしまっていることを気付かないリサの哀しいエピソードが再現されているのかとか、女性警官・シビルの登場の有無など気になるところはたくさん。あの「ジョヴォーダンの獣」の監督(クリストフ・ガンズ)というのが、いろんな意味で(苦笑)気になりますが、あの映画も雰囲気は良かったので、その辺の腕がうまく活かされていればと願っていますが・・・。日本では7月8日公開だそうです(夏休み映画ですね)。

http://www.famitsu.com/game/news/2006/04/13/103,1144921657,51627,0,0.html
http://www.silenthill.jp/

2006.04.09

小室哲哉、mF247から青田典子再生まで

小室哲哉の活動が久々に活発化しています。去る3月23日には、前作からわずか約7ヶ月のインターバルでglobeのニューアルバム『maniac』をリリース。前作を継承したポップさと、経験を重ねて培った落ち着きを伴ったアバンギャルドさが共存する渋い1枚。スタジオライブ録音や各メンバーのソロプロジェクト作品を収録したDisc2も付いて聴き応え充分です。

EPICソニーやSCEの元社長で、各社の創始にも深く関わった丸山茂雄氏が設立した音楽配信専門サイト"mF247"にDJ TKの名義でクラブ系の新曲やリミックス曲をアップロードするなど、アンダーグラウンドな活動もゲリラ的かつ積極的に展開しています。

ここ数年抑え気味であったプロデュース関連の話題もいくつか連続し、最近しばしばメディアで見掛けます。TRFのニューアルバムにはKEIKOが歌う「Ez Do Dance」の"セルフカバー"他を楽曲提供。吉本興業に移籍して以来模索してきた、吉本芸人とのコラボレートも本格化の兆しが見え、漫才と音楽を融合した携帯向け配信サイト"ガチコラ"をプロデュース。また、"チッチキチー"で人気のベテラン漫才コンビ・大木こだまひびきを"素材"にしたラップナンバー「」を発表。1月からiTunes Music Storeでダウンロード販売されていますが、4月26日にはCD化が決定しています。

さらに吉本つながりで、テレビ番組「ロンドンハーツ」の、元C.C.ガールズの青田典子をバブル青田としてCDデビューさせるという企画に全面協力。ちょっと懐かしいダンスナンバーの雰囲気を出す為、90年代に書いて温存していたという楽曲を提供する模様。タイトルは「ジーザス」で、4月19日緊急発売予定。CDデビューまでの裏側は、今週11日の番組特番で放送されるそうです。要チェック!

先月には、過去数々の大ヒット曲、名曲を収録したベスト盤も次々にリリースされ、ここ数年ゆったり活動してきた印象から比べると、俄かに慌しくなってきた感のある小室周辺。「ロンドンハーツ」の話題が取り上げられると、同時期にAsamiが入院したなんてニュースが流れるのはマスコミや業界のイヤらしさも見え隠れしたりしますが、雑音は気にせず、小室氏には面白い楽しい企画、そして良い楽曲を提供してし続けて欲しいなと思います。

http://www.tv-asahi.co.jp/londonhearts/
http://www.komuro.net/

2006.04.08

民主党代表に小沢一郎

小沢一郎が、民主党の新党首になりましたね~。いつも一歩も二歩も引いたところから様子を伺っている感じで、影のフィクサー的なイメージが纏わりついていた小沢氏ですが、ついに党のトップ、顔になったということで。満を持して・・・というか、遅過ぎ!昨年の衆議院選挙惨敗から偽メール問題を経て、今や党の状態はボロボロですし。恐持て強権では反発から解党の危機もあるでしょうし、果たしてどのように小沢さんが党復活の舵を取るのか非常に気になります。

小沢氏は、かつては自民党の中枢にも居たわけですし、日本新党、新生党、新進党・・・と党を作っては壊し、政界を掻き回してきた強引さ、功罪あるでしょう。それでもあえて言うなら、個人的には、昔の日本改造論しかり、憲法改正や自衛隊および国連待機軍の考え方には基本的に賛同する部分が多いです。国連中心主義は、確かに国連がうまく機能していない現状の世界情勢では一見絵空事にも感じられますが、資金面などで大きく貢献している日本が積極的にこうした警察面でも国連に協力し先導することで、混沌とした世界情勢に何か一石を投じることが出来るような想像もします。ま、単純に自衛隊を軍にするというよりは周辺国の理解が得やすい気もしますし。・・・・って、まずは政権取らないと話しになりませんけど(苦笑)。

とにもかくにも、裏で糸を引くようなことではなく、今回のような政権奪取を狙う党の党首として堂々と前面に立つと決意したとなると、俄然注目したいです。個性が強いだけにアンチも信者も多い政治家ですが、少なくとも「最小不幸社会」とかネガティブなスローガン(なんか"日本をあきらめない"の失敗の反省を活かしてない)をしつこく掲げている菅氏よりは、面白いし期待が持てるんじゃないでしょうか。

小泉首相はともかく、次の首相が福田前官房長官や谷垣財務大臣ということになれば、小沢民主党でも善戦できるんじゃないかなという気がします。

http://www.dpj.or.jp/
http://ozawa-ichiro.jp/

2006.04.01

ピコピコな春

ちょっと前 和製エレクトロニカの話とか書きましたが、最近はもうちょいポップなのを聴きたくなって、ちょっとハマってるのがcapsule。中田ヤスタカ率いるインテリアポップミュージックユニット。中田がアートディレクションまでを統括するファッション性なども強く意識したコンセプトで活動を展開しているようですが、これがなかなかキャッチーで心地良い。単なるオシャレ倒れではなく、音のセンスや音質も結構イイ感じです。『L.D.K.』はこれからの季節にもピッタリ。スタイリッシュだけれど、メロディなどどこか懐かしいエレクトロポップの聴き心地もあったりして。'01年から活動しているそうですが、5月にはニューアルバムも出るようなので、これはしばし注目して行こうかと。

また、その中田が楽曲提供/プロデュースも手掛けているPerfumeというアイドルの楽曲、「リニアモーターガール」「コンピューターシティ」もこれまたグッド。アイドルというスタンスからcapsule以上にポップさを強く意識したメロディやサウンド。SFチックなビジュアルコンセプトも、Perfumeの3人の可愛らしさと相まって魅力的です。地方発アイドルとしてスタートして、アキバ系ファンを狙ったり、地味に地道に活動してきたグループなようですが、ちょっと大人になって昨年後半からさらにテクノポップで少しクールな今の色を強めた模様。なかなかいいんじゃないでしょうか。

温かくなってきたこれからの春、capsuleの「空飛ぶ都市計画」なんかを聴きながらドライブとか気持ちいいかも~。

L.D.K.

コンピューターシティ

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