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2005.07.31

グラン・ブルー

プロフィールなどでリュック・ベッソンが好きと言っておいて、これまで観ていなかった(汗)出世作である「グラン・ブルー」、先日やっとDVDで観ました。シンプルだけど、生き方、友情、愛、いろいろと胸に響くストーリーで、海中からタオルミナの街並みまで映像も美しいし、評判通り良い映画でした。

フリーダイバーのジャック・マイヨールをモデルにした物語。友であり良きライバルであったエンゾを演じるのは、監督のベッソンとともにこの作品で名を馳せたジャン・レノ。彼がさすがにとてもいい味出してました。海岸やプールサイドでピアノを奏でるシーンも様になり過ぎだし、一方コミカルなシーンもうまく演じているし、改めて好きになりました。

海に潜るために生まれてきたような男たち。しかし間違って人間に生まれてきたかのように、悩まされ、そして失っていくもの・・・。ジャックを演じるジャン・マルクバールもその繊細さを見事に演じていますが、彼がその後あまり作品に恵まれていないのはやはりそれだけこの作品のインパクトが強すぎたこということでしょうか。

モデルとなったジャック・マイヨールは、この映画も手伝って広くフリーダイビングの神のごとく敬われる存在でしたが、4年前のクリスマス直前に自殺して亡くなりました。宿敵・エンゾも実在の人物ですが、本人の承諾が得られなかったということで名前などが少し異なります。実在のエンゾの名は、エンゾ・マイヨルカ。映画では無謀な潜水で命を絶つのですが、本物はご健在のようです。その辺も実名使用を拒んだ理由なのかな!?映画ではジャックが120mを超える記録を出しますが、現実では'74年にエンゾが87mの世界記録を出した後、記録競技としてのフリーダイビングが禁止されているそうなので、あくまで映画はフィクションとして観た方がいいのかもしれません。

ベッソン自身、両親がダイビングインストラクターで、幼い頃から海やイルカに強い興味を抱いていたそうです。しかし17歳のとき、自身も映画の如くダイビング事故に合いダイビングの出来ない身体となったとか。ある意味、この映画を撮るのは彼にとって必然だったのかも。

抽象的な心理描写なんかも出てきますし、リュック・ベッソンの映画監督としての素晴らしい表現が凝縮された一作だと思います。最近のプロデュース(製作や脚本担当)作は正直ファンとしてもつまらない作品が多くて残念なばかりなのですが(「ダニー・ザ・ドック」もあまり評判がよろしくないようで・・・(汗))、次回監督作を首を長~くして待っている間、過去の傑作を振り返ってみるのもいいのではないでしょうか。

現在のところ1999年の「ジャンヌ・ダルク」が最も新しいベッソン監督作だと思いますが、洒落なのか本気なのか「監督は疲れるから、人生であと2作しか撮らない」といったことも言っていたりするので、果たしていつになるやら・・・!?

グラン・ブルー

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コメント

初めまして、aoiと言います!

TBありがとうございました。
たいむさんの記事、読ませて頂きましたが、
凄く詳しいんですね、ビックリですよ!!

私も、リュック・ベッソン監督作品では、この他に
「レオン」「フィフスエレメント」なども好きですよ♪

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