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2005.11.28

ワンダと巨像

先週末は久々にゲームプレイに時間を費やしました。いまハマっているのは「ワンダと巨像」。大好きな「ICO」を製作したチームの新作ということで、とても期待していた作品でした。独特の世界観やグラフィックは「ICO」と通じる部分も多々ありますが、メインである"巨大な敵を剣と弓で倒す"というゲームコンセプトはアクション性も高く、かなり異なります。

プレイヤーキャラの数十倍ある巨像が地面を揺るがし、砂埃を上げて迫りくる様は凄い迫力です。このゲームのミソは、この力では雲泥の差がある相手の急所を探し出し、いかにしてそこを叩くかというところにあります。巨像と初めて対面するときは、「こんなやつ、どうやって倒すんだよ~(泣)」と途方に暮れることもしばしば。異常にデカいやつだけでなく、空飛んでくるやつあり、小さめだけどやったらすばしっこいやつあり、結構様々なタイプが出てきます(全部で16体倒す)。しかし、基本は敵の身体にどうにかしてよじ登り、しがみつき、紋章が示してくれる急所まで辿り着くかなので、巨像の動きや習性を見切ってよ~く考えると活路が見出せるようになっています。攻略サイトや攻略本を見ちゃうとここの部分の醍醐味が半減してしまうかも。ホントに悩んで悩んで分からない!となった時以外は、出来るだけ自分で頑張ったほうが、倒したときの達成感は大きいと思います。止めを刺す"切ない"最後の一撃は唯一無二のカタルシスを与えてくれること間違いなしです。

「ICO」同様、独特の世界観とかをひっくるめての評価になってしまうので、もうこの巨像との戦闘の迫力と緊張感だけでも「買い」であることは確かなのですが、純粋にゲーム性だけを見てみると惜しい点や不満な点もなくはないです。広大なフィールドから天の声や剣の光が示すヒントを頼りに巨像の居場所を探り当てる、これは良いでしょう。しかし、それ以外にフィールドでやるべきこと、出来ることは少なく、確かに空気感が伝わるような景色は美しいのですが、さすがに中盤以降は移動が退屈になってきます。愛馬のアグロもなかなか思うように走ってくれませんし(汗)。

探索→巨像遭遇→巨像破壊の繰り返しが16回続くなか、序盤と終盤以外にはそれほど劇的なストーリー展開がないのも、残念なところ。少々作業的になってしまう感はあります。シンプルなのは「ICO」からの良さだとは思いますが、「ICO」は景色が変わっていくのに比較して、今回は巨像を倒すたびにスタート地点の神殿に強制的に戻されるので、その単調さが目立ってしまうのかも。

いま13体目のトンボのような巨像を空から叩き落したところ。なかなか羽根に飛びつけず苦労しましたが、残り3体。「ICO」もエンディングで感動させられたので、頑張って本作もクリアしたいと思っています。クリアしたらまた感想をアップするかも。正直まだ現段階ではストーリー的にはほとんどと言っていいほど、ゲーム内では説明がないので。ただ抜け殻のように眠る少女の魂を取り戻すべく、その唯一の方法であるという巨像との闘いにひたすら挑んでいく。本当にその程度なんです。「ICO」も多くは語らないゲームでしたが、それ以上かも。脳内補完も重要です。

何はともあれ、TV-CMの崩れるように倒れる巨像の映像を見て惹かれた人は、一度手にとってみて損はないと思います。

ワンダと巨像

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