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2004.09.16

中島美嘉の限定戦略と今後

昨日発売された中島美嘉のミニアルバム『朧月夜 ~祈り』が発売初日して売り切れの勢いだそうです。ま、売り切れといっても10万枚限定ですが。僕も買いましたが、タイトル曲は非常にいいです。葉加瀬氏によるストリングスをフューチャーした優雅なアレンジと中島の柔らかいヴォーカルが非常に良い感じでマッチしています。メロディの拍手を追いかけるような伴奏の感覚も絶妙です。「沙羅」や「月の砂漠」は若干ヴォーカルに荒さを感じました。でも、全体的に新鮮な興味深い作品に仕上がっていたと思います。出来ればもっと曲数を増やして、きちんとしたアルバムにして欲しかったかな。

話は最初に戻りますが、10万枚限定。ま、今回はもともとが爽健美茶のキャンペーンから派生した企画という部分があるので、分からなくはないですが、中島美嘉はこれまでもシングルで度々こういった何万枚限定という手法を使っています。しかし、これってどうなんでしょう。確かにレコード会社としては売り切れる 程よい枚数が設定できればリスクを低減できるし、「限定」という言葉に弱いリスナーの購買も喚起できる。ある意味堅い戦略と言えます。しかし、今回のように反響が大きく楽曲の評判も上々で、ひょっとして10万枚以上も望めたのではという場合では、ちょっと損かなという気もします。商機を失うほどの慎重な戦略というのは、CDが売れない業界の切実な状況を反映していると思うのですが、10万枚「限定」によって、店頭にあれば買ったかもしれない顧客を逃す、あるいはレンタルなどへと流れてしまうのは、考えてみると皮肉な話です。「限定」ということで、一部業者や個人が大量にストックしてオークションなどで割高で販売したりして、結果実は品はまだ結構あるけれど通常のCDショップにはない、みたいな不健全な状況にもなりがちですし。長期的に見ると、あまり得策ではないのではないかという気もします。

「STARS」「WILL」「雪の華」とバラードのヒットを飛ばし続けた中島美嘉ですが、そろそろ正念場というか転換期に来ているのは確かだと思います。そういったなかで、今回唱歌を取り挙げた「朧月夜 ~祈り」はとても良いアイデアだったと思います。由紀さおりのようにずっと唱歌で(あれは童謡でしたっけ!?)というわけにもいかないでしょうから(笑)、これは一時の企画ものという位置付けにはなるかと思いますが、もう少し本格的に取り組んでも面白かったかなと。

次のシングルは、「LEGEND」(10月20日発売予定)。例のHi-MDのCMソングとのことで、アレンジはCMは着メロ配信の時とは若干変わるそうです。個人的にはちょっとエレクトロニカな雰囲気のアンニュイなアレンジなんかを期待したいのですが無理かなぁ。今年はシングルでまだ大きなヒットもないし、本当にこれからが正念場でしょう。昨年の「雪の華」も10月でしたし。

僕がもしプロデューサだったら(ありえない~)、ちょっと骨太なロックサウンドのアップテンポを中島美嘉流に歌わせてみるなんてのも面白そうだと思うんですけどね。ま、本人があまりそちらの音楽性には興味がなければ難しいですが。ファッション的にも結構パンキッシュな部分も持ってるし、カッコいいことが出来そうに思うのですが・・・。僕としてはそれくらいのインパクトが、ここらでちょっとなくてはいけないと考えます。ずっとロックをやるっていうのではなくて、多くの人に飽きられない戦略、また可能性を広げるという意味で。やりようによっては怖いですけどね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040915-00000064-sph-ent


朧月夜

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